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『セラフィーヌの庭』の監督&主演女優が再タッグ

2009年のセザール賞で7冠を獲得し、日本でも今年の8月に公開される『セラフィーヌの庭』のマルタン・プロボスト監督が、長編4作目にあたる新作”Où va la nuit”で新たにヨーランド・モローを起用したことが明らかになりました。

アイルランドの作家キース・リッジウェイの小説”The Long Falling”(フランス語タイトルは”Mauvaise Pente”)は、アル中の夫を持つ女性ローズの物語。暴力に耐えかねた彼女は夫を車でひき殺してしまいます。事故に見せかけた彼女は、精神的な支えを求めてホモセクシャルである息子トマの住むブリュッセルの向かいますが、母親の行為を信じられない息子から逆に罵りを受けてしまうという物語です。
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共演には『我が至上の愛 アストレとセラドン』やフランス映画祭で上映された『バス・パラディアム』のアルチュール・デュポン、『夏時間の庭』エディット・スコブ、やはり今秋公開される『クリスマス・ストーリー』ローラン・カペリュートなど。撮影を担当するのはクレール・ドゥニ監督の作品で知られるアニエス・ゴダール、来週から44日に渡ってノール・パ・ド・カレ地方やブリュッセルで行われます。
by berceau-du-cinema | 2010-03-30 22:33 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

カンヌ映画祭2010:ポスター

5月12日から開催されるカンヌ映画祭のポスターが発表になりました。
フランスの女性写真家ブリジット・ラコンブによるジュリエット・ビノシュです!

NY在住のブリジット・ラコンブは、映画の撮影現場やポートレイトで知られ、今までにフェデリコ・フェリーニ、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、サム・メンデス、スパイク・ジョーンズ、アンソニー・ミンゲラ、クオンィン・タランティーノなどなど、名だたる監督の作品に関わっています。

今年の映画祭の審査委員長はティム・バートン、開幕上映はリドリー・スコット監督の『ロビン・フッド』ですね。ラッセル・クロウやケイト・ブランシェットと共にフランスからもレア・セイドゥが出演しているので、彼女が赤絨毯を歩くのも楽しみです。また上映作品の発表は4月15日ですが、近日中に噂にあがっている作品をご紹介しますので、楽しみに!
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by berceau-du-cinema | 2010-03-29 22:20 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

スターのニュース

5月に第2子の出産を控えているモニカ・ベルッチがイタリア版ヴァニティ・フェアの表紙に妊婦姿で登場しました。長女のデヴァちゃんが生まれた2004年にも同誌でヌードを発表しています。インタビューの中で彼女はヴァンサン・カッセルの良きパパぶりについても語っています。
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そのヴァンサン・カッセルが今年のカンヌ映画祭に合わせて発売される映画雑誌プルミエールのカンヌ特別号の編集長を務めることが明らかになりました。映画祭に出品された多くの作品に出演しているではなく、2006年には男優で初めて開幕式と閉幕式の司会も務めている程の常連だけに、これは納得の行く抜擢。今まで同号の編集長を務めたスターはイザベル・ユペールとカトリーヌ・ドヌーブがいます。カンヌ特別号は映画祭のスタートする5月12日に発売されますが、この機会だけ特別に英語版も手に入れることができます。

今年のセザール賞で新人女優賞を獲得したメラニー・ティエリーが、イヴ・サンローランの香水の新しい顔に決定しました。モデル出身の彼女だけに納得の抜擢?実はセザール賞のドレスも同ブランドのものだったそうです。香水の発売は今年の9月の予定です。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-25 08:58 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

スパイク・ジョーンズの短編がパリに登場!

ポンピドー・センターの前に現れた謎のコンテナ…
何とスパイク・ジョーンズの最新作となる短編"I'm Here"が上映中です!しかも無料!
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30分に渡るこの作品は、ロシアのウォッカのメーカーABSOLUTEが、ジョーンズ監督に全く好きな様に作品を作っていいという最高のコンディションを与えて完成しました。ABSOLUTEは80年代に既にアンデフィ・ウォホールやキース・ヘリングともコラボレートしたことがあるそうです。さて作品の内容ですが、LAを舞台にしたロボットのラブストーリーだけとお伝えしておきます。シンプルでピュアなとても心に染みる内容です。そして登場するロボットのカップルの愛らしさも抜群です。
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この作品はまず1月のサンダンス映画祭はワールドプレミア上映された後、ベルリン映画祭でもスクリーニングされました。世界中を回るようですが、パリでの上映はポンピドーセンターの前では3月29日まで。その後、5月4日から16日までは19区にあるアートセンター104で、そして7月には地方都市を巡業します。上映室は14席で45分毎に入れ替えされる予約制になっています。
by berceau-du-cinema | 2010-03-23 18:25 | CINEMA/FILM | Comments(0)

マリナ・ハンズが乗馬に挑戦!

日本で開催されたイベント「フランス映画特別上映 女たちの記憶―私は愛する、生きる」で上映された「隠された日記〜母たち、娘たち〜」にも出演していたマリナ・ハンズが、”Sport de filles”という作品で女性騎手の役に挑戦します。思春期の頃から乗馬の世界に生きていた主人公ですが、相次ぐ怪我によって人生が変わることになる物語の作品では、調教から競技会までを追うだけではなく、このスポーツにつきまとう資金的な問題も扱っており、一種の復讐劇のような雰囲気も帯びるそうです。マリナ・ハンズはこの作品に出演するために2年間の乗馬の特訓を受けたそうです。撮影は今年の夏から秋にかけて行われます。

メガホンを撮るのは女性監督のパトリシア・マズイ。アニエス・ヴァルダ監督の『冬の旅』で編集を担当した後、1988年に初長編作品”Peaux de vaches”を発表し、セザール新人監督作品賞にノミネートされました。その後、フランスやアメリカでテレビの仕事をし、2000年に17世紀の女学校を描いた”Saint-Cyr”を発表。9年の歳月をかけた今作はカンヌ映画祭に出品され、同年のジャン・ヴィゴ賞を受賞しました。2004年にはドキュメンタリーとフィクションの融合された異色作” Basse Normandie”をパートナーのシモン・レジアニと共同監督。シモン・レジアニは俳優セルジュ・レジアニの息子で、70年代のフランスのパンク界では有名な存在。ピエール・クレモンティの監督作品” A l'ombre de la canaille bleue”や、カルト作品”Mona et Moi”などの映画にも出演しています。今回の”Sport de filles”では脚本を共同執筆しています。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-22 19:55 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ロマン・ギャリ/エミール・アジャールの小説が映画に

作家のロマン・ギャリがエミール・アジャールの名前で発表した最後の作品”L'Angoisse du roi Salomon”が映画化されることになりました。
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あるタクシーの運転手である青年がユダヤ人の老人と知り合い、彼に雇われるようになります。やがて青年は恵まれない人々を援助している老人の過去を知ることに。老人は第二次世界大戦中、有名な女性歌手の地下の物置に匿われていたのですが、その歌手はゲスタポの一員と恋人関係にあった…という物語です。老人役を演じるのは『幸せはシャンソニア劇場から』などに出演しているピエール・リシャール。監督はこれが長編第2作目となるナタリー・ドニーニです。

ロマン・ギャリは女優ジーン・セバークと8年間に渡って結婚しており、彼女を主演にした『ペルーの鳥』『殺し』を監督したこともあります。ジーン・セバークが自殺した1年後の1980年に自らも命と絶っていますが、その遺書には「ジーン・セバークとは全く関係がない」と書かれてあったそうです。今回映画化される”L'Angoisse du roi Salomon"”はジーン・セバーグの亡くなった年に発表されています。彼らの息子アレクサンドル・ディエゴ・ジャリも作家で、喪の仕事をテーマにした””S. ou l'espérance de vie”を昨年発表しています。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-19 20:41 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

実際に起きた殺人事件が映画に

2008年のフランス映画祭で上映された『食料品屋の息子』のエリック・ギラド監督が、がらりと雰囲気の違う作品”Possessions”を監督します。

2003年4月にローヌ・アルプ地方オート・サヴォア県にある美しい自然に囲まれた小さな町ル・グラン・ボルナンで起きた殺人事件をベースにしています。事件を調査した本も出版されたほどメディアにも騒がれた事件の内容はここではあえてふせておきますが、映画の内容の方はフランス北部から二人の子供と共に移り住んできた若い夫婦ブリュノとマリリンが主人公。入居する予定の家がまだ完成しておらず、担当していた地元の不動産業の男性パトリックから臨時の住居を提案された家族は、とても豪華なその家に驚きます。そして完璧な妻と3人の子供たちとリッチで幸せな生活を営むパトリックに、ブリュノとマリリンは次第に羨望とフラストレーションを覚えて行き…という物語。主人公の夫婦にはジュレミー・レニエとジュリー・ドパルデュー、不動産屋にはリュシアン・ジャン=パプティスト、その妻にはアレクサンドラ・ラミーがキャスティングされています。

まだ生々しい記憶の残る事件だけに、この作品の映画化にあたりのル・グラン・ボルナンの町長は「この撮影に全面的に反対している。」と語っています。そのため撮影はスキー・リゾート地のメリベルで行われることに。公開は来年になる模様です。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-16 22:36 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ヴァンサン・カッセルとリュディヴィーヌ・サニエが再共演

『ジャック・メスリーヌ』ですっかり意気投合?…と言っても、フレンチ・ヒップホップのスター、オキシモ・プッチーノの新曲"Quitte-moi"のPVの中で、でした。

しかしなぜこの組み合わせ?と思いきや、このPVはリュディヴィーヌの現パートナーで第2子の父親でもある映画監督のキム・シャピロがメガホンを握っているから。キム・シャピロンの長編第1作『変人村』はヴァンサンが主演かつプロデューサーの一人にあたります。そしてオキシモ・プッチーノもこの作品の出演者なんですね。彼はリュック・ベッソン監督の『アーサーとミニモイの不思議な国』などにも参加、昨年の秋にはアニエス・ベーのメンズ・コレクションもモデルも務めたそうです。このPVの中ではヴァンサン・カッセルが録音技師でリュディヴィーヌ・サニエがそのアシスタント、とちょっとあり得ない設定で登場しますが、歌が始まるとセクシーなリュディヴィーヌが現れます。

オキシモ・プッチーノのアルバム”L'arme de paix”は、先週土曜日に開催されたフランスの音楽賞Victoires de la Musiqueで最優秀アーバン・ミュージック賞を受賞しましたが、”Quitte-moi”はこのアルバムの再発版に新たに含まれるそうです。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-11 21:22 | CINEMA/MUSIQUE | Comments(0)

デルフィーヌ・グレーズ監督の新作は人間ドラマ

『めざめ』のデルフィーヌ・グレーズ監督が3本目の長編にあたる新作”De toutes mes forces”の撮影に入りました。

物語の主人公は、日光が生命に危険を及ぼすという先天性の欠陥(色素性乾皮症でしょうか?)を持った13歳の少年ロマン。彼は幼少時代からの主治医ダヴィッドと絶大なる信頼関係を築き上げていましたが、どうしても別れなければならない日が訪れ、それぞれが新たな闘いに旅立つ、という内容です。日本でも2006年に発表された『タイヨウのうた』という作品が、色素性乾皮症を扱っていましたね。
主役の少年を演じるのは新人のクオンタン・シャラル。皮膚科の医師役にはヴァンサン・ランドン。その他にもエマニュエル・ドゥヴォス、『明るい瞳』のナタリー・ブトゥフなど演技派の俳優たちが揃いました。撮影はイル・ド・フランス地方とアキテーヌ地方で45日間に渡って行われます。

デルフィーヌ・グレーズは2007年に俳優のジャン・ロシュフォールとセミ・ドキュメンタリー”Cavaliers Seuls”を共同監督していますが、今年5月に劇場公開されることになりました。この作品はフランスのソーミュールにある国立馬術学校を舞台に、元世界チャンピオンの騎手で現在は車椅子生活をしながらインストラクターを務めている男性に焦点を当てています。
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by berceau-du-cinema | 2010-03-10 19:43 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

クリストフ・オノレ監督の短編作品の主演は…

パリ近郊都市の文化施設はそれぞれ充実したプログラムを企画していますが、ジュヌヴィリエにあるTHEATRE DE GENNEVILLIERSもその一つ。2008年よりオリヴィエ・アサヤス監督が気鋭の監督二人を招き、短編製作しています。初年度はジャン=ポール・シヴェイラック監督と日本から青山真治監督、昨年はベルトラン・ボネロ監督とアメリカのロッジ・ケリガン監督が招聘されました。ルー・カステル主演、青山真治監督による”Le Petit chaperon rouge”はロカルノ映画祭を始め、昨年夏に日本でも上映されました。
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そして今年選ばれたのは『愛のうた、パリ』『美しいひと』クリストフ・オノレ監督とベルギーのジョアキン・ラフォス監督。撮影は3月から4月に行われますが、クリストフ・オノレ監督の作品の内容が明らかになり話題を呼んでいます。というのも彼が主役に選んだのが、フランスだけではなくアメリカでも活躍する有名なポルノ俳優フランソワ・セガだからです。物語は若きホモセクシャルの男性が、恋人との別れを忘れるためにセクシャルな出会いを繰り返す、というもの。なんとキアラ・マストロヤンニも出演するそうです。タイトルは”Homme au bain”。印象派の画家ギュスターヴ・カイユボットの作品から取られていますが、フランソワ・サガもギュスターヴ・カイユボットもジュヌヴィリエの出身だそうです。

なおTHEATRE DE GENNEVILLIERSは今年の秋に今までの短編をパリを中心としたイル・ド・フランス地方のアート系映画館で上映する予定です。とても見応えのある短編集になりそうですね。
by berceau-du-cinema | 2010-03-05 18:04 | CINEMA/PROJET | Comments(0)