『ラクダと針の穴』(2003年)『女優』(2006年)既に2本の監督作品を発表している女優のヴァレリア・ブルーニ=テデスキが2月27日から新作" Un château en Italie"の撮影に入っています。
全2作同様にノエミ・ルボフスキーとアニエス・ドゥ・サシーと共同執筆されている脚本は、夢の中に出てきた男性との出会いを描いた描いた物語ですが、病気の兄やイタリアの大実業家といったブルジョワ家庭に生まれた運命といったように、やはり自身の物語がベースになっています。
出演は本人自身、実生活でもパートナーであるルイ・ガレル、グザヴィエ・ボーヴォワ、イタリアの俳優フィリッポ・ティーミ(『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』)、カウリスマキ作品で知られるアンドレ・ウィルム(『ル・アーヴルの靴みがき』)らに加え、実の母親であるマリサ・ボリーニも全2作に引き続き出演しています。
撮影は3月10日に一旦終了し、春の終わりから初夏に向けて更に6週間行われます。早く場面写真が見たいですね。こちらは『女優』でのヴァレリアとルイ・ガレル…数年前にカンヌ映画祭の赤絨毯からルイ・ガレルがラブコールを送っていましたし、一度、パリのシネマテークで、彼の友達たちと一緒に映画を見に来た所を目撃したことも。年の差も何のその、本当に仲のいいカップルですね。