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ピエール・エテックスの映画

以前にこのブログでお伝えした通り、権利問題を抱えていて上映ができなくなっていたピエール・エテックスの監督作品。この春に問題に決着がつき、エテックス監督と脚本家のジャン・クロード・カリエールに権利が戻されました。

今年のカンヌ映画祭のカンヌ・クラシックス部門で”Le Grand Amour”が上映された後、6月末からパリの映画館で1961年から1971年までに製作された長編5本、短編3本が上映されています。これがどの作品もすごく素敵!キートンやロイドらアメリカの喜劇王たちにつながるギャグに、ちょっぴりおセンチさも混じり、これぞエテックス!の世界が広がります。もちろんタチの作品とつながるシーンもいっぱい。

長編:
「女はコワイです」原題:Le Soupirant(1962年)
「ヨーヨー」原題:Yoyo(1964年)
"Tant qu'on a la santé" 直訳:健康だったら(1965年)短編集
"Le Grand amour" 直訳:偉大な愛(1965年)
"Pays sa cocagne" 直訳:桃源郷(1971年)ドキュメンタリー

短編:
"Ruputre" 直訳:別れ(1961年)
"Heureux anniversaire" 直訳:幸福な結婚記念日(1961年)
"Insomnie" 直訳:不眠症(1963年)

上映には若者のグループから初老のカップルまで、本当に一杯。みんな声をあげて大笑いしてます。上映は8月末まで続けられますが、ドキュメンタリー作品以外は言葉がわからなくても楽しめますので、8月にパリに来る人は是非!
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by berceau-du-cinema | 2010-07-30 19:47 | CINEMA/FILM | Comments(0)

フィリップ・ガレル監督の新作 撮影スタート

モニカ・ベルッチの妊娠・出産で撮影が延期されていたフィリップ・ガレル監督の新作”Un été brûlant”の撮影が、本日スタートしました!

脚本はこれまで同様にマルク・ショロデンコ、そしてガレルのパートナーであり監督として短編作品(『火と血と星』はフランス映画祭2009で上映されていますね)も発表しているキャロリーヌ・デルアスが参加しています。ストーリーは女優の妻に別れを告げられた若き画家の男性が、自動車事故で自殺を遂げるまでをフラッシュ・バックで描くスタイル。主役を演じるのはもちろんルイ・ガレルですが、今回は父親のモーリス・ガレルも出演。「恋人たちの失われた革命」以来になりますね。撮影はローマとパリで8週間に渡って行われます。編集は前作に引き続きベテランのヤン・デデさんです。

しかし一番気になるのは誰がキャメラなのか、ということ。ウィリアム・リュプチャンスキーが亡き後、娘のイリナが担当するのか、現在85歳のR.Cに戻るのか、それともガレル監督は2作もイタリア・ロケの経験のあるC.C(ならカラー?)なのか…
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by berceau-du-cinema | 2010-07-26 18:00 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

マルセイユのル・コルビュジェ、パリのル・コルビュジェ

マルセイユのUnite d’habitation、通称Cité radieuseです。
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そして今秋パリにオープンするギャラリーのファサードもちろん色は後で塗装したものですが…
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by berceau-du-cinema | 2010-07-25 20:15 | ETC... | Comments(0)

マルセイユのコーヒー

ブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありません…
もう少ししたら、復帰できると思いますので、待ってて下さいね!

お詫びがてらに、私のマルセイユのお気に入りを紹介。
マルセイユでしか見つからない(と思う)、マルセイユならどこにでもある(と思う)…

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コーヒーカップが欲しいのですが、我慢してお砂糖だけ持って帰ってきます。
by berceau-du-cinema | 2010-07-22 04:27 | ETC... | Comments(0)

FID MARSEILLE

日本特集のPARIS CINEMAで山中貞雄の作品を見た後に…マルセイユにやってきました!
目的は今年で21回めを迎える国際ドキュメンタリー映画際FID MARSEILLEに参加するためです。
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インターナショナル・コンペティション、フレンチ・コンペティションの他に、"Paroles et musique"、"Authropofolies"、"Du rideau à l'écran"の3つのテーマ部門、子供向けのセレクション”Les Sentiers”など、本当に盛りだくさんの内容。

そして今回の隠れた目的はジャック・ロジエ監督の2001年製作の幻の作品"Fifi Martingale"を見ること!劇場公開されなかったこの作品を見逃してしまっていたので、ここでリベンジです!今回は新しく編集し直されたバージョンで上映、監督の舞台挨拶もあります。
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by berceau-du-cinema | 2010-07-10 23:41 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

ローラン・テルジェフ 逝去

俳優、演出家のローラン・テルジェフが、7月2日にパリで75歳で亡くなりました。

9歳の時に演劇に出会い、18歳で俳優として舞台デビューをしたローラン・テルジェフは、その5年後に映画界に進出。マルセル・カルネ監督の『危険な曲り角』、ブリジット・バルドーと共演した『セシルの歓び』ルイス・ブニュエル監督の『銀河』、パゾリーニ監督の『王女メディア』などに出演、ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロンと共に、当時の若手俳優の「トップ3」の一人と言われていましたが、次第に演劇に重点を置くようになりました。演劇界での重要性も非常に高く、今年の4月には4回目となるモリエール賞を受賞したばかりでした。

しかし私にとっては、やはり60年代後半から10年近くの間に出演したフィリップ・ガレル監督の4作品「Le Révélateur(現像液)」『孤高』「Un ange passe(天使のお通り)」「Le voyage au jardin des morts(死者の庭への旅)」の4作品がとても強く心に残っています。心からのご冥福をお祈りします。
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ベルナデット・ラフォンと現代の聖なる家族を演じた「Le Révélateur(現像液)」より。
by berceau-du-cinema | 2010-07-02 21:59 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)