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ロミー・シュナイダー展@ブローニュ・ビランクール

2年前のブリジット・バルドー展に続き、パリ郊外のブローニュ・ビランクール市にあるEspace Landowski - M - A 30で、ロミー・シュナイダー展が11月4日から、彼女の没後30周年にあたる来年の2月22日まで開催されます。

ロミー・シュナイダーはオーストリア人ですが、20台前半であった60年代後半からフランスを本拠地に活躍していたので、フランス人には絶大な人気があります。デビューのシシー役やクロード・ソーテ監督などの出演作はもちろん、アラン・ドロンとの悲しい恋の結末、前夫の自殺、息子の事故死、そして本人の早すぎる死と、そのドラマティックな人生もこの人気に影響しているのでしょうか?

この展覧会は2009年にベルリンのシネマテークで開催された展覧会がパートナーシップを取っている他、娘にあたるサラ・ビアジニさんの協力を得て、未公開写真や遺品も展示されるそうです。会場はパリの郊外といっても地下鉄9番線でアクセス可能。バルドー展は9万人が来場したそうです。

ちなみにロミー・シュナイダーは昨年ドキュメンタリーにもなったアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の「地獄」の準備のために、6ヶ月間に渡ってこの街にあるスタジオに通っていたそうです。公式サイトはまだ稼働していないみたいですが、オープンの4日にはもっと情報が見られるのでしょうか?
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by berceau-du-cinema | 2011-11-01 08:54 | CINEMA/EXPOSITION | Comments(3)
Commented by RS-SB at 2011-11-07 11:33 x
はじめまして。
フランス語が全く分かりませんが、フランス映画が大好きです。
いつもフランス映画の業界の旬の奥深い話題の提供ありがとうございます。
映画やマスコミには全く縁のない一般ファンですが、日本にいると全く情報が入ってきませんので
いつもこのサイトの情報が頼りとなっています。これからも宜しくお願いします。

特にフランス映画が好きになったきっかけはロミー・シュナイダーの映画とF・トリュフォー監督の「終電車」を見てからです。
今回R・シュナイダー没後30年の「展覧会」のことを読ませて頂き、いますぐにでもパリーブローニュ・ビアンクール市へ飛んでいきたい
位ですが、現状渡仏は難しいです。
この展覧会でどんな展示物(衣装・遺品の展示があると聞いています)があるのか等詳細がとても知りたいのですが、もし情報などございましたら続報として教えて頂けると
とてもうれしいです。宜しくお願いします。

Commented by berceau-du-cinema at 2011-11-07 23:49
RS-SB様、こちらもロミー・シュナイダーが大好きです。多分、一番好きな女優かも。女性としてもすごく惹かれる方です。展覧会、いつ行けるか、まだわからないのですが、レポートしますね。また非公開コメントは投稿者の方のご希望なので、ご了承下さい。これからもよろしくお願いします。
Commented at 2011-11-09 11:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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