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ジャック・ドワイヨン監督がロダンの人生の映画化に挑戦

ブリュノ・ニュイッテン監督の『カミーユ・クローデル』から既に30年。今年はオーギュスト・ロダンの没後100周年にあたりますが、新たにジャック・ドワイヨン監督がロダンの人生の映画化に挑戦しました。

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”Rodin”の物語は1880年のパリからスタート。40歳になったロダンは初めて国立美術館から作品を依頼され、『地獄門』を制作に取り掛かります。彼には長年のパートナーであるローズがいましたが、才能ある生徒のカミーユ・クローデルに出会い、彼女をアシスタントにした後、愛人関係に陥ります。しかし10年後に二人は離別。その後も熱狂と拒否を受け止めながら、ロダンは制作活動を続ける姿を描いています。

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ロダン役を演じるのはヴァンサン・ランドン。カミーユ・クローデル役は『サンバ』に出演していたイジア・イジュラン。ローズ役はブリュノ・デュモン監督の『ユマニテ』のキャスト募集に自ら応募して役を得、カンヌ映画祭で女優賞を獲得した後、13年ぶりの映画界復帰となるセヴリーヌ・カネル。


マチュー・アマルリック監督作品や最近では『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』を担当したクリストフ・ボーカルヌが担当した撮影は、2016年春にシャルトルで行われました。衣装はフランソワ・オゾン監督の作品や『ショコラ~君がいて、僕がいる』のパスカリーヌ・シャヴァンヌ、音楽は大御所のフィリップ・サルドです。


by berceau-du-cinema | 2017-04-11 07:40 | CINEMA/PROJET | Comments(0)
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