フランソワ・オゾン監督が『8人の女たち』の中でカトリーヌ・ドヌーヴに歌を歌わせているほど、戦後のフランスで絶大な人気を誇りながらも1987年に自ら命を絶ってしまった歌手のダリダ。彼女の人生が映画化されます。
華やかな成功と恋多き女性として有名な彼女ですが、パートナーが相次いで自殺したり子供を流産するなどの辛い体験も。このドラマチックな人生が今まで映画化されなかったのも不思議な程。撮影は彼女の没後25周年にあたる2012年にフランス、イタリア、エジプトで行われ、2013年に公開予定です。
監督は未定ですが、ダリダを演じることになったのは『クリムゾン・リバー』や『スズメバチ』に出演していたナディア・ファレス。ダリダはエジプト生まれのイタリア人(後にフランスに帰化)ですが、ナディア・ファレスはモロッコ生まれのモロッコ人とアルメニア人のハーフだそうです。似ているでしょうか…
好きなダリダの歌はいっぱいあるのですが…やっぱりアラン・ドロンとデュエットした
『あまい囁き』が一番でしょうか