フランスには関係がないのですが…リトアニア人の実験映画作家のアドルファス・メカスが亡くなりました。心臓に疾患を持っていたそうです。85才でした。
兄のジョナス・メカスとアメリカに渡り、共にフィルム・カルチャー誌を発刊、『ハレルヤ・ザ・ヒルズ』などを発表。ジョナス・メカスパリには毎年1度は来てるのですが(大好きなブルゴーニュの白ワインを楽しんでいる!)、弟のアドルファスは何をしているのかな?と思っていたら、大学教授をしていると聞きました。2004年にリタイアしたそうですが、2008年にパリで『ハレルヤ・ザ・ヒルズ』がDVD発売された際に兄弟でパリにやって来てくれました。その時の感激のツーショット写真を…
ボケボケでごめんなさい。右端がジョナス・メカス、一人おいて(誰だか忘れてしまいました…)、アドルファス・メカス、そして左端が数々の実験映画や前衛映画を発売し続けているRE:VOIRのピップ。ある日、偶然すれ違った時に「すごく疲れている」と言ったら、そっとチョコレートをプレゼントしてくれた優しい人です。
ジョナス・メカスは6月中旬にもパリにやってきます。アドルファスの分も頑張って活動を続けて欲しいです。ご冥福をお祈り申し上げます。