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アラン・コルノー監督 逝去

映画監督のアラン・コルノー監督が、今朝、67才で亡くなりました。このニュースを目にした時、とても驚いたのは、新作”Crime d'amour”が8月18日にフランスで公開されたばかりだったからです。肺がんを患っていたとのことなので、病気を押して作品を完成させたのでしょう。
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「セリ・ノワール」(1979年)などの犯罪映画、「フォート・サガン」(1984年)「インド夜想曲」(1989年)、そしてセザール賞7部門を制覇した「めぐり遭う朝」(1991年)などが有名ですが、とても印象に残っているのがアメリー・ノトンブの自伝的小説を映画化した「畏れ慄いて」(2003年)。日本企業を舞台にしていることから、同じ日本人としてちょっと複雑な気持ちで見た作品ですが、耳で日本語の台詞を覚えたシルヴィー・テスチュや知り合いが出演していたりと強い印象に残り、監督の名前を聞くとこの作品と結びつく様になってしまいました。

友人でもあるベルトラン・タヴェルニエ監督は「彼は俳優、プロデューサー、そして間違いなく観客にも深く愛されていました。彼はその慎み深さからジャンル映画のスタイルに隠れていましたが、ユニークでとても個人的な作品を残してくれました。」と哀悼の辞を送っていました。またジェラール・ドパルデューは「亡くなる前の数週間はとても辛そうでした。しかしトリュフォーのように私たちにこう言ったのです。「僕に会いにこないでくれ」と。」と監督が残した最後の逸話を明かしています。

葬儀は9月4日土曜日にペール・ラ・シェーズ墓地で行われます。心からのご冥福をお祈り致します。
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by berceau-du-cinema | 2010-08-30 19:52 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

ジャンヌ・モロー in "Nathalie Granger"

マルグリット・デュラスの監督作品"Nathalie Granger"(戯曲名は「女の館」)がフランスで再公開され、パリ5区にある映画館REFLET MEDECISで主演女優のジャンヌ・モローとリュック・ムレの舞台挨拶がありました。
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なぜリュック・ムレ?と思いきや、何とこの作品のプロデューサーだそうです。ジャンヌ・モローと一緒でいつもよりオシャレしてすまして見えます。ジャンヌ・モローは現在82才ですが、映画やテレビドラマにもマイペースで出演を続けています。今晩は黒いインナーに白のコート、手には小振りの赤いシャネルバッグ!大女優らしいい風格と知性に溢れていました。舞台挨拶では交遊の深かったマルグリット・デュラスとの作品の生成過程について語っていました。子供役も含め、この作品に出てくる登場人物、家と庭(そして猫)、音や光、全てが素晴らしいのですが、デュラスのお気に入り俳優であった若き日のジェラール・ドパルデューの演技にも注目を。この後もマルグリット・デュラスの監督作品は順次、再公開される模様です。
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by berceau-du-cinema | 2010-08-26 04:56 | CINEMA/FILM | Comments(0)

ギャスパー・ウリエル X CHANEL BLEU

マーティン・スコセッシ監督、ギャスパー・ウリエル主演によるシャネルの男性用香水BLUEのCMがお披露目になりました。
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音楽はスコセッシ監督らしくローリング・ストーンズの”She said Yeah”。共演は現在24才のカナダ出身のトップ・モデル、イングリッド・スクラムです。ギャスパーが起用された理由として、シャネルの広報担当は彼の持つ「美しさ」「エネルギー」「エレガンス」を挙げています。ちなみにBLUEという名前は1930年代に発売れていた香水の名前を新たに使用しているとのこと。とてもゴージャスだけどロックンロールなCMですね!
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by berceau-du-cinema | 2010-08-25 18:49 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

フランソワ・トリュフォー 最後のインタビュー

1984年10月に亡くなったフランソワ・トリュフォー監督の最後のインタビューが雑誌ザ・ニューヨーカーのサイトで読めるようになりました。

1984年春にアメリカ人の評論家Bert Cardulloが行ったインタビューで、既に”Action! Interviews with Directors from Classical Hollywood to Contemporary Iran”という自著に掲載されたものですが、トリュフォーの研究家であるザ・ニューヨーカー誌のジャーナリスト、Richard Brody氏のブログに転載されています。このインタビューはトリュフォーの事務所で行われ、体調は既に衰えていたものの、明晰に自伝的なアントワーヌ・ドワネルのシリーズやロッセリーニ、ルノワール、影響を受けたアメリカ映画などを語っており、とても読み応えのあるインタビューです。英語なので是非、チャレンジして下さい!
by berceau-du-cinema | 2010-08-19 08:12 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

イザベル・アジャーニが芸能誌の編集長に

”La Journée de la jupe”、"Mammuth"と、最近は今までと違うスタイルの作品にも意欲的に出演しているイザベル・アジャーニに新作のニュースです。

カトリーヌ・ランベール原作のベストセラー”Impostures sur papier glacé”の映画化になりますが、実はこの小説、2007年に発売された際にイザベル・アジャーニが既に権利を所得していたとのこと。芸能ニュースを扱った雑誌の編集長を勤める浅薄で無能な女性が、自分よりも年上の女性のために去って行ったパートナーを取り戻そうとする物語。カトリーヌ・ランベール自身もテレビ情報誌の編集長だったので、とてもリアリティに溢れている原作だそうなので、とても楽しみ。もちろんアジャーニが主役をつとめる他、製作にも絡んでいます。メガホンを取るローラン・テュエル監督は2006年の"Jean-Philippe"にて、既にセレブの世界に触れた作品を発表しています。撮影開始は2011年春の予定になっています。
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by berceau-du-cinema | 2010-08-17 19:04 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

石打ちの刑を中止させるために著名人が署名活動

現在、石打ちによる死刑の危機に瀕しているイラン人女性Sakineh Mohammadi-Ashtianiを助けるために、女優のジュリエット・ビノシュや漫画家で映画監督のマルジャン・サトラピらフランス及び世界の著名人と知識人が立ち上がっています。

現在43才のSakineh Mohammadi Ashtianiは、二人の男性と不倫をした罪と夫の殺人を幇助した罪で実刑判決を受け、既に二人の子供に内の一人の目の前で99回の鞭打ちの刑に処されていますが、これは拷問されて自白したと言われています。また本人が全身を覆い片方の目と鼻しか見えないチャドを着て、紙に書かれた内容を読み上げる形で自白をするというビデオ撮影された映像が国営テレビで放映されましたが、弁護人側は今回もこの自白が強制されたものだと発表しています。

アムネスティ・インターナショナルによると、彼女は夫が死亡した後に二人の男性と関係を持っており、殺人幇助罪は不倫の罪を正当化するために後から加えられていると発表しています。

フランスの知識人ベルナール・アンリ・レヴィのサイトにて署名運動が展開されましたが、最初の署名者には前述の二人に加え、女性政治家のシモーヌ・ヴェイユ、セゴレーヌ・ロワイヤル、ラシダ・ダチ、作家のパトリック・モンディーノらフランス人に加え、ミア・ファーロー、ボブ・ゲルドフ、ミラン・クンデラ、ノーベル平和賞受賞者ジョディ・ウィリアムズの名前も。この署名運動は本日付けの日刊紙リベラシヨンにも転載されています。
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by berceau-du-cinema | 2010-08-16 19:25 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチがラブコメに!

第2子レオニーちゃんが5月に生まれたばかりのヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチに、再共演のニュースが。1996年の「アパートメント」で知り合って以来9本目の新作になりますが、今回はブラジルを舞台にしたラブ・コメです!

監督はヴァンサン・カッセルと長年の同志であるキム・シャピロン。ヴァンサンが製作に入った2006年の長編デビュー作『変人村』、そしてフランスで6月に公開されたアメリカの少年刑務所を舞台にし、トライベッカ映画祭で新人監督賞を受賞した”Dog Pound”とは、がらっと雰囲気の変わった作品になりますね。ちなみにキム・シャピロンはアーティストのキキ・ピカソの息子でリュディヴィーヌ・サニエのパートナーでもあります。

この新作は現在脚本を執筆中。タイトルも決まっていませんが、リオのカーニバルが出てくるので撮影は来年2月になる模様。モニカはサンバを踊るんでしょうか?エコロジー問題も扱っている、という情報もありますが…ヴァンサンは2009年のカンヌ映画祭ある視点部門で上映されたブラジル映画”A Deriva”に出演していますが、それ以来、ブラジルが気に入ってしまったのかも。
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by berceau-du-cinema | 2010-08-13 18:55 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

マチュー・アマルリックにまたまた新作!

今年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞した”Tournée”が、公開5週で集客43万人を超えたスマッシュ・ヒットとなったマチュー・アマルリック。彼が監督したドキュメンタリーが9月5日に仏独のテレビ局ARTEで16時30から放送されます。

気になるその題材は…1月に”Gainsbourg, vie héroïque”で映画監督デビューした人気漫画家のジョアン・スファール!マチュー・アマルリックはジョアン・スファールに密着し、様々な場所でデッサンをする姿を捉えていますが、それがパリ郊外にあるランジスの魚卸市場であったり、大学医学部の解剖室であったり、レストランやバーであったり…ニコラ・フィリベール監督が題材にしたドキュメンタリー”Nénette”で知られる、パリのJardin des Plantesの動物園にいる長寿の雌オランウータンも出てきます。作品は今年の春には既に完成していたようです。

放映後に発売されるであろうDVDのジャケットはこんな感じ。まだ予約開始も始まってませんが…
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by berceau-du-cinema | 2010-08-12 18:19 | CINEMA/FILM | Comments(0)

アリス・タグリオーニが再始動!

昨年11月にパートナーである俳優のジョスラン・キヴランを交通事故で亡くして以来、事実上の休業をしていたアリス・タグリオーニが、今秋から活動を再開します。

まず9月28日からモンマルトルにあるアトリエ劇場で始まる舞台”Chien-Chien”で、友人でもある女優のエロディ・ナヴァールと競演。幼なじみの女友達が田舎の豪華な別荘で繰り広げる密室劇で、12月31日まで上演されます。

またこの夏はプラハで新作”La Proie”の撮影に挑んでいました。『着信あり』のハリウッド・リメイク版『ワン・ミス・コール』を担当したエリック・ヴァレット監督による今作は脱獄囚が復讐のためにシリアル・キラーになるアクション・スリラーで、共演はアルベール・デュポンテル、セルジ・ロペス、ナターシャ・レニエととても豪華。撮影はパや南仏で9月3日まで続けられ、来年の5月か6月に公開される模様です。

早くスクリーンで彼女の元気な姿が見たいですね!
by berceau-du-cinema | 2010-08-11 19:52 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

マリオン・コティヤールがオラトリオに挑戦!

『インセプション』での評価も高いマリオン・コティヤールが、ジャンヌ・ダルクを演じるのでは?というニュ―スが入ってきました。しかも映画ではなく、オラトリオの舞台です!

Journal de Dimanche紙によると、ポール・クローデル脚本、アルテュール・オネゲル作曲の『火刑台上のジャンヌ・ダルク』で、オーケストラはプラハ交響楽団。修道士ドニミク役は舞台を中心に活躍しているグザヴィエ・ガレです。会場は11月28&29日にパリ17区にあるSalle Pleyelですが、今の時点でSalle Pleyelのプログラムには掲載されていません。

ジャンヌ・ダルクは今までもドレイエル、ブレッソン、ロッセリーニ、リヴェットなどの巨匠が映画化し、多くの女優たちが名演を残してきました。彼女の演じるジャンヌ・ダルクはどうなるのでしょうか?
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さてマリオン・コティヤールは、7月にメンバーであるグリーンピースの派遣で、熱帯雨林を救うためにコンゴに出向いてます。
by berceau-du-cinema | 2010-08-10 20:49 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)