『アーティスト』(2011年)でカンヌ映画祭男優賞、そしてオスカーで作品賞など5部門を獲得したミシェル・アザナヴィシウス監督が、新作"The Search"の撮影に入っている事が明らかになりました。
1948年に発表されたフレッド・ジンネマン監督によるアメリカ映画『山河遥かなり』のリメイクとなる今作は、舞台を第二次世界大戦後のドイツからチェチェン共和国に移し、同国の紛争を背景に、両親を探す男の子の物語に。モンゴメリー・クリフトが演じたアメリカ兵はNGO団体の看護婦となっています。看護婦を演じるのは監督の実生活のパートナーでもあるベレニス・ベジョ。脚本は監督自身が執筆、撮影はアザナヴィシウス監督とは4作目のコラボレーションとなるギョーム・シフマンが担当しています。
撮影は8月29日にグルジア共和国でスタートし、その後、パリで続けられます。フランスでの公開日はまだ未定ですが、ワーナー・フランスが配給。撮影現場の写真の一部が先日公開になりましたが、残念ながら俳優たちの写真はまだ…。