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ロッテルダム映画祭 2

昨日の朝、ちょっと調子が悪かったのが、昨晩から本格化。生姜湯を飲んで就寝し、今日の第一回めの上映、食指が動く作品が他になくて選んだダニ・タノヴィック監督の新作を見始めると、なんと英語字幕なし…これはいつか他の場所で見る機会があるだろうと退場。

ホテルに戻って少し休み、それからチャレンジしたのは、アニエス.bの"Une sorte de journal vidéo" 。今年のロッテルダムは"Out of Fashion" という特集があり、その一環。アニエスさんも登場し、上映スタート。2000年から撮りためた映像で、3分の2は見たことがある作品でした…2011年製作という言葉に騙されました…

会場のカフェでマスタードの効いた美味しいスープとホットサンドを食べて、ピュ~ぴるさんの作品が展示してあるボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館へ。ピュ~ぴるさんは木曜の夜にパフォーマンスがあったのですが、そちらが見れなくて残念。いつか全作品をまとめた形で見てみたいです。ちなみにこの美術館は映画祭関係者によるとオランダで一番の所蔵作品を誇るそう。今回は駆け足で企画展Collection H+F Fashion on the Edgeを見ただけですが、一度きちんと見てみたい。ちなみに入り口にあるクロークにびっくり!最初見た時はこれもファッション関連のインスタレーションかと思ったくらい。服が空中にぶらさがっています。

それから映画祭会場に戻り、あるコンペの作品を見に行ったのですが、うーん…爆睡タイムにすることに決定(笑)。

うまく次回が空いたので、やはり"Out of Fashion"関連イベントのインスタレーションを見に近くのギャラリーへ。マルジェラやBLESSE、アニエス.bら6つのブランドが参加。特にマルジェラは今までのコレクションを見ることが出来るのですが、映像的にもかなりおもしろく、ブランドをトータルイメージでクリエイトする力量にあらためて敬意を。

映画祭スタッフの食堂にこっそりお邪魔して夕食の後、今回、回顧特集に選ばれているフランスのパンク監督F.J.オッサンのBIG TALK&新作上映に。私はちょっと苦手な作風なんですが、周りには様々なかたちで監督に関わっている人がたくさんいます。26年で4作め、今日の上映は昨日のアルマリックを大幅に上回る動員数。よかったですね!

そして最後に昨日逃した「冷たい熱帯魚」でアドレナリン全開になって2時に就寝。しかし映画祭としては、かなり消化不良なので、明日から頑張ってコンペティション作品を見ます!
by berceau-du-cinema | 2011-01-29 18:01 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)
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