先日パリのプロモーションフィルムを監督したニュースをお伝えしたイヴァン・アタル。3本目の長編がとうとう始動する模様です。
ロバート・キャパの自伝や『太陽が知っている』の英語版リメイクなど様々な企画を抱えているイヴァン・アタルですが、やはり数年前から暖めていたマルセル・エイメの短編『サビーヌたち』の資金調達の目処がやっとつきはじめたそうです。この物語、数カ所に同時存在することができる才能を持った女性が主人公。(脱線しますが、大統領になる前のサルコジ氏があまりにもいろんな所に出没するので、同時存在の才能もしくはクローンがたくさんいるという噂を聞いたことがあります…)彼女にはまじめな会社員の妻、画家の愛人、イギリス貴族の妻など自分の望む通りの人物になることもできるそう。1943年に発表されたこの小説は短編集『壁抜け男』の中に収録されています。
主役はもちろん奥様のシャルロット・ゲンズブール!イヴァン・アタルも出演しますが、実生活を彷彿させた前2作とは違った雰囲気の作品になりそうですね。また『ココ・アヴァン・シャネル』など俳優としての評価がすっかり固まったブノワ・プールボルドも出演することが明らかになりました。
さてそのシャルロット・ゲンズブールですが、11月23日月曜日18時に行われるシャンゼリゼのイルミネーションの点灯式に登場することになりました!生シャルロットを見たい方は是非集合して下さい!