コンペティション:
HOMECOMING (カトリーヌ・コルシーニ) ★★ YOUTH(ワン・ビン)★★★ ABOUT DRY GRASSES (ヌリ・ビルゲ・ジェイラン)★★ FOUR DAUGHTERS (カウテール・ベン・ハニア)★ BANEL E ADAMA (AMATA-TOULAYE SY)★★ MAY DECEMBER (トッド・ヘインズ)★★★★ FALLEN LEAVES(アキ・カウリスマキ)★★★★ CLUB ZERO(ジェシカ・ハウスナー)★★ KIDNAPPED(マルコ・ベロッキオ)★★★★ THE POT-AU-FEU(トラン・アン・ユン)★★ A BRIGHTER TOMORROW (ナンニ・モレッティ)★ PERFECT DAYS (ヴィム・ヴェンダース) ★★ LAST SUMMER(カトリーヌ・ブレイア)★★★ LA CHIMERA(アリーチェ・ロルヴァケル)★★★ 『怪物』 (是枝裕和) ★★★ ANATOMY OF A FALL(ジュスティーヌ・トリエ) ★★★★ THE ZONE OF INTEREST (ジョナサン・グレイザー) ★★★ BLACK FLIES (ジャン=ステファン・ソヴェール)★★★ FIREBRAND(カリム・アイノズ)★★★ ASTEROID CITY(ウェス・アンダーソン)★ THE OLD OAK (ケン・ローチ)★★★★
ある視点:
Le Règne Animal (Thomas Cailley) 未見
カンヌ・プレミア:
『首』(北野武)★★★ BONNARD, PIERRE ET MARTHE ★ CERRAR LOS OJOS (ビクトール・エリセ) ★★ LE TEMPS D'AIMER(カテル・キレヴェレ) ★★★ EUREKA (リサンドロ・アロンソ) ★★★★ PERDIDOS EN LA NOCHE(アマト・エスカランテ) ★★L'AMOUR ET LES FORÊTS(ヴァレリー・ドンゼッリ) ★★
特別上映:
MAN IN BLACK(ワン・ビン) ★★★ OCCUPIED CITY(スティーブ・マックイーン)★★★★ ANSELM (DAS RAUSCHEN DER ZEIT) (ヴィム・ヴェンダース)★ RETRATOS FANTASMAS(クレーベル・メンドンサ・フィリョ)★★★
監督週間:
LE PROCÈS GOLDMAN (セドリック・カーン)★★★★ AGRA (Kanu Behl)★ BÊN TRONG VỎ KÉN VÀNG (Thien An Pham)★★★★ BLACKBIRD BLACKBIRD BLACKBERRY (Elene Naveriani)★★★ CONANN(ベルトラン・マンディコ)★ DÉSERTS (Faouzi Bensaïdi) 未見 IN FLAMES (Zarrar Kahn) ★★ LÉGUA (Filipa Reis & João Miller Guerra) ★★★ LE LIVRE DES SOLUTIONS (ミシェル・ゴンドリー)未見 MAMBAR PIERRETTE (Rosine Mbakam) ★★★ RIDDLE OF FIRE (Weston Razooli) ★★★ THE FEELING THAT THE TIME FOR DOING SOMETHING HAS PASSED (Joanna Arnow)★★★ THE SWEET EAST (Sean Price Williams) ★★ WOO-RI-UI-HA-RU(ホン・サンス)未見
批評家週間:
Il pleut dans la maison(Paloma Sermon-Daï) ★★★ Inshallah Walad(Amjad Al Rasheed)★★★ Sleep(Jason Yu) 未見 Levante(Lillah Halla) ★★ Lost Country (Vladimir Perišić)★★★ Le Ravissement (Iris Kaltenbäck)未見 Tiger Stripes(Amanda Nell Eu) ★★
Ama Gloria(Marie Amachoukeli) ★★★ Vincent doit mourir(Stephan Castang) ★★ Le syndrome des amours passées(Ann Sirot&Raphaël Balboni) ★★★ La fille de son père(Erwan Le Duc) ★★★
ACID:
Caiti Blues (Justine Harbonnier) ★★★ Nome (Sana Na N’hada) ★★★
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by berceau-du-cinema
| 2023-06-25 23:40
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”Le Retour(帰還)”(2022年 フランス 監督:カトリーヌ・コルシニ 出演:Aïssatou Diallo Sagna, Esther Gohourou、Suzy Bemba、ヴィルジニー・ルドワイヤン、ドゥニ・ポダリデス シノプシス:パリの裕福な家庭で働くケディジャは、ひと夏の間、コルシカ島で子供たちの世話をすることになる。しかし彼女には15年前に悲劇的な状況でこの島から去った過去があり、この島に戻ることは娘のジェシカとファラに再会することを意味していた。ケディジャが記憶と闘っている間、思春期の二人の娘は初めての恋を体験し、誘惑的な夏を楽しんでいた。そして二人にとっては隠されていた自分たちの歴史を発見する機会となる。 2年前の”La Fracture”に続くカンヌ映画祭のコンペ入りとなりましたが、実は今作は記者会見発表前日にセレクション決定の連絡を監督にしていながら、翌日、つまり記者会見当日の朝にペンディングにするという報告を受けてしまっていました。その理由は今作の撮影中に不適切な行為、つまり複数のハラスメントがあったとの告発があったからでした。しかし最終的にコンペティション選出が発表され、プロデューサーと監督は直後に声明を発表。この騒ぎは匿名の中傷メールが発端であり、唯一の問題は15歳未満の未成年者の性の目覚めを表現したシーンを撮影中に追加し、それが定めたれた機関に未申告であったことを認めました。そして当該の女優も監督が代役かインティシマシーコーディネイターの介入を提案してきたが、断ったのは自分達だと証言しました。 ![]() #
by berceau-du-cinema
| 2023-05-06 08:45
| CINEMA/FILM
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”L’Été dernier(去年の夏)” (2023年 104分/フランス) 監督:カトリーヌ・ブレイア 出演:レア・・ドリュッケール、サミュエル・キルシェ、オリヴィエ・ラブルダン シノプシス:有名な弁護士であるアンヌは、新しいパートナーの17歳の連れ子のテオと出会い、彼と関係を持ってしまう。このことでアンヌのキャリアが危ぶまれ、家族を失う危険を冒すことになるが、彼女は関係を続ける。しかし時が経つにつれ、二人の関係は破壊的なものとなり、テオは徐々に非常に気難しくなっていく。 カンヌ映画祭だけではなく、ベルリンやヴェネチア、ロカルノ映画祭の常連でもあるカトリーヌ・ブレイア監督。脳卒中とその後遺症で9年ぶりとなってしまった長編15作目は、マイ・エル=トーキー監督、トリーヌ・ディホルム出演のデンマーク映画『罪と女王』のリメイク。脚本は元カイエ・デュ・シネマ誌の批評家で映画監督のパスカル・ボニツェールと共同執筆されています。当初はヴァレリア・ブルーニ・テデスキが主役を演じる予定でしたが降板してレア・ドリュッケールに。また義理の息子テオ役を演じるサミュエル・キルシェは女優イレーヌ・ジャコブの息子ですが、実は当初は兄のポールが出演する予定だったのですが、製作資金集めが難航して撮影開始が遅れたために年齢的に合わなくなり、ポール自身が弟のサミュエルを勧めたそうです・これが初の映画出演になります。撮影はセザール賞の受賞経験が三度あり、やはりコンペに選出されたカトリーヌ・コルシニ監督の”Le Retour”も担当している女性撮影監督のジャンヌ・ラポワリーです。ブレイア監督はカラヴァッジオのコントラストと最後にはラファエロの柔らかさをジャンヌ・ラポワリーに要求したとインタビューで語っています。 #
by berceau-du-cinema
| 2023-05-06 08:00
| CINEMA/FILM
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”Anatomie d'une chute(転落の解剖)”(2023年 150分/フランス) 監督 :ジュスティーヌ・トリエ 出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルノー、 ![]() シノプシス:犯罪スリラー。ドイツ人の女性作家のサンドラと夫のサミュエル、11歳の視覚障害者の息子ダニエルとともに、1年間、山奥で暮らしていたが、ある日、サミュエルが山小屋の前で死んでいるのが発見される。自殺か他殺かの判断は難しく、不審死として捜査が開始される。やがてサンドラが起訴され、その1年後にダニエルは母の裁判の「目の見えない」目撃者として証言台に立ち、モラルというジレンマに対峙する。 ![]() パリ国立高等美術学校の卒業生。2013年に発表した初長編の“La Bataille de Solférino”でACID部門に初登場して以来、2016年の”Victoria”は批評家週間の開幕上映、2019年の『愛欲のセラピー』はコンペティションとカンヌで着実にレベルアップをしてきました。脚本はパートナーであるアルチュール・アラリ監督とコロナ禍のロックダウン中に執筆、撮影は2022年春にサヴォワ地方のモーリエンヌ渓谷やグルノーブルで撮影されました。夫婦という関係を解剖するような犯罪スリラーだけに、公私ともにパートナーである二人がどのような物語を書き上げたのかに期待が高まります。また主演のザンドラ・ヒューラー『ありがとう、トニ・エルドマン』(16)で国際的に知られるようになりましたが、近年はフランス映画にも出演するようになりましたが、今年のカンヌでは2本の作品がコンペ入りという快挙を成し遂げています。 #
by berceau-du-cinema
| 2023-05-06 07:15
| CINEMA/FILM
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“La Passion de Dodin Bouffant(ドゥダン・ブーファンの情熱)” (2023年/フランス、ベルギー共同製作) 監督:トラン・アン・ユン 出演:ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル シノプシス:1885年。有名な美食家ドダンのもとで20年間料理人として働いているウージェニー。厨房でともに過ごす2人の間には愛情が芽生えており、そのことによってより美味しく、より繊細な料理が生まれ、世界最高峰の料理人たちも驚いている。しかし自由を求めるウージェニーはドダンとの結婚に踏み切ろうとはしない。そんな彼女のために彼は初めて料理を作ることを決意する。 ![]() 作家マルセル・ルーフが1925年に発表し、のちにコミックなった小説の映画化。ブーファンは空想の人物ですが、「美味礼賛」で知られる美食の料理評論家ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァランにインスパイアされたキャラクター。そしてミシュランの三つ星シェフのピエール・ガニェールが料理の顧問を勤めているそうです! ![]() ![]() 主役の二人は1999年の『年下のひと』で共演し、プライベートでもパートナーになり、娘が一人います。その後、別れてしまいますが、23年ぶりの共演に一番喜んでいるのは娘さんでは。1993年にある視点部門に出品された初長編作品『青いパパイヤの香り』でカメラ・ドールを受賞したトラン・アン・ユン監督は、30年後に初めてカンヌのコンペティションに選出。にとっては、前作の『エタニティ 永遠の花たちへ』に続く、19世紀のフランスを舞台にした作品となります。 #
by berceau-du-cinema
| 2023-04-26 07:10
| CINEMA/FILM
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