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メランコリアにまつわるニュ―ス…

カンヌに行っている間、19日から20日にかけての未明にマリオン・コティヤールが出産していました。男の子で名前はマルセル。彼女が国際的にブレークするきっかけとなった『エディット・ピアフ 愛の讃歌』にも出て来る、ボクサーのマルセル・セルダンに因んでいるかどうかがフランスでは話題に。

さてやはり妊娠中のシャルロット・ゲンズブールですが、物議となってしまった”Melancholia”でカンヌの赤絨毯に登場した際には…シースルーのドレス!サンダルはバレンシアガだそうですが、ドレスは…特注?残念ながら騒ぎでこの夜のパーティは中止、シャルロットは翌日からのインタビューも受けずに帰ってしまったそうです。
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さて、その”Melancholia”の記者会見。パルムドールに関する質問から始まる所が悲しい…問題発言の前後を見ていると、何となく状況が見えてきます。ジョン・ガリアーノの事件も、10年近く彼の元で働いていた友人から話を聞くと、「ああ、そうだったのか」と思いましたが。だからと言って、確かにどちらも擁護できる発言ではないのですが。しかしこの映像を見ていて、横にいるキルステンとシャルロットの反応にも釘付けになってしまった。キルステンはアメリカ人らしくすぐ反応。シャルロットはとりあえず笑顔は保ちながらも様子をうがかう感じ…

しかしこの事件、イラン政府がカンヌ映画祭側の対応を「ファシスト的」だと非難する声明を出したり(これは別件が原因だ、絶対…)、今まで殆どの同監督の作品をファイナンスしてきた仏独テレビ局のアルテのドイツ側が今後の協力体制を行わない(フランス側は検討中)と発表したりと、まだまだ尾ひれがつきそうです。
by berceau-du-cinema | 2011-05-27 04:03 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)
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