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『わんぱく戦争』がリメイク!

1961年に発表されたイヴ・ロベール監督の『わんぱく戦争』が50年の時を経て、リメイクされることが明らかになりました。メガホンを握るのは『コーラス』『幸せはシャンソニア劇場から』のクリストフ・バラティエ監督です。

二つの村に子供たちがボタンを取り合う大戦争を繰り広げる、とても楽しい物語。原題はずばり「ボタン戦争」です。子供たちが休みになる来年夏の撮影に向けて、年明けにはパリと地方都市で大々的なキャスティングが行われるそうです。製作は『ジャック・メスリーヌ』2部作のトマ・ラングマンの会社LA PETITE REINEとワーナー。ゴングール賞作家ルイ・ベルゴーの小説がベースのこの作品は、実はイヴ・ロベール監督版を含めて既に3回映画化。1本目はシャルル・アズナブールが子役(!)で出ていた1936年製作のジャック・ダロワ監督版、3本目はジョン・ロバーツ監督によるアメリカ版です。イヴ・ロベール監督版が有名なのは、観客動員数995万人、ジャン=ヴィゴ賞受賞という評価だけではなく、このサヴィニャックのポスターの力も大きいと思います!
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追記:
この企画と並行して、『世界でいちばん不運で幸せな私』やソフィー・マルソー主演の新作”L'âge de raison”が来年日本でも公開されるヤン・サミュエル監督もリメイクを進めている事が明らかになりました!サミュエル監督版では、原作にはない女性が重要な役で登場する模様です。この競作、どうなるんでしょうか?
by berceau-du-cinema | 2010-12-03 19:44 | CINEMA/PROJET | Comments(0)
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