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MES FILMS PRÉFÉRES 2016

2016年に見たお気に入りの作品です。(鑑賞順)

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”Ce sentiment de l’été”ミカエル・ハース監督

Patersonジム・ジャームッシュ監督

La Mort de Louis XIVアルベール・セラ監督

”I Tempo felicitate verranno presto”アレッサンドロ・コモダン監督

”La Loi de la jungle”アントナン・ペレジャトコ監督

”Swagger”オリヴィエ・バビネ監督

『鳥類学者』ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督

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その他にも『ジャクソン・ハイツ』『山河ノスタルジア』『ミッドナイト・スペシャル』 ”Rester vertical”Hell or High Water””Apnée””Ta’ang”『トッド・ソロンズの子犬物語』『ハドソン川の奇跡』『メッセージ』”Manchester by the Sea”…


日本映画では『クリーピー 偽りの友人』『淵に立つ』『この世界の片隅で』が良かったです。『ダゲレオタイプの女』は2017年2月にやっと見れる!ラヴ・ディアズ監督の『痛ましき謎への子守唄』はいつチャンスが訪れるのか…


そして、ポンピドゥーセンター依頼によるジャファール・パナヒ監督の短編”Où en êtes-vous, Jafar Panahi?を。

https://www.dailymotion.com/video/x4x3pzn_jafar-panahi-ou-en-etes-vous_shortfilms


フランスは日本よりも先に公開されることが多いので、苦手のタイプの作品だと思って見逃して、後から後悔したケースも多々。2017年は見ず嫌いをなくすのを目標に!


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# by berceau-du-cinema | 2016-12-31 23:29 | CINEMA/ETC. | Comments(0)

アガタ・ボニツェールが女教皇ヨハンナに

女性ながらも9世紀にローマ教皇に在位したという伝説のある女教皇ヨハンナの物語が、新人監督ジャン・ブレシャンの手によって映画化されました。


幼い頃に孤児となって修道院に預けられて写本者となったヨハンナは、若き僧のフロマンタンと恋に落ちて駆け落ちをします。しかしフロマンタンは人を殺した後に殺害され、一人残されたヨハンナはローマに向かうことに。時の教皇レオ4世に気に入られた彼女は、教皇が亡くなった後にその後を継ぐことになる物語です。

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この伝説の女性を演じるのは『華麗なるアリバイ』などに出演しているアガット・ボニゼール。パスカル・ボニゼールとソフィー・フィリエールという共に監督の両親を持つ彼女は1989年生まれの26歳。透き通るような白い肌を持った神秘的な女優なので、彼女にぴったりの役と言えるでしょう。フロマンタン役にはこれが3本目の映画出演となる若手のグレゴワール・タクナキアン。フランソワ・トリュフォー監督の1963年の作品『突然炎のごとく』や『柔らかい肌』に子役で出演していたサビーヌ・オードパンが修道女役を演じています。


撮影は今年の6月にコルシカ島で行われました。フランスでは来年2月22日に公開されます。


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# by berceau-du-cinema | 2016-12-15 16:59 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ミヒャエル・ハネケ監督がジャン=ルイ・トランティニャン&イザベル・ユペールと再タッグ

ミヒャエル・ハネケ監督がこの夏、新作”Happy End”の撮影を敢行しました。


前作の『愛、アムール』に出演していたジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペールに加え、マチュー・過疎ヴィッツを迎えた今作はフランス北部の街を舞台にしたブルジョワ家族の物語で、その街ではイギリスに渡ろうとする難民たちが足止めを喰い、劣悪な状況と貧困と戦っているにも関わらず、彼らのことは全く目に入らず、自分たちに襲い掛かった不運だけに気を取られている様を描いています。

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夏の海岸で撮影の様子。ハネケ監督と打ち合わせをするカソヴィッツと、彼が娘役の少女と浜辺を歩いているシーンの様子です。撮影はカレー、ダンケルク、内陸の街ドゥエーで行われた後、南仏のヴァール県に移って終了しました。


祖国の大学で教鞭を取るハネケ監督は夏休みを利用して撮影をする為、2年のサイクルで作品を発表してきましたが、次回作に予定していたフラッシュモブをテーマにした作品が、アメリカの女優のスケジュールが合わないなどの問題にぶつかり、断念。よって今作は『愛、アムール』から5年ぶりの新作になります。もちろん次回のカンヌ映画祭への出品の最有力候補です。


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# by berceau-du-cinema | 2016-12-10 16:58 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ジャンゴ・ラインハルトの伝記が映画に

ロマの音楽をジャズに融合させたことで知られるギター奏者のジャンゴ・ラインハルトの伝記映画”Django Melodies”が現在、ポスト・プロダクション中です。

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Alexis Salatkoの伝記”Folles de Djangoを原作としている今作はドイツの占領下の1943年からスタート。ミュージシャンとして絶好調の時期にあったラインハルトは毎晩、パリの有名なミュージック・ホールであるフォリ・ベルジェールで演奏をしていましたが、ある日、ナチスのプロバガンダの為にベルリンでコンサートを開くことを提案されます。しかし彼らから迫害されているロマ出身である彼は身の危険を感じ、ファンの一人であるLouise de Klerkの力を借り、妊娠中の妻と母親を伴ってスイスに逃亡しようとする物語です。

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ジャンゴ役は『預言者』たちで見出された演技派のレダ・カデブに。Louise de Klerkwをセシル・ド・フランスが演じる他、ハンガリーの歌手パヤ・ベア(ベアータ・パヤ)も出演していますが、彼女はやはり出演をしたトニー・ガトリフ監督の『トランシルヴァニア』の音楽を担当した経験があります。


メガホンを握るのは『神々と男たち』や『大統領の料理人』などで脚本を担当したエチエンヌ・コマール。これが監督としてのデビューになります。脚本には原作者のAlexis Salatkoも参加しています。撮影はマチュー・アマルリック作品から『ムード・インディゴ うたかたの日々』『美女と野獣』まで幅広く活躍するクリストフ・ボーカルヌが担当し、2016年2月から5月までパリとオート・サヴォワ地方、そしてスイスで行われました。フランスでの公開は2017年4月26日に決定しています。


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# by berceau-du-cinema | 2016-12-05 16:50 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

CANNE 2016

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2016年度カンヌ映画祭の私的星取り表と(知っている限りの)日本公開情報です。

公式コンペティション部門は、既に言われているように、有名監督の作品が並んだものの、までのキャリアに較べると並の出来の作品が多く、『Toni Erdman』や『Aquarias』などニューカマーの作品が好評を得たものの、賞を逃すという結果になり、受賞結果には大きな疑問を残しました。

ある視点部門は作品ごとのクオリティーにあまりにも開きがあり、セレクションに問題があるのでは?と感じたほど。
監督週間部門は現ディレクターの冒険のない予定調和路線がそのまま継続されていて、個人的には刺激のある作品が少な過ぎて退屈なのですが、一般客を含め、このセレクションを評価する向きも多いそうなので、この方向性でそのまま進みそうです。(今年もカメラドールを取りましたし…)
初長編もしくは2本目の作品が対象にも関わらず、野心のある完成度の高い作品が並んだ批評家週間部門の方が面白いセレクションになっていました。

日本公開情報で「?」マークがついているのは、メジャーが日本の権利も取得してしまったので、実際に公開されるか分らない作品です。

公式セレクションの受賞結果:http://www.festival-cannes.com/en/palmares/all-awards

コンペティション部門

『Toni Erdman』マーレン・アーデ監督(ドイツ)★★★(日本公開)
『Julieta』ペドロ・アルモドバル監督(スペイン)★★★(日本公開)
『American Honey』アンドレア・アーノルド監督(イギリス)★★★★(日本公開?)
『Personal Shopper』オリヴィエ・アサイアス監督(フランス)★(日本公開)
『La Fille Inconnue』ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督(ベルギー)★★★(日本公開)
『It’s Only the End of the World』グザヴィエ・ドラン監督(カナダ)★★★(日本公開)
『Slack Bay』ブリュノ・デュモン監督(フランス)★
『Mal de Pierre』ニコル・ガルシア監督(フランス)(日本公開)
『Rester Vertical』アラン・ギロディー監督(フランス)★★★★
『Paterson』ジム・ジャームッシュ監督(アメリカ)★★★★★(日本公開)
『Aquarias』Kleber Filho Mendonca監督(ブラジル)★★★★
『I, Daniel Blake』ケン・ローチ監督(イギリス)★★★★(日本公開)
『Ma’ Rosa』ブリランテ・メンドーサ監督(フィリピン)★★★
『Bacalaureat』クリスチャン・ムンジウ監督(ルーマニア)★★★(日本公開)
『Loving』ジェフ・ニコルズ監督(アメリカ)★★★★(日本公開)
『The Handmaiden』パク・チャヌク監督(韓国)★★(日本公開)
『The Last Face』ショーン・ペン監督(アメリカ)X(日本公開)
『Sieranevada』クリスティ・プイユ監督(ルーマニア)★★★
『Elle』ポール・ヴァーホーヴェン監督(オランダ) ★★★★(日本公開)
『The Neon Demon』ニコラス・ウェンディン・レフン監督(デンマーク)★★★(日本公開)
『The Salesman』アスカー・ファルハディ監督(イラン)★★★

アウト・オブ・コンペティション部門

オープニング作品:
『Cafe Society』ウディ・アレン監督(アメリカ) ★(日本公開)

『Money Monster』ジョディ・フォスター監督(アメリカ)★★(日本公開)
『Goksung』ナ・ホンジン監督(韓国)(日本公開)
『The BFG』スティーヴン・スピルバーグ監督(アメリカ)未見(日本公開)

ミッドナイト・スクリーニング

『Gimme Danger』ジム・ジャームッシュ監督(アメリカ)★★★★(日本公開)
『Train to Busan』ヨン・サンホ監督(韓国)
『Blood Father』ジャン=フランソワ・リシェ監督(フランス)未見

スペシャル・スクリーニング

『The Last Resort』タノス・アノストプロス監督、ダビデ・デルデガン監督(ギリシャ/イタリア)
『Hissein Habre, a Chadian Tragedy』マハマト=サレ・ハルーン監督(チャド)未見
『Exil』リティ・パニュ監督(カンボジア)未見
『Last Days of Louis XIV』アルベール・セラ監督(スペイン)★★★★★
『Le Cancre』ポール・ヴェッキアリ監督(フランス)★★★★
『Wrong Elements』ジョナサン・リッテル監督(アメリカ)未見
『La foret de quiconces』グレゴワール・ルプランス=ランゲ監督(フランス)X
『Chouf』カリム・ドリディ監督(フランス/チュニジア)★★

ある視点部門

『淵に立つ』深田晃司監督(日本)★★★★(日本公開)
『海よりもまだ深く』是枝裕和監督(日本)(日本公開)
『Beyond the Mountains and Hills』エラン・コリリン監督(イスラエル)★★
『Inversion』ベーナム・ベーザディ監督(イラン)★
『Apprentice』ブー・ユンファン監督(シンガポール)★★
『The Stopover』デルフィーヌ&ミュリエル・クラン監督(フランス)★★★
『Clash』モハメド・ディアブ監督(エジプト)★★★
『Pericle il nero』ステファノ・モルディーニ 監督(イタリア)未見
『Captain Fantastic』マット・ロス監督(アメリカ)★★★★(日本公開)
『The Student』キリル・セレブレニコフ監督(ロシア) ★★
『Hell or High Water』デヴィッド・マッケンジー監督(イギリス)
『Red Turtle』マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督 (オランダ)(日本公開)
『The Dancer』ステファニー・ディ・ジュスト監督(フランス)★★★(日本公開)
『Personal Affairs』Maha HAJ監督(イスラエル)★★
『The Happiest day in the life of Olli Maki』Juho KUOSMANEN 監督(フィンランド) ★★
『Francisco Sanctis’s Long Night』Francisco MARQUEZ, Andrea TESTA監督 (アルゼンチン)★★★
『Dogs』Bogdan MIRICA監督 (ルーマニア) ★★★
『The Transfiguration』Michael O’SHEA監督 (アメリカ)★★★★

監督週間部門

『Sweet Dreams』マルコ・ベロッキオ監督(イタリア)★★
『Dog Eat Dog』ポール・シュレーダー監督(アメリカ)★★★
『The Aquatic Effect』ソルヴェイグ・アンスパッシュ監督(フランス)★★
『Les Vies de Therese』セバスチャン・リフシッツ監督(フランス)★★★★
『Tour de France』ラシッド・ジャイダニ監督(フランス)★★
『Mercenaire』サッシャ・ヴォルフ監督(フランス)★★
『Divines』ウーダ・ベンヤミナ監督(フランス)(日本公開?)
『L’Economie du couple』ジョアキム・ラフォス監督(ベルギー)★★★
『My Life as a Zucchini』クロード・バラス監督(スイス)★★★★(日本公開)
『Like Crazy』パオロ・ヴィルズィ監督(イタリア)★★★
『Fiore』クラウディオ・ジョヴァンネージ監督(イタリア)★★
『Wolf and Sheep』シャールバヌー・サダット監督(アフガニスタン)★★★★
『Risk』ローラ・ポアトラス監督(アメリカ)★★★★
『Two Lovers and a Bear』キム・グエン監督(カナダ)★★
『Mean Dreams』ネイサン・モルランド監督(カナダ)★★
『Endless Poetry』アレハンドロ・ホドロフスキー監督(チリ)★★(日本公開)
『Neruda』パブロ・ラライン監督(チリ)★★★★(日本公開)
『Raman Raghav 2.0』アヌラーグ・カシュヤプ監督(インド)未見

批評家週間部門

『Album』Mehmet Can Mertoglu監督(トルコ)★★★
『Diamond Island』ダヴィ・チュウ監督(カンボジア・フランス)★★★
『Raw』ジュリア・デュクルノー監督(フランス)★★★★(日本公開?)
『Mimosas』オリヴィエ・ラックス監督(スペイン)★★★★
『One Week and a Day』アサフ・ポロンスキー監督(イスラエル)★★
『Tramontaine』Vatche Boulghourjian監督(レバノン)★★★
『A Yellow Bird』K. Rajagopal監督(シンガポール)★★★

特別上映
オープニング作品:
『In Bed With Victoria』ジュスティーヌ・トリエ監督(フランス)★★
クロージング作品:
『Smile』サンドリーヌ・キベルラン監督(フランス)★★
『En Moi』レティシア・カスタ監督(フランス)★★
『Kitty』クロエ・セヴィニー監督(アメリカ)★★
『Apnée』ジャン=クリストフ・ムーリス監督(フランス)★★★★
『Happy Times Will Comme Soon』アレッサンドロ・コモダン監督(イタリア)★★★★★
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# by berceau-du-cinema | 2016-06-30 18:41 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)