フランスのメディアがレオス・カラックスの新作が始動している、と騒ぎ始めました。発端はフランス/ドイツのテレビ局アルテが共同製作すると発表したからです。
"The Beast"と名付けられた本作はSOUDAINE COMPAGNIEが製作。プロデューサーのBruno Peseryはラリュー兄弟、クレール・ドニ、アラン・レネ、アンヌ・フォンテーヌ、そしてツァイ・ミン・リャンらの作品を送り出してきました。
気になるストーリーは『美女と野獣』にインスパイアを受けた愛の物語。主役にはドニ・ラヴァンとケイト・モスの名前が挙っています。そういえば、カラックスは『TOKYO!』公開時のインタビューでケイト・モスでNYを舞台にした『メルド』の続編を作りたい、と語っていましたが…。この作品は今年中にはロンドンとドイツで撮影される予定、と言われています。
常に何本かの企画を抱えていると言われるカラックスですが、確か数年前にもNYを舞台にした企画があり、ロケハンも何度か行い、日本の買い付けも進んでいたにも関わらずに頓挫したこともありました。『メルド』で強い衝撃を与え、健在ぶりを十分にアピールしたカラックス、楽しみです!
NYでも公開されて好スタートを切った『TOKYO!』。何種類あるポスターの内の1枚がこれ!強烈なインパクト!