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レイモン・ドゥパルドン監督が切り込む司法と精神医学の関係

報道カメラマンとしてキャリアをスタートし、その後、映画製作を並行して行なっているドキュメンタリー作家のレイモン・ドゥパルドン監督が、新作”12 jours”で精神病院に足を踏み入れました。

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タイトルの「12日」は同意なしに精神病院に入院させることが法律で許されている最長期間のことです。この期間が切れる前に、病院内にある法廷で治療の継続するか退院させるかを判事が判断をしますが、ドゥパルドン監督はこの判決と精神医学の関係をリヨン市にあるVinatier精神病院で2016年の11月から12日にかけて撮影をしています。音楽はアレキサンドル・デスプラが担当。フランスでの公開は2017年秋の予定です。

今年で75歳になるドゥパルドン監督はすでに1994年に”Délits flagrants”でパリ司法宮、2014年の”10e chambre, instants d'audience” で初審裁判所を撮影しています。


by berceau-du-cinema | 2017-04-18 08:15 | CINEMA/PROJET | Comments(0)
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