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レオス・カラックス新作 本格始動!

この数年間、何度も新作の情報が出て来たレオス・カラックスですが、とうとう13年ぶりの新作が本格的に始動するようです!

”Holly Motors”と名付けられた本作は、ある時は殺人者、ある時は物乞い、ある時は会社社長、その他にも怪物、父親…と10つの顔を持つ男の24時間を追った内容で、コメディ、ミュージカル、フィルム・ノワール、ホラー、そして『TOKYO!<メルド>』の続編のような様々なスタイルで描かれ、その男が劇中劇で演技を演じる様に映画のあらゆるジャンルを踏破し、カメラもスタッフも、そして監督すらもどこに位置しているのか?そして男の家は?休息は?と問いかけざるを得ない、オリジナル性の豊かな作品になる模様です…

主演はもうこの人しかいない!もちろんドニ・ラヴァンです。また最初の発表ではジュリエット・ビノシュも出演とアナンスされましたが、最終的に出演がなくなったことを製作側が発表しました。撮影は今年の8月と9月に8週間に渡ってパリで行われます。

製作はピエール・グリーズ・プロダクションでバジェットは3900万ユーロ。国立映画センター、イル・ド・フランス地方、テレビ局のカナル・プリュス、シネ・プリュス、アルテから製作資金を得ていることが明らかになりました。正直な話、よくこの内容でここまで出資が集まった!と思いますが、やはり皆、カラックスの新作が見たいのでしょう。本当に今回こそは実現して欲しい!
by berceau-du-cinema | 2011-06-10 03:43 | CINEMA/PROJET | Comments(2)
Commented by kanflu at 2011-09-09 16:38 x
『Pola X』が99年なので「19年ぶり」ではないですね。
Commented by berceau-du-cinema at 2011-11-05 18:38
kanflu様、随分前にコメントを頂いていたのに、申し訳ありませんでした。確かに「19年ぶり」とは滅茶苦茶な計算で、お恥ずかしい限りです。公開が1999年なので、12年?完成を待って13年?といつも悩みますが、とにかく直しておきます!新作、カイリー・ミノーグとかエヴァ・メンデスも参加でかなりゴージャスになってきました!
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