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カンヌ映画祭2010:フランス映画の続報!

昨日、コンペに選ばれたフランス映画3本を紹介しましたが、フランスが共同製作に入っている作品も多く選ばれています。

『デイズ・オブ・グローリー』の続編とも言えるラシッド・ブシャール監督の"Hors la loi"(フランス、アルジェリア、ベルギー共同製作)。今作ではアルジェリア戦争が舞台となります。前作と同じ俳優が出演していますが、現在服役中のサミ・ナセリだけいないのが、ちょっと寂しいですね…
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またロシアのニキータ・ミハルコフ監督の"Burnt by the Sun 2"(『太陽に灼かれて』の続編ですね)もフランスとドイツ、チャドのマハマット=サレ・ハルーン監督の"Un Homme qui crie"もフランス、イタリアのダニエレ・ルケッティ監督の"La nostra vita" 、キアロスタミ監督の"Certified Copy" もイタリアとフランスが共同製作。そしてアピチャッポン・ウィーラセータクン監督の"Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives"はスペイン、ドイツ、イギリス、フランスが資本参加。さすが世界のアピチャッポン(と勝手に言っていますが)!

さて招待作品のフランス映画ですが…

まずミッドナイト・スクリーニングには、ジル・マルシャン監督のスリラー"L'autre monde"。タベルニエ監督の作品にも出ている期待の若手グレゴワール・ルプランス=ランゲ、メルヴィル・プポー、そしてベッソンの新作で日本でも話題沸騰中のルイーズ・ブルゴワンが出演しています。既にこんなセクシーフォトが流出中…
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そして特別上映されるオタール・イオセリアーニ監督の"Chantrapas"はなんと自伝映画!現在76歳、4年ぶりのイオセリアーニ節が本当に楽しみです!
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またフランスとチリの共同製作となるPatricio Guzman監督の"Nostalgia de la luz"はドキュメンタリー作品だそうです。
by berceau-du-cinema | 2010-04-16 19:51 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)
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