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エマニュエル・べアールがパートナーの初監督作品で共演!

『輝ける女たち』の撮影現場で知り合い、交際2年を経て、昨年8月に結婚したエマニュエル・べアールとミカエル・コーエン。ミカエル・コーエンが監督デビューする”Ça commence par la fin(直訳:最後から始まる)”でカップル共演します。
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ミカエル・コーエン自身が2007年にジュリアール社から発表した小説の映画化となる今作。物語の内容は…

「1年前に別れた女性ガブリエルを家で待つジャン。まだお互い愛し合っているにも関わらず、二人は破滅的な情熱のほとばしる関係を解消したのであった。再会を果たしたジャンは想い出に耽り、なぜ二人の関係が失敗に終わったのか理由を探そうとする。夜明けまで、過去と現在を交差しながら、二人はまだ関係が終わっていないかもしれないことに気づく。」

…と、密室的な要素の強い二人芝居の作品になるのでしょうか?それともフラッシュバックを多様したスタイルになるのでようか?ともかく、小説の表紙を見ただけで、二人の息のあった、そして激しい演技が期待できそうです。6月から7月にかけて行われた撮影は既に終了しており、2010年春の公開を目指しています。

二人が知り合った『輝ける女たち』のワンシーンより。
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by berceau-du-cinema | 2009-07-31 13:04 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ドパルデューとアジャーニが共演!しかもシニカル・コメディで!

フランスのペイTV、カナル・プリュスの番組で人気者になったアナーキーなコメディアン、ブノワ・デレピンとギュスターヴ・ケルヴェルン。彼らの持つシニカルかつちょっとずれたユーモアにはカルト的な人気があるのですが、映画作品も然り。映画業界内にもファンは多く、前作ではマチュー・カソヴィッツが製作をしていました。もちろん国際的な評価もなかなか高く、今までに発表した3本の長編が、カンヌ映画祭、ロッテルダム映画祭、サンダンス映画祭などで上映されてきています。

そんな彼らの新作”Mammuth(直訳:マンモス)”にフランス映画界の大物、ジェラール・ドパルデューとイザベル・アジャーニが出演するというニュースが流れたのはカンヌ映画祭のころ。その撮影がとうとう今週スタートし、詳細のニュースが入って来ました。

主人公は16歳から働き続けてきた労働者の男(ジェラール・ドパルデュー)。定年退職を迎えるにあたり、年金のもらうために自分のした労働を申告しなかった雇い主6人を見つけなければならなくなった彼は、妻(ヨーランド・モロー)に後押しされ、「マンモス」と名付けられた車に乗って若き日の想い出の場所を回ることに。そこで彼は昔の雇い主、旧友、ずっと会っていなかった家族、そして初恋の相手と再会する、という物語です。そしてイザベル・アジャーニが演じるのは…40年来、意識不明の女性役!

監督のお気に入り俳優で前作”Louise Michel”のヒーロー&ヒロインであるブーリ・ランネールとヨーランド・モロー、オランダの歌手ディック・アネルガンも出演します。このディック・アネルガン、なんとミシェル・ゴンドリーがPVを作ったことがあるそうです。
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長編第1作”Aaltra”は監督たちの自作自演でした…その場面写真より。
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by berceau-du-cinema | 2009-07-29 12:14 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

BONNES VACANCES !

本日より夏休みを頂きます!
でもおもしろいニュースが入ったら、たまにアップするかも。
なので、時々遊びに来て下さい!
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by berceau-du-cinema | 2009-07-24 23:05 | ETC... | Comments(0)

オリヴィエ・アサヤス監督の新作は国際テロリストの物語

日本ではまもなく2004年の作品『クリーン』が公開されるオリヴィエ・アサヤス監督が、1460万ユーロ(約20億円!)をかけた新作”Carlos, le prix du Chacal(直訳:カルロス、シャッカルの値段)”が、21週間に渡る撮影を終了しました。

1970年代から約10年の間に世界中でから数々のテロ事件を起こし多くの犠牲者を出したベネズエラ出身のテロリスト。イリイッチ・ラミレス・サンチェス、コードネーム「カルロス」の活動を開始する1973年からスーダンで逮捕される1994年までを描いています。作品の中には日本赤軍のメンバーの姿も登場します。カルロスはフレデリック・フォーサイスの小説でその後映画化された『ジャッカルの日』のモデルとなったと言われています。スペイン語圏やフランスでは「ジャッカル」ではなく「シャッカル」と呼ばれています。

主役を演じるのはカルロスと同じベネズエラ人の俳優エドガー・ラミレス。『ボーン・アルティメイタム』や『チェ』の2部作にも出ている彼は…
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そして最も目にする機会の多いカルロスの写真は…
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…と全然違う?しかし撮影中のエドガー・ラミレスの写真と較べると…
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ドイツと共同製作されたこの作品はフランス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、レバノン、イエメン、スーダンなど、カルロスの活動を追う形で様々な国で撮影されました。劇場版の他、それより長尺になるTV版の2バージョンが編集される予定になっています
by berceau-du-cinema | 2009-07-22 23:08 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ヴァネッサ・パラディとジェラール・ドパルデューが再共演!

1995年の『エリザ』以来15年ぶりにヴァネッサ・パラディとジェラール・ドパルデューが再共演することが明らかになりました!しかもメガホンを取るのは同じくジャン・ベッケル監督です。
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女性作家マリー・サビーヌ・ロジェが2008年に発表した小説”La tête en friche(直訳:未開発の頭)”の映画化となる今作は、50代のアルコール依存症の男性ジェルマンが主人公。文盲で街の人にバカにされながらビストロや公園で暇を持て余す彼は、ある日、老人ホームで暮らす教養のある年老いた女性マルグリットと出会ったことにより世界観が一変する、というジャン・ベッケル監督らしい心温まる物語です。相手役にはTVドラマ『メグレ警視』シリーズに出ていたジゼル・カサデサス。ヴァネッサはドパルデューの娘役として出演します。脚本はベッケル監督と、作家で作詞家そしてクロード・ソーテ監督作品などの脚本家ジャン・ルー・ダバディ(日本で有名なフランス人キャスター、フロラン・ダバディさんのお父さんですね)によって共同執筆されています。撮影は9月から約2ヶ月に渡ってフランス西部シャレント=マリティーム県の街ポンで行われます。

先だってお伝えした新作”Heartbreaker ”の撮影のために、現在ジョニー・デップと二人の子供たちとパリに滞在しているヴェネッサ。この作品のためにも家族で大移動するんでしょうか。

『エリザ』のポスター。やはりヴァネッサはちょっとふっくらしていますね。
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by berceau-du-cinema | 2009-07-21 06:58 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ある若き俳優の死

7月18日土曜日のパリで、俳優のヤスミン・ベルマディさんがスクーターでの交通事故で亡くなりました。まだ33歳の若さでした。

日本で見れる作品としては劇場公開された『クリミナル・ラヴァーズ』(1999)、DVD発売された『サイレント・ホスピタル』(2003)に脇役で出演しているだけなので、馴染みのない俳優さんだと思いますが、2004年のフランス映画祭で上映されたセバスチャン・リフシッツ監督の傑作『ワイルドサイド』には主役の一人として出演しています。1997年、リフシッツ監督の中編作品”Les Corps ouverts(直訳:開放された肉体)”で俳優デビューしたのですが、アラブ系の風貌にメランコリックな眼を持ったとてもとても印象的な俳優だと、当時から気になっていました。今年のカンヌ映画祭の批評家週間に出品された”Adieu Gary(直訳:さらば、ゲーリー)”(Nassim Amaouche監督)ではジャン=ピエール・バクリやドミニク・レイモンらと共演。刑務所から出て寂れた故郷に戻ってきた青年役を演じていましたが、やはりその存在感は素晴らしいものでした。作品は同部門でグランプリを受賞、しかしこの作品の公開を7月22日に控えた数日前に亡くなってしまいました。また、まもなく放送されるフランスの有料テレビ局カナル・プリュスのTVドラマ”Pigalle, la nuit (直訳:ピガール、夜)”にも重要な役で出演をしています。

これからも素晴らしい作品に出演し、もっと活躍してくれるであろう俳優さんであっただけに、本当に残念です。心からのご冥福をお祈りいたします。
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by berceau-du-cinema | 2009-07-21 05:06 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

今なお元気な二人の大俳優に新作!

フランス映画の重鎮、ジャン・ロシュフォールとジャンヌ・モローの最新ニュースです。

まずは現在79才のジャン・ロシュフォール。自ら演出した一人舞台”Entre autres(直訳:とりわけ)”がロングランしていましたが、2008年に公開された”Agathe Cléry(直訳:アガット・クレーリー)”、”J'ai toujours rêvé d'être un gangster(直訳:ギャングスターになりたいといつも夢見ていた)”以来の新作はスペイン生まれのフェルナンド・トルエバ監督の”L'Artiste(直訳:芸術家)”、主役を演じます。

舞台は1943年、占領下のフランス。女性のヌードを専門とした画家の物語で、モデルの女性の一人と特別な関係を描いています。作品はフランス語劇、脚本はジャン=クロード・カリエールとの共同執筆され、相手役にはスペインの女優さんで『サルバドールの朝』に出ていたアイーダ・フォルチが抜擢されています。撮影開始は2010年の春から夏を予定しているようなので、スクリーンで見れるのはまだまだ先になりそうです。

こちらは舞台のポスター。可愛い!ロラン・バルト、ヴェルレーヌ、そしてフェルナンデルやジャン・ヤンまで、彼の愛する作家たちにオマージュを捧げた内容だったそうです。そうそう、今年のカンヌではご家族の方と夜の散歩をしている姿をお見かけしちゃいました。
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そしてジャンヌ・モローは既に81才。つい先日、アヴィニヨンの演劇祭において、アモス・ギタイ演出の舞台”La guerre des fils de lumière contre les fils des ténèbres(直訳:闇の子供たちに対する光の息子たちの闘い)”に出演して話題になりましたが、今年末のクリスマス・シーズンにフランスで公開されるアニメーション”Kerity, la maison des contes(直訳:ケリティ、童話の家)”に声の出演をすることが明らかになりました。

ドミニク・モンフレイ監督によるこの作品は、おばさんに素晴らしい本の数々をプレゼントされたのに、7歳の少年ナタナエルはまだ字を読む事ができません。すると毎晩、童話の中から登場人物が現れて、ナタナエルに助けを求め出す…という可愛らしい物語。他にもジュリー・ガイエ、ドゥニ・ポダリデス、ピエール・リシャール、ロラン・ドイチェら素晴らしい俳優人もこの作品に声を貸しています。
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by berceau-du-cinema | 2009-07-17 20:49 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

シャルロット・ゲンズブールがバレンシアガの顔に!

シャルロット・ゲンズブールがバレンシアガの新しい香水のミューズになることが決定しました!

誰もが知る所のシャルロットとバレンシアガのデザイナー、ニコラ・ゲスキエールの相思相愛は数年に渡り、2008/2009の秋冬では既にキャンペーンモデルを勤めていました。シャルロットはあるファッション雑誌のインタビューで「バレンシアガは私の二つ目のメゾン」と答えていますが、メゾンには家と同時にブランドという意味もあるので、その表現からもシャルロットの信頼ぶりが伺われます。もちろん、彼女が公式の場に現れる時はいつもバレンシアガ。

今年のセザール賞も…
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カンヌの赤絨毯も…
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もちろん私服も…(このジャケット、すごく欲しかった…)
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香水の発売スタートは来年2月の予定。まだ名前は決定していませんが、Coty Prestigeがコンセプションを担当、キャンペーン・フォトの撮影はロスアンジェルスで行われる予定です。だれが写真を担当するのかも、とても楽しみです。

さてそのシャルロット。問題作で彼女にカンヌ映画祭女優賞をもたらしたラース・フォン・トリアー監督の「Antéchrist」に関して気になる発言!というのも、作品中で彼女が被害者となる暴力シーンについて、「…私の血管が破裂するかと思って恐かったわ、でも一種の心地よさが。(…)あの時、私は自分をマゾに感じたの。何故って苦しいことをするのには興奮させられるし、それが大好き。全ての苦しみ、涙、叫びは高揚であったわ!だから…当惑したの。」と語ったから。

おりしもフランスでは女性への暴力を詞に盛り込んだラッパーOrelsanの””Sale p***”が政治家を巻き込んだ論争を呼んでいる最中です。
by berceau-du-cinema | 2009-07-16 20:15 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

バイバイ、ギイ・ペラート

2008年11月に亡くなったコミック作家でイラストレーターのギイ・ペラートの回顧展” Bye bye, bye baby, bye bye Guy Peellaert”がパリのマイヨール美術館で9月28日まで開催されています。
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ギイ・ペラートといえば、私はコミック『プラウダ』のイメージが強いのですが、『パリ・テキサス』や『タクシー・ドライバー』などの映画のポスターも手がけていました。 そして60年代POPのカルト・ムービー”Jeu de massacre”(日本語タイトル:『コミック・ストリップ・ヒーロー』)では、コミック部分を担当しました。
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しかしフランスでの彼のイメージはやはり「ロック」!今回の展覧会はその彼の代表作である1973年に発売されたロックスターのイメージイラスト集『Rock DreamsR』を中心に構成されています。このイラスト集は後にペラート氏にデビッド・ボウイの『ダイアモンド・ドッグ』とローリング・ストーンズの『イッツ・オンリー・ロックン・ロールのジャケットを手がけさせることになります。 そしてフランスではエチエンヌ・ダオーの”Pour nos vies martiennes”!
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でも最後にはやっぱり『プラウダ』を…
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マイヨール美術館 公式サイト:www.museemaillol.com
ギイ・ペラート 公式サイト:http://www.guypeellaert.com/
by berceau-du-cinema | 2009-07-15 18:08 | ART | Comments(0)

PARIS CINEMA/クロージング・ナイト

7月2日から行われていた映画祭PARIS CINEMAが本日終了しますが、クロージング・ナイトに19区にあるアートセンター104で面白そうなイベントが。
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まず22時から溝口健二監督の1935年の作品『マリアのお雪』のシネ・コンサート。通常、シネ・コンサートは無声映画で行われることが多いのですが、この作品は全編トーキー。モーパッサンの『脂肪の塊』を翻案した新派の舞台『乗り合い馬車』の映画化で、主人公の酌婦お雪を山田五十鈴が演じています。
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音楽を担当するのはナント出身のグループFrancis et ses peintres。日本人ミュージシャンのEmiko Otaさんとピエール・バルーの娘で日本でも活躍するMaia Barouhさんのダブル・ボーカルが組み合わされるそうです。
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その後は、エレナ・ノゲラがプロデュースするダンスパーティ!歌手、女優、作家そして最近は短編ポルノ映画の監督としてその才能を発揮したエレナが、彼女の「ディスコ」を104でやってしまおう!という企画です。彼女の歌手としてコンサートは行ったことがあるのですが、今晩は一体どんなことになるのか全く予測不可能?

今晩のイベントは無料。みんなで104に集合しましょう!

104 / Le CENTQUATRE
5,Rue Curial, もしくは04, Rue d'Aubervilliers,
75019 Paris
公式サイト:www.104.fr
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by berceau-du-cinema | 2009-07-14 20:46 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)