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Mes images privées de Serge

今年がセルジュ・ゲンズブールの没後20周年にあたることは先日お伝えしましたが、フランスとドイツの共同テレビ局アルテで特集”Gainsbourg Forever”が昨晩放送されました。
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ジャン・ベッケル監督の『エルザ』、ゲンズブールの1986年のコンサートと一緒に放送されたのが、ジェーン・バーキンによる8mm映像”Mes images privées de Serge”!彼女が60年代後半から70年代にかけて撮影した映像に彼女のナレーションと音楽をかぶせたものですが、連れ子のケイトや双方の家族との団らんやヴァカンス、そして生まれたばかりのシャルロットやゲンズブールの愛犬ナナの成長を追う事ができます。

まだどこのサイトにも動画はアップされていないようですが…とても素敵な映像だったので、見つかったら報告します!またアルテのサイトではジェーン・バーキンのインタビューも読めますので、是非!
by berceau-du-cinema | 2011-02-28 11:05 | CINEMA/FILM | Comments(0)

第36回セザール賞 発表!

今年度のセザール賞の授賞式がシャトレ劇場で開催されました。英語風のアクセントの全くない、きれいなフランス語を話すジョディ・フォスターをプレジデントに迎えた今年のセザール賞は、セザールには縁がない、と言われていたコメディも多く含まれていることが話題に。またグザヴィエ・ボーヴォワ監督の『神々と男たち』が11部門、フランス製作のロマン・ポランスキー監督の"The Ghost-Writer"と『ゲンズブールと女たち』が8部門でノミネートされていましたが、受賞結果はそれぞれ3部門、4部門、3部門、そして3部門でノミネートされていたコメディ"Le Nom des gens"が全3部門を制覇も。仲良く引き分けた結果となりました。

個人的にうれしかったのは、作品賞、初監督作品賞、アニメーション賞、新人男優賞、撮影賞でしょうか。今年80才になるミシェル・ロンズデールが助演男優賞を獲ったのはとてもうれしいのですが、ランベール・ウィルソン、いや修道士役の俳優全員に賞をあげたかった!

受賞結果は以下の通りです。()内はプレゼンターです。

最優秀作品賞(ジョディ・フォスター)
『神々と男たち』-グザヴィエ・ボーヴォワ監督

最優秀監督賞(ナタリー・バイ)
ロマン・ポランスキー - "The Ghost Writer"

最優秀主演女優賞(フランソワ・クリュゼ)
サラ・フォレスティエ - "Le Nom des gens"

最優秀主演男優賞(ヴァレリー・ルメルシエ)
エリック・エルモスニーノ - 『ゲンズブールと女たち』

最優秀オリジナル脚本賞(エマニュエル・ベアール)
ミシェル・ルクレルク&バヤ・カスミ - "Le Nom des gens"

最優秀脚色賞(エマニュエル・ベアール)
ロバート・ハリス & ロマン・ポランスキー - "The Ghost Writer"

最優秀ドキュメンタリー賞(ジャン=ポール・ルーヴとお母さん)
『オーシャンズ』 - ジャック・ペラン & ジャック・クルーゾー監督

最優秀初監督作品賞(ロマン・ポランスキー)
『ゲンズブールと女たち』- ジョアン・スファール監督

最優秀アニメーション賞(エリー・セムーン)
『イリュージョニスト』- シルヴァン・ショメ監督

最優秀助演女優賞(ギョーム・ガリエンヌ)
アンヌ・アルヴァロ - "Le bruit des glaçons"

最優秀助演男優賞(メラニー・ティエリー)
ミシェル・ロンズデール - 『神々と男たち』

最優新人女優賞(パスカル・エルヴェ)
レイラ・ベクティ - 『きらきらひかる』

最優秀新人男優賞(エマニュエル・セニエ)
エドガー・ラミレス - 『コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト | Carlos』

最優秀撮影賞(マチュー・アマルリック監督の"Tournée"に出演したニューブルレスクのダンサーたち)
カロリーヌ・シャンプティエ- 『神々と男たち』

最優秀編集賞(ヴァンサン・ペレーズ&エルザ・ジルベルスタイン)
エルヴェ・ド・ルーズ - "The Ghost Writer"

最優秀衣装賞(エリザ・セドナウィ)
キャロリーヌ・ド・ヴィヴェイズ - "La Princesse de Montpensier"

最優秀美術賞(マチュー・アマルリック監督の"Tournée"に出演したニューブルレスクのダンサーたち)
ユーグ・ティサンディエ - 『アデル』

最優秀録音賞(ヴァンサン・ペレーズ&エルザ・ジルベルスタイン)
ダニエル・ソブリノ, ジャン・グディエ, シリル・ホルツ - 『ゲンズブールと女たち』

最優秀音楽賞(シャルロット・ル・ボン*カナルプリュスのお天気お姉さん)
アレクサンドル・デプラ - "The Ghost Writer"

最優秀短編賞(フランソワ・ダミアン)
"Logoroma " - H5(フランソワ・アロー, エルヴェ・ド・クレシー, リュドヴィック・ユープラン監督)

最優秀外国映画賞(トメル・シスレー&ヴィルジニー・エフィラ)
『ソーシャル・ネットワーク』- デヴィッド・フィンチャー監督
by berceau-du-cinema | 2011-02-26 10:46 | CINEMA/PRIX | Comments(0)

チュニジアの1人の青年の人生が映画に

フランスと繋がりの深いチュニジアのニュースです。現在北アフリカや中東を中心に広がっている民主化を目指す政変のきっかけとなった事件が映画化されることになりそうです。
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チュニジア南部の街Sidi Bouzidに住むMohamed Bouaziziさんは、大学卒業の高学歴にも関わらず、就職先がなく、街頭で野菜や果物などを販売していました。しかしこの許可を得ていなかったことから、12月17日に警察に商品を売上金を没収され、辱めを受けたことに抗議するために焼身自殺を図り、18日後の1月4日に息を引き取りました。映画化にあたっては、Mohamed Bouaziziさんの人生を自由翻案した形となります。

この事件の映画化を名乗り出たプロデューサーのタラク・ベン・アマールは、ポランスキー、ブライアン・デ・パルマ、トルナトーレ監督などの国際的な作品を製作すると同時に、複数のポストプロダクション会社も経営する実業家で、サウジアラビアのワリード・ビンタラール王子のコンサルタントも務めています。「この作品はチュニジアのプロデューサー、監督によって作られならなければならない」と語り、監督にはカンヌやベルリンでも作品が出品されている経験のあるMohamed Zranが選ばれています。現在、脚本が既に執筆中で、5月からスタート予定の撮影はSidi Bouzidを中心にチュニジア各地で行われることになるそうです。タラク・ベン・アマールは「この作品の収益は彼の家族と子孫に永久に与えられることになります。この作品は彼の名前を普遍的なもの、シンボルにするための一種の方法なのです。」とし、チュニジアの子供たちがが革命とそのシンボルを忘れることがないようにこの作品を作りたいと語っています。
by berceau-du-cinema | 2011-02-25 21:10 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ローラン・カンテ監督がアメリカ映画をリメイク!

前作の「「パリ20区、僕たちのクラス」でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したローラン・カンテ監督が、新作の準備に入っています。
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アメリカの女性作家ジョイス・キャロル・オーツが1993年に発表した小説”Foxfire: Confessions of a Girl Gang”をベースにした今作は、1950年代のニューヨーク州の小さな街を舞台にした女子高生5人の物語。まだ男性上位だった戦後のアメリカで、女性だけのギャング集団を組んで、貧困と差別、屈辱に過激な方法で復讐していく物語。アメリカでは既にブレークする前のアンジェリーナ・ジョリー主演で1996年に映画化されていますが、日本未公開になっていますね。フランス映画のアメリカでのリメイクは通常ですが、逆のパターンはとても珍しいですね。しかしローラン・カンテ監督のことなので、全く違ったスタイルの作品になるのでは?
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詳しいキャストはまだ未定ですが、撮影は今年の夏に行われる予定。残念ながら英語劇になるそうです。
by berceau-du-cinema | 2011-02-24 19:52 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

オドレイ・トトゥがラブコメの撮影をまもなくスタート!

オドレイ・トトゥが3月8日から新作”La Délicatesse”の撮影に入ります。
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作家のDavid Foenkinosが2009年に書いたベストセラー小説の映画化となる今作は、偶然キスをしてしまった女性とちょっとさえない上司の男性を巡るラブコメ。David Foenkinos自身が兄弟のStéphane Foenkinosをと共にメガホンを握るのですが、なんとStéphane Foenkinosは有名なキャスティング・ディレクター!彼らの選んだオドレイのパートナーは、隠しカメラを使った番組で頭角を現し、今フランスでも人気上昇中のベルギー出身のコメディアンのフランソワ・ダミアンです。その他にもブルーノ・トデスキーニが出演の模様。撮影は8週間かけてパリで行われ、フランス公開は来年の前半の予定です。

オドレイ・トトゥは俳優のジャリル・レスペールの2本目になる監督作品で現在撮影中の"Des vents contraires"にも出演。ブノワ・マジメル、イザベル・カレと共演しているこの作品は、突然妻に失踪されてしまった2人の子持ちの男性が、傷心を抱えながらも故郷に戻って人生をやり直そうとする物語。撮影はブルターニュ地方のサン・マロ、ディナール、パリで行われていますが、先日、ポンピドーセンターのゴンドリーのイベントに来ているオドレイを目撃したので、あれはパリでの撮影の合間だたのか、それとももう出演シーンの撮影は終了していたのか…こちらの作品もオリヴィエ・アダムという作家の小説の映画化、フランスの公開は10月5日に決定しています。
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by berceau-du-cinema | 2011-02-23 19:56 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

2010年に最も稼いだフランスのスターは…

日刊紙のル・フィガロが2010年に最も多くの収入を得たフランス映画界のスターのリストを発表しました。1位に輝いたのは…235万ユーロ(約2億5000万円)のマリオン・コティヤール!同紙がリストを発表してからこれで9年目になりますが、何と女優が1位を獲得したのはこれが初めてだそうです。

マリオンのギャラはアメリカ映画の『インセプション』が100万ユーロ、『NINE』が50万ユーロ、パートナーのギョーム・カネが監督したフランス映画の”Les Petits Mouchoirs”が80万ユーロだそうです。現在彼女は妊娠中で5月出産予定で、クロネンバーグ監督の "Cosmopolis"は降板(代わりにジュリエット・ビノシュが出演決定!)していますが、出産直後の6月からは"Batman 3"の撮影が控えています。この春にはロマン・デュリスと共演するラブコメ・アクションスリラーに出演する予定でしたが、これはどうなったのかニュースが聞こえてきません…

集計方法は2010年にフランスで公開された長編映画の契約書から換算しているので、契約書の内容がわからない場合は集計の対象から外れています。また”La Rafle”に出演したメラニー・ロランは通常よりかなり低いギャラ(10万ユーロ)で出演、そして大ヒットとなった『神々と男たち』のランベール・ウィルソンのギャラは20万ユーロでしたが、作品の成功により4倍の利潤配分を得ています。

トップ30のリストはこちら:

1 - Marion Cotillard avec 2,35 millions d'euros

2- Jean Dujardin avec 2,3 million d'euros

3 - Kad Merad avec 2,25 million d'euros

4 - Romain Duris avec 2, 04 million d'euros

5 - Gérard Depardieu avec 2 millions d'euros

6 - Franck Dubosc avec 1,74 million d'euros

7 - Michael Youn avec 1,7 d'euros

8 - Benoit Poelvoorde avec 1,6 million d'euros

9 - Clovis Cornillac avec 1,4 million d'euros

10 - Vanessa Paradis avec 1,3 million d'euros

11 - Gilles Lellouche avec 1,25 million d'euros

12 - Roshdy Zem avec 1,2 million d'euros

13 - Audrey Tautou avec 1,125 million d'euros

14 - Jean Reno avec 1,1 million d'euros

15 - Mathilde Seigner avec 1 million d'euros

16 - Lambert Wilson avec 999.000 euros

17 - José Garcia avec 995.000 euros

18 - Fabrice Lucchini avec 990.000 euros

19 - Nathalie Baye avec 900.000 euros

20 - Benoit Magimel avec 890.000 euros

21 - François Cluzet avec 780.000 euros

22 - Sophie Marceau avec 765.000 euros

23 - Catherine Frot avec 700.000 euros

24 - Albert Dupontel 650.000 euros environ

25 - Diane Kruger avec 572.000 euros

26 - Isabelle Huppert avec 550 000 euros

27 - ex-aequo Kristin Scott Thomas / Catherine Deneuve avec 500.000 euros

28 - Sylvie Testud 490.000 euros

29 - Karin Viard 425.000 euros

30 - Cécile de France 378.000 euros
by berceau-du-cinema | 2011-02-22 19:31 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

ダリダの生涯が映画に!

フランソワ・オゾン監督が『8人の女たち』の中でカトリーヌ・ドヌーヴに歌を歌わせているほど、戦後のフランスで絶大な人気を誇りながらも1987年に自ら命を絶ってしまった歌手のダリダ。彼女の人生が映画化されます。
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華やかな成功と恋多き女性として有名な彼女ですが、パートナーが相次いで自殺したり子供を流産するなどの辛い体験も。このドラマチックな人生が今まで映画化されなかったのも不思議な程。撮影は彼女の没後25周年にあたる2012年にフランス、イタリア、エジプトで行われ、2013年に公開予定です。

監督は未定ですが、ダリダを演じることになったのは『クリムゾン・リバー』や『スズメバチ』に出演していたナディア・ファレス。ダリダはエジプト生まれのイタリア人(後にフランスに帰化)ですが、ナディア・ファレスはモロッコ生まれのモロッコ人とアルメニア人のハーフだそうです。似ているでしょうか…
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好きなダリダの歌はいっぱいあるのですが…やっぱりアラン・ドロンとデュエットした『あまい囁き』が一番でしょうか
by berceau-du-cinema | 2011-02-21 03:34 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

サンドリーヌ・ボネールが初長編フィクションの撮影をスタート!

監督を務めたドキュメンタリー『彼女の名はサビーヌ』で注目を浴びたサンドリーヌ・ボネールが、初の長編作品となる”J'enrage de son absence”の撮影をスタートさせました。

当初は『彼女の名は…』と同じテーマのフィクションを監督するという情報が流れていましたが、最終的には違った内容の作品になりました。十数年に渡って連絡が途絶えていた昔の恋人ジャックが、既に結婚してポールという7才の子供もいるマドの前に現れます。やがてジャックとポールは仲良くなり、ジャックはマドの夫がいるにも関わらず、彼女の家の物置に住み着いてしまう、という物語。出演者にはサンドリーヌ・ボネールの元夫であるウィリアム・ハートと『Ricky リッキー』での好演が記憶に新しいアレクサンドラ・ラミー、そしてホームレスの支援団体”Les Enfants de Don Quichotte”の共同創立者としての顔も持つオーギュスタン・ルグランが参加しています。。脚本はサンドリーヌ・ボネールが出演した『親密すぎるうちあけ話』を担当したジェローム・トネールが執筆しています。撮影はイル・ド・フランス、ベルギー、リュクサンブルグで行われます。

サンドリーヌ・ボネールは2009年に差別に反対する短編集で”Le Dessin de Paul”を発表しています。この作品の主人公の名前もポールですが、何か由来があるのでしょうか?実際には彼女にはジャンヌとアデルという二人の女の子がいます。
by berceau-du-cinema | 2011-02-18 09:02 | CINEMA/PROJET | Comments(6)

ミシェル・ゴンドリーと映画を作ろう!

パリのポンピドーセンターで3月7日まで、ミシェル・ゴンドリー考案のアトリエ”L'Usine de films amateurs”が開催されています。
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NYのギャラリーが『僕らのミライへ逆回転』にインスピレーションを受けたインスタレーションを依頼したことで始まったこの催しは、事前予約をした見知らぬ十数名が集まり、会場ないの”スタジオ”で3時間で1本の作品を作る試み。俳優や小道具を選び、脚本を書き、撮影から特殊効果まで、映画作りの全ての行程が組み込まれ、最後には完成した作品のDVDがもらえます。参加可能年齢は8歳から!なので子供やティ―ンエイジャーから老人までが一緒に楽しめます。

またポンピドーセンターではこれと並行して3月13日まで、ゴンドリー監督の回顧特集も開催。長編だけではなく、ヴィデオクリップやドキュメンタリー、そして非公開映像も。そしてゴンドリー監督の選んだお気に入りの作品も上映されます。初日にはミシェル・ゴンドリーが若き日に組んでいたバンドOui Ouiの再結成します!
by berceau-du-cinema | 2011-02-16 19:19 | CINEMA/EXPOSITION | Comments(0)

メラニー・ロランの歌声は…

5月2日に発売されるメラニー・ロランの初めてのアルバム”En t'attendant”からの同名シングルのPVがお目見えです!

元々ハスキーボイスの彼女ですが、このPVの中では衝撃(?)の叫びも。アイルランド出身のフォークシンガーのダミアン・ライスとアメリカのオルタナ系のロックグループ、ペデストリアンのジョエル・シアラーがこのアルバムに参加、2月16日から28日までの間、メラニー・ロランのWEBサイトでアルバムの一部が無料ダウンロードできます。

女優業の方ですが、フランスでは新作"Requiem pour une tueuse"が2月23日に公開。このポスターが街中に張られています。
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by berceau-du-cinema | 2011-02-14 20:27 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)