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カンヌ映画祭2011:この人たちもやってくる!

今年のカンヌ映画祭でジャン=ポール・ベルモンドに栄誉が讃えられることが明らかになりました。映画祭のトップであるジル・ジャコブ氏と芸術ディレクターのティエリー・フレモー氏は、現在78才の"ベベル"(愛称です)を「ジャン・ギャバンやミシェル・シモンと並んで、最も偉大なフランスの俳優の1人」と形容しています。5月17日火曜日にドキュメンタリーの"Belmondo, Itinéraire…"が上映になりますが、その際にはコンセルヴァトワールの同級生であったジャン・ロシュフォール、クロード・リッシュ、ピエール・ヴェルニエ、ジャン=ピエール・マリエルが一緒に赤絨毯を登ることになるそうです。

また、映画祭のサイド・バーの「ある視点」部門の審査委員長にエミール・クストリッツァ監督が選ばれました。この部門、かなり前衛的だったり、すごくゆるめの作品が入れ交わっていて、結構恐るべし。去年はオリヴェイラとゴダールという巨匠二人がコンペ以上に話題を呼んでいました。
by berceau-du-cinema | 2011-03-31 08:11 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011:ちょっと訂正…

これまでにお伝えした噂になっている作品についてですが、フランスの業界紙と映画雑誌の記事が新しく出ました。
それをまとめてみると…

”A Dangerous Method”(デヴィッド・クロネンバーグ監督)
完成作業が遅れていて間に合わないとの見解。

ウォン・カーワイ監督『一代宗師』”The Grand Master”
やはり間に合わないようです。

”La Piel que habito”(ペドロ・アルモドバル監督)
かなり刺激的なシーンがあることから、カンヌで物議を醸し出すのを避けるために、9月のスペイン公開に合わせたワールドプレミアを考えている模様。

”On the road”(ウォルター・サレス監督)
編集作業に時間がかかっているので、カンヌには難しいとのこと。

テレンス・マリック監督の”The Tree of life”も、まだわからないようです…完璧&秘密主義の監督なので…
by berceau-du-cinema | 2011-03-29 18:33 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

Tsunami et Demain...

世界中で日本への支援の輪が広がっており、大変うれしく、ありがたいことです。
パリでもアートや食を中心に様々なチャリティ・イベントが開催されていますが、
こんな素晴らしいコンサートが開催されることになりました!

気になるのはピエール・バルーとフランシス・レイが出演すること!
日本人が大好きなあの映画の大好きなあの音楽を演奏してほしいですね。

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Lundi 11 Avril, Au théâtre du Rond-Point

Heure française : 20h00 Heure Japonaise : Mardi 12 Avril 3:00AM

Concert exceptionnel avec la participation de Jane Birkin, Jun Miyake, Camille,
Pierre Barouh, Nicole Croisille, Françis Lai, Maïa Barouh, Sublime,
La caravane passe, Les guignols de l’info…et de nombreuses personnalités.
Programmation musicale et artistique en cours.

Le Japon est aujourd’hui touché par une crise humanitaire gigantesque. Les besoins sont énormes et par nos dons, nous pouvons faire beaucoup. Certes, c’est un pays riche, et certainement le mieux préparé aux catastrophes naturelles.

Mais l’ampleur du cataclysme auquel il doit faire face aujourd’hui est telle qu’une aide d’urgence est impérative. Le Nord-Est du Japon abrite une population rurale, modeste, et souvent âgée. Les sinistrés ont tout perdu, ils survivent dans des abris de fortune et manquent de vivres, d’eau, d’essence, et d’accès aux médicaments. La réalité va au-delà des images qui nous parviennent.

L’attraction culturelle entre la France et le Japon existe depuis longtemps et elle est toujours aussi vivante. Chaque année, nombre d’artistes français de toutes disciplines vont se produire avec succès au Japon. 23 000 japonais vivent aujourd’hui en France. Ils sont dans l’angoisse et la frustration de ne pas pouvoir être auprès de leurs proches. Ce concert est aussi pour eux.

Le bénéfice des ventes de billets sera entièrement reversé à des organismes humanitaires déjà sur le terrain
(Croix Rouge, KnK)

Tarifs : normal 35€ / soutien 350€

Réservations en ligne :

http://2010-2011.theatredurondpoint.fr/saison/fiche_evenement.cfm/109050-tsunami-et-demain.html

地震・津波による被災者に支援の手を!

日本・フランスのアーティストがパリに集結

東日本大震災チャリティーコンサート

場所 : テアトル・ド・ロンポワン

フランス時間 : 4月11日(月) 午後8時

日本時間 : 4月12日(火) 午前3時

東日本を襲った未曾有の災害。日本では信じられないくらいの人たちが、
大地震に次ぐ津波により一瞬にして生活を奪われました。

被災した地域では今でも、医療、食料、エネルギー、住む家が不足しており、
多くの被災者が支援を待っています。
そしてこれからも、長期的な復興には計り知れないほどの支援が必要になるでしょう。

フランスでも毎日流れるテレビの映像にみな心を痛め、
フランスに住む約23,000人の日本人も、
祖国の危機に胸がはちきれそうな想いで見守っています。 

日本とフランスの文化交流の歴史は古く、現在も生き続けています。

日本を愛するフランス人アーティスト、そしてフランスに住む日本人アーティストはここに集まり、
支援の意思をフランス社会に訴え、支援の輪をさらに大きく広げ、
日本の被災者を励ましたい、という願いでこのコンサートを開きます。

そしてコンサートのチケット収益は100パーセント、
「日本赤十字」とNPO法人「国境なき子どもたち」を通して寄付されます。

料金 : 普通席 35€ / スポンサー席 350€

インターネット予約 : 

http://2010-2011.theatredurondpoint.fr/saison/fiche_evenement.cfm/109050-tsunami-et-demain.html
by berceau-du-cinema | 2011-03-28 06:46 | MUSIQUE | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 追加&訂正

書き漏れていた作品をまとめました。

カナダのジャン=マルク・ヴァレ監督の”Café de Flore”はヴァネッサ・パラディを主役に据えた60年代のパリと現代のモントリオールが舞台のドラマです。
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カナダからガイ・マディンの新作"Keyhole"もあり。相変わらずのモノクロ作品で、イザベル・ロッセリーニとウド・キアーが出演しています。
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7年前のカンヌ映画祭の監督週間に出品されて話題になった超低予算ドキュメンタリー映画"Tarnation"のJonathan Caouette監督も母親の姿を描いた新作"Cloudbusters"が完成。やはり2008年のカンヌのある視点部門に出品された"Afterschool"のAntonio Campos監督も"Simon Killer"という新作が。恋人との別れの傷をいやすためにニューヨークからパリに訪れた若者の物語です。
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監督週間の常連監督であるレバノン人でフランス在住のダニエル・アルビッド監督の"Chambres d'hôtel"は、ベイルートを舞台に激しい恋に落ちる二人の10日間を描いていたもの。この作品は映画祭のシネフォンダションの支援を受けています。同じくレバノンの女性監督ナディーン・ラバキーの新作"Et maintenant, on va où?"は前作同様に女性たちの群像劇ですが、舞台は小さな村になっています。撮影は昨年冬に行われていますが、カンヌに間に合うでしょうか?またイスラエルからはShlomi Elkabetz監督の"Témoignages"、エラン・コリリン監督の"The Exchange"が製作中です。
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2009年の"Dogtooth"カンヌでショックを与えたギリシャのYorgos Lanthimos監督は、またまた物議を起こしそうな新作"Alps"が待機。亡くなった人たちを俳優で置き換えることを提案する会社の物語です。

そしてロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督は"Elena"という新作がありますが、現在どのような製作段階にあるかは明らかになっていません。ベルリンもカンヌも経験済みのドイツのAndreas Dresen監督は"Halt auf freier Strecke"をポスト・プロダクション中です。
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イギリスからはテレンス・デイヴィス監督、レイチェル・ワイズ主演の"The Deep Blue Sea"は、1950年代のロンドンで夫と別れて初恋の男性の元に走る主婦を描いています。またリン・ラムジー監督に久々の新作。"We Need to Talk About Kevin"は、高校で虐殺事件を起こすことになる若者と家族の物語。ジョン・C・ライリーとティルダ・スウィントンというとても魅力的なキャストなので期待したいですね。
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アジアからは多作のジョニー・トーももちろん新作あり!”Death of a hostage”は娘を誘拐されたマフィアのボスが、殺し屋に事件に絡んだ男たちを抹殺する使命を与える物語ですが…このポスターからいくとミッドナイト上映かも。
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タイのペンエーグ・ラッタナルアーン監督の新作"Headshot"も元殺し屋の物語。アジアには殺し屋が多いんでしょうか(笑)。
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韓国のナ・ホンジン監督の新作スリラー"Hwanghae (Yellow Sea)"は、既に本国で昨年末に公開されていますが、カンヌでは特別上映されないんでしょうか?フランスの配給は決定していますが、公開日は未定です。日本からは是枝裕和監督の『奇跡』と青山真治監督の『東京公園』に期待がかかっているようです。

今年のカンヌ映画祭にお目見えするのでは?という作品を一挙にあげましたが、これは可能性のある監督の新作が情報源のベース。…カルロス・レイダガス監督の”Post Tenebras Lux”は、製作関係者から「まだ数行のシノプシスしかないよ」と言われてしまいました…ごめんなさい。なので、これら作品はあくまでも「噂」だと思って読んで下さい。

そしてカンヌだけではなく、映画祭は新しい才能(監督、俳優、スタッフ)の発見が何と言っても一番の醍醐味ですから!

最後に…フランシス・フォード・コッポラ監督の新作は”Twixt Now and Sunrise”は間に合わないみたいです…
by berceau-du-cinema | 2011-03-26 05:54 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 アメリカ編

最後にアメリカ勢の作品を。

まずは去年のカンヌからずーっと待たれているテレンス・マリック監督の新作”The Tree of life”。もう予告編も場面写真も公開、フランスでのリリースも映画祭真っ最中の5月18日に決定しているので、今回は間違いないでしょう!
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加瀬亮が特攻隊員の幽霊役で出演しているガス・ヴァン・サント監督の"Restless"。監督の出身地ポートランドを舞台にした青春ドラマです。何度も公開が延期されていますが、既に予告編は出回っています。
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デヴィッド・クロネンバーグ監督の”A Dangerous Method”も楽しみ!監督と相思相愛の関係にあるヴィゴ・モーテンセンがフロイト、マイケル・ファスベンダーがユング、キーラ・ナイトレイが二人の間を揺れる患者を演じています。ただクロネンバーグの出身地であるトロント映画祭で秋にワールド・プレミアされるのでは?という声もあがっています。こちらが撮影風景。
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ウォルター・サレス監督がケルアックの小説にチャンレジする”On the road”はフランス公開が12月。アメリカはまだ決まっていないようですが、この作品は製作のメインがフランスの会社なので、カンヌに持って行きたいのは当然な気が…こちらも撮影風景を。写真はモノクロですが、作品はカラーです。
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スティーブン・ソダーバ―グ監督は”Haywire”と”Contagion”の2本の新作が既に完成している模様!マット・デーモン、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウが出演しているスリラーである後者がカンヌに確率が高いとの噂が。

アレクサンダー・ペイン監督の”The Descendants”は、ジョージ・クルーニーを主演に迎えた、家族の再生のために娘二人と妻の愛人を探す物語。ただ今の時点で画像が何も出てきていないのと、アメリカでのリリースが年末に予定されているので、これも秋以降(ヴェネチアかトロント?)の可能性が高いかもしれません。

そして、ロバート・パティンソン、ユマ・サーマン、クリスティン・スコット・トーマスが出演しているコスチューム劇"Bel Ami"(Declan Donnellan&Nick Ormerod監督)はモーパッサン作品の映画化ですね。うーん、これは招待上映かなあ。その他、特別上映で赤絨毯を賑やかしそうなのは、『カンフー・パンダ2』(笑)。リチャード・リンクレーター監督、ジャック・ブラックとシャリー・マクレーン主演の"Bernie"はどうなんでしょうか?ミッドナイト上映ではJ・J・エイブラムス監督の"Super 8"の名前が挙がっています。
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インディー系も負けてはいません。今やすっかりメジャーのスターになってしまったジョゼフ・ゴードン=レヴィットが、ガン患者を演じる"50/50"。実話の映画化ですが、セス・ローゲンやブライス・ダラス・ハワードも出演しています。完成はしているようで、アメリカ&フランスの公開は9月30日。トロントじゃなくてカンヌに来て欲しい!その他、ポール・ダノがロッカーを演じる"For Ellen"(Yong Kim So監督)や、シャーリーズ・セロンが出ているジェイソン・ライトマン監督の新作"Young Adult"、女優のサラ・ポーリーの4年ぶりとなる監督第2作目で、ミシェル・ウィリアムを主演にした三角関係の物語"Take This Waltz"も気になります。またもやセス・ローゲン登場!
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by berceau-du-cinema | 2011-03-25 18:25 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 アジア&南米編

カンヌの噂の続きです…

アジアからで気になるのはやはりウォン・カーワイでしょうか。長編としては4年ぶりとなる『一代宗師』”The Grand Master”は、ブルース・リーの師匠であったイップ・マンの伝記映画。イップ・マンに関しては既に他の作品がありますが、こちらはトニー・レオンが主演なので、アクションよりもドラマが主体になるのでは。しかしカンヌに間に合うかはかなり難しい状況のようです。
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台湾のホウ・シャオシェン監督も8世紀を舞台にしたアクションの新作"The Assassin"がありますが、こちらもカンヌに間に合うかは微妙なよう。昨年10月に奈良で撮影がスタートした今作は、出演はチャン・チェン、スー・チー、金城武、浅野忠信です。これは2009年に企画発表した時のポスターです。
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既にコンペを経験した数名のアジアの監督もフランス絡みの作品を製作中。フィリピンのブリランテ・メンドーザ監督は新作"Captured"でイザベル・ユペールを迎えていますが、この二人も2009年のカンヌで出会っています。作品の内容は…誘拐されてジャングルに連れてこられた修道女の物語だそうです。この作品もカンヌに間に合うかどうか?という状況のようですが…また中国人監督ロウ・イエは、パリを舞台にした"Love & Bruise"を現在仕上げ中です。
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ちょっと驚きなのはシンガポールのエリック・クー監督。彼の新作”A Drifting Life”は日本の漫画家辰巳ヨシヒロの作品を映画化したアニメーション!これはちょっと興味をそそります。
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さて最後に南米からはカルロス・レイダガス監督の”Post Tenebras Lux”。監督曰く「子供時代や思春期の思い出や夢、感情、考え」を詩的かつ幻想的に描く作品で、その切り口としてユングやジョイスを引用しています。さらにすごそうなのが、アルゼンチンの女性監督ルクレシア・マルテル。彼女の新作"El eternauta"はSF小説のアダプテーションです!この2本もカンヌに間に合えばいいのですが…
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by berceau-du-cinema | 2011-03-24 07:22 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 ヨーロッパ編

ヨーロッパのカンヌの常連監督も新作が目白押しです。

まずスペインのペドロ・アルモドバル監督。20年ぶりにアントニオ・バンデラスを迎えた”La Piel que habito”は精神を病んだ外科医の物語で、かなりホラーに近いスリラー。監督自身も今までのキャリアの中で最も難しい作品と語っています。
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そしてイタリアのナンニ・モレッティ監督は、”Habemus Papam"で新しく選ばれたばかりのローマ法王の苦悩を描く話題作。法王を演じるのは…ミッシェル・ピコリです!
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同じイタリアからはパオロ・ソレンティーノ監督の"This Must Be the Place"も有力候補に挙げられています。ショーン・ペン主演の今作は、2008年のカンヌで二人が出会ったことから生まれた企画。元ロック・スターが父親を殺した元ナチスの1員を探す物語ですが、スタイルは…コメディだそうです…こんな写真が出てきました…
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また『アンチクライスト』で新たな物議を醸し出したラース・フォン・トリアー監督の"Melancholia"。ジョン・ハート、キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブールが出演する今作は、メランコリアと呼ばれる惑星が地球に向かっており、爆発の危機がある…という物語。SFですが、トリアー監督の作品なのでかなり心理的な作品になるでしょう。これは記者会見をした時の写真のようです。ジョン・ハートが写っていないのが残念。
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そしてフィンランドのアキ・カウリスマキ監督は昨年の夏にフランスで新作"Le Havre"を撮影。常連のカティ・オウティネン、アンドレ・ウィルムスに加え、ジャン=ピエール・レオー、ジャン=ピエール・ダルッサンが出演しています。こちらは撮影風景の写真。
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ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の"Faust"はゲーテの小説を自由翻案したもの。同じくロシアのアレクセイ・ゲルマン監督は12年ぶりの新作"Hard to Be a God"がぎりぎり間に合いそうな様子。この作品は『ストーカー』の原作者として知られるストルガツキー兄弟の『神様はつらい』の映画化です。そしてトルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の"Once Upon a Time in Anatolia"は、ステップ気候のアナトリア地方に住む医師の物語です。オーストリアのウルリッヒ・ザイドル監督の"Paradies"はケニアで性の仕事をしようとする娘、宗教に傾倒をする娘、体重に悩む娘の3人がそれぞれの幸せを見つけようとする物語です。
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イギリスの女性監督アンドレア・アーノルドは初のコスチューム劇になる"Wuthering Heights(嵐が丘)"に挑戦。これはプロモーション用の素材のようです。
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その他、イタリアのジャンニ・アメリオ監督(『家の鍵』)の新作"Le Premier homme"はアルベルト・カミユの小説の映画化。40才の男性が生まれ故郷のアルジェリアに戻るも物語で、ジャック・ガンブラン、クラウディア・カルディナーレ、ドニ・ポダリデス、マヤ・サンサが出演しています。ポーランドのパヴェル・パヴリコフスキー監督の"The Woman in the Fifth"は、フランスが舞台、クリスティン・スコット・トーマス、イーサン・ホークが出演のスリラー。同じポーランドの女性監督Malgorzata Szumowskの"Sponsoring"もパリが舞台。不満のない生活を送るジャーナリストと売春をする女子学生が主役のドラマで、ジュリエット・ビノシュ、アナイス・ドゥムスティエ、ルイ=ド・ドゥ・ランクザンらがフランスから参加しています。
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最後にやはり女性監督のJulia Loktevはロシア出身。彼女の新作"The Loneliest Planet"は、グルジアのカフカース山脈を旅するカップルとガイドの間に起こる問題を描いたスリラーですが、何とガエル・ガルシア・ベルナルが出ています。
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by berceau-du-cinema | 2011-03-23 23:40 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 フランス編2

今年のカンヌ映画祭に出品の可能性があるフランス映画の第2弾です。

監督週間に何度か作品が出品されているニコラ・クロッツ監督は、アフガン人の不法滞在者との若い娘の恋を描いた”Les Amants de Low Life”のポスト・プロダクション中。日本でも紹介されたことのあるエマニュエル・ムレ監督の"L'Art d'aimer"はフランス公開が8月10日に決まっています。またある視点部門への出品が多いアラン・カヴァリエ監督の"Pater"は、ヴァンサン・ランドンを迎え、俳優と映像作家の創作活動を描くスタイルの作品のようです。また監督デビュー作『』でセザール賞初監督賞を獲得したジョアン・スファールは、自身のベストセラーBD"Le Chat du rabbin"の映画化がとうとう完成しました。
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しかしアニメーションは他にもあり。マチュー・カソヴィッツが声の出演するアントワーヌ・シャレイロン監督の"The Prodiges"は、フランス公開は5月25日なのでカンヌに絡めようとしている?そして1960年代から活躍し、カンヌ映画祭で短編作品のパルム・ドールを獲得した経験のあるアニメーション作家ジャン・フランソワ・ラギオニの新作" Le Tableau"もあります。対極を行く2本ですね。
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その他にもジャン=ピエール・ダルッサン主演、ジャン=マルク・ムトゥ監督の社会派ドラマ"De bon matin"、マリナ・ハンズが騎手を演じるパトリシア・マズイ監督の"Sport de filles"、女優のエヴァ・イオネスコの監督デビュー作品"I'm Not A Fucking Princess"には、イザベル・ユペールとドゥニ・ラヴァンという協力な俳優が出演していますし、ジュリー・デルピーの監督作品は2本もあります。同じく女優からはファッション・アイコンでもあるジョアンナ・プレイスも"Sibérie"を仕上げています。この作品は彼女と当時の恋人だったある監督(見てのお楽しみ!)との関係を描いたものです。この他、新人監督たちも虎視眈々とチャンスを狙っているのは間違いなし。
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招待作品にも候補が一杯。その他、話題を振りまきそうなのは、マチュー・カソヴィッツの新作"L'Ordre et la Morale"や、ヴィルジニー・デパント監督の“Bye Bye Blondie”。
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そしてグザヴィエ・デュランジェ監督の"La Conquête"は、2007年に大統領選を中心に、ニコラ・サルコジ大統領が権力の頂点に上り詰めて行く姿を描いた野心作。開幕上映の"Midnight à Paris"に出演しているカルラ・ブルーニに対抗して、閉幕上映で上映されたら?
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by berceau-du-cinema | 2011-03-22 09:26 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

カンヌ映画祭2011 : 噂の作品 フランス編1

5月11日より始まるカンヌ映画祭まで後50日。ただ今、各部門の選考委員たちは作品選びの真っ最中のはずですが、選出の可能性がある作品を紹介!まずはフランス語の作品から…
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まずは大好きなミア・ハンセン・ラブを。新作"Un amour de jeunesse"は、現在仕上げ作業の真っ最中です。物語は二つのパートに別れますが、この写真はきっと最初のパートの方ですね。監督週間部門からある視点部門と1作ごとにステップアップしていますが、さて本作はいかに?そして気になる監督イスマエル・フェルキは前作”Le Grand Voyage”(2004年)がヴェネチアに出品でしたが、今度はカンヌに来て欲しい!7年ぶりの新作"Des Hommes libres"は、第二次世界大戦中のアラブ人とユダヤ人の友情を描いたドラマです。タハール・ラヒム(”Un prohete”)とマイケル・ロンズデールの共演も楽しみ。やはり1作毎に力を増して行くRabah Ameur-Zaimeche監督の”Les Chants de Mandrin”は、今までの現代劇からアンシャン・レジーム最中の18世紀に舞台を変え、実在した無法者、ルイ・マンダランに焦点を置いています。

コンペの常連監督では、ブリュノ・デュモン監督の"L’Empire"が待機中。「悪魔が徘徊する」と言われるフランス北部を舞台にした神秘主義的な作品だそうです。そしてベルギーのダルデンヌ兄弟は、同郷のセシル・ド・フランスとジュレミー・レニエが出演している”Le Gamin au vélo”が。施設を預けられた少年と偶然出会った美容師の女性の関係を描いています。

コンペ出品経験のある監督としては、クリストフ・オノレ監督の”Les Bien-Aimés”やマルジャン・サトラピ&ヴァンサン・パロノー監督の"Poulet aux prunes"も。
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そしてベルトラン・ボネロ監督の"L' Apollonide"は20世紀初頭の売春宿が舞台。男によって顔を傷つけられ、いつも微笑んでいるかのような顔になってしまった主人公の売春婦を中心に物語が描かれて行くそうです。またドミニク・モル監督、ヴァンサン・カッセル主演の"Le Moine"は、17世紀のスペインの修道院を舞台した小説の映画化。その他、ロベール・ゲディギャン監督の”Le Pauvres gens”もあります。
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フィリップ・ガレル監督の”Un été brûlant”は既に完成していますが、カンヌではなくヴェネチアを目指している模様。確かに前作でコテンパンな目にあってしまったので、気持ちは分るかも…アンドレ・テシネ監督の”Impardonnables”も舞台がヴェネチアなので、同映画祭を狙うのでは、と言われています。ちなみにフランス公開は8月17日です。
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続きは後日!
by berceau-du-cinema | 2011-03-21 08:07 | CINEMA/FESTIVAL | Comments(0)

MERCI ! / CANDLE NIGHT @ PARIS

キャンドル・ナイト、たくさんの人が集まってくれました。
デジカメを忘れてしまったので、写真が殆ど撮れませんでしたが…
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メッセージ・コーナーも子供たちに大人気でした。
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ご参加、ありがとうございました!
by berceau-du-cinema | 2011-03-20 18:50 | ETC... | Comments(0)