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DSK事件があの大俳優2人で映画化?

今年の5月にNYで発生し、カンヌ映画祭のニュースをすっかり喰ってしまったDSK(ドミニク・ストラス・カーン)事件。1ヶ月ほど前にポルノ映画化のニュースがありましたが、それとは別にジェラール・ドパルデューとイザベル・アジャーニ主演の作品の噂が出ています。

週刊誌L'EXPRESSの記事によると、フランスの映画会社ワイルドバンチが現在企画を進行中とのこと。作品の内容は自由翻案で、脚本&監督は…アベル・フェラーラ!急に見たくなりましたが、フェラーラにドパルデュー&アジャーニというキャストはちょっと想像がつかない…ワイルドバンチ側は否定をしていますが、ここ数年アベル・フェラーラ作品の製作/ワールドセールスをしているので、まんざら作り話でもなさそう…

日刊紙ル・フィガロによると、事件発生以来、既に17本の脚本がフランスの著作権協会SACDに登録されたそうです。今年のカンヌ映画祭で特別上映されたニコラ・サルコジ大統領を描いた"La Conquête"のグザヴィエ・ドゥランジェール監督も、冗談で「ドパルデュー主演でタイトルは"Rendez-vous au Sofitel"(ソフィテルでのランデブー)」と言っていたとか…

ちなみに現在DSKは、北フランスのリール市の高級ホテルを舞台にした政治家、警察の要人による買春事件でも名前が。こちらは本人お二人のお姿(もちろん事件前)。
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by berceau-du-cinema | 2011-11-30 10:38 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

タンタンがが競売に

スピルバーグ監督の『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』がフランスでも10月26日から公開されていますが、本家本元、原作者エルジェのコレクションが先週土曜日に競売にかけられました。

売上総額は187万3396ユーロで、予想の100万ユーロを上回る金額に。競売にかけられた856点は、歴史的に古いものや貴重な そしてごく最近に商品化されたものまで幅広い内容で、80%が売れたそうです。一番高く売れたのは『ユニコーン号の秘密』の原画で予想額3万5000〜4万ユーロを大幅に上回る16万8000ユーロで落札、スピルバーグ効果?と言われています。
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こちらは1953-1954年に描かれたロケットに乗ったタンタンのグリーティングカード。これが欲しい…しかし予想額1万〜1万5000ユーロ、落札額は4万ユーロ。手がでません…
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そして、これも欲しい!『月世界探検』はエルジェ自身と6人の宇宙飛行士の西院いり!しかし予想額の10倍の10万ユーロで落札でした。
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ベルギーにはエルジェの美術館もあるのですが、ここも競売に参加したのでしょうか?ファンとしてはせめて展示などで眼にすることができるとうれしいのですが…
by berceau-du-cinema | 2011-11-28 09:39 | ART | Comments(0)

イヴァン・アタルが描く男同士の友情

俳優のイヴァン・アタルが3本目にあたる監督作品を製作中。2009年に発表されたアメリカ映画"Humpday"(Lynn Shelton監督)のリメイクです。
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サンダンス映画祭やカンヌ映画祭監督週間部門で上映された"Humpday"は、親友である30代の男性2人がお酒の力も手伝って、自らがベットインする姿をカメラに収めてアマチュアによるポルノ映画祭に応募しようと決める物語。出演はイヴァン・アタル自身とフランソワ・クルゼが主役。そしてシャルロット・ゲンズブール、レティシア・カスタ、アーシア・アルジェントと豪華な女優陣は華を添えます。オリジナルは女性監督でしたが、フランス版は男性監督、しかも自ら出演するので少し雰囲気が変わるのでしょうか?タイトルはまだ未定、公開は来年9月に予定されています。
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イヴァン・アタルはマルセル・エイメ原作『サビーヌたち』の映画化を監督する予定でしたが、どうやら中断してしまったようです…今回の"Humpday"は映画会社UGCの依頼によるもの。この作品が成功すると『サビーヌたち』に着手できるのかな…
by berceau-du-cinema | 2011-11-25 18:56 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

高名な神経科医と患者の物語が映画に

フロイトを指導した経験を持つ高名な神経科医ジャン=マルタン・シャルコーと彼の患者の一人の関係を描いた作品"Augustine"が現在撮影に入っています。

物語の舞台は1885年。女中として働いていた娘オーギュスティーヌがパリの精神病院に入院します。その病院では神経科の臨床医シャルコーが当時まだ解明がされていなかったヒステリーについて研究を。ヒステリーの全ての症状を持つオーギュスティーヌに関心を示したシャルコーは、やがて彼女を欲望の対象として見る様になり、検査が進む毎に2人の関係が変化を示して行く、という物語です。シャルコー医師を演じるのはヴァンサン・ランドン、オーギュスティーヌは人気歌手で昨年映画デビューも果たしているSokoが演じます。
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監督は国立映画学校フェミスの脚本科を修了したアリス・ウィンクール。2005年に発表した短編"Kitchen"がカンヌ映画祭公式コンペティション短編部門に出品。"Augustine"が初長編作品になりますが、若手監督を支援するプログラムEmergenceの助成金でパイロット版の短編を製作、そして今年のカンヌ映画祭の製作支援部門Cinéfondationのアトリエに参加し、製作費の資金500万ユーロを調達しました。
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こちらはシャルコー医師が患者に催眠術をかけた公開講座の絵。実はオーギュスティーヌの写真もネットで見つかるのですが…ちょっと刺激が強いので、ここでは控えさせて頂きます…
by berceau-du-cinema | 2011-11-24 23:40 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

セザール賞新人賞のプレ・セレクション!

セザール賞と協賛のハイジュエリーのブランド、ショーメが今年の注目された新人俳優32人を発表しました。この中から同賞のノミネートが選ばれます。

女優:

Naidra Ayadi "Polisse"
アンヌ・アズレイ "Léa"『女子大生レア 秘密の仕事』
アリス・バルノール 『ある娼館の記憶』
アストリッド・ベルジュ=フリスベ "La fille du puisatier”
アガット・ボニツェール "Une bouteille à la mer"
ローラ・クレトン "Un amour de jeunesse"
マリー・ドゥナルノー Marie Denarnaud "Les adoptés"
アマンディーヌ・ドゥヴァーム "Toutes nos envies"
ゴルシフテ・ファラハニ"Si tu meurs, je te tue"
アデル・エネル『ある娼館の記憶』
クロチルド・エスム Clotilde Hesme "Angèle et Tony"
ジョセフィーヌ・ジャピー"Le moine"
セリーヌ・サレット Céline Sallette 『ある娼館の記憶』
クリスタ・テレ "La brindille"
Alison Wheeler "Mon père est femme de ménage"
liana Zabeth 『ある娼館の記憶』

男優:

ニコラ・ブリデ "Tu seras mon fils"
François Civil "Nos résistances"
ジェレミー・デュバル "Mon père est femme de ménage"
Franck Falise "La fin du silence"
ラファエル・ペレ "Présumé coupable"
Grégory Gadebois "Angèle et Tony"
Guillaume Gouix "Jimmy Rivière"
Iabe Lapacas "L'ordre et la morale"
ニコラス・モーリー " Let my people go !"
ピエール・ムール "Où va la nuit"
ピエール・ニネ "J'aime regarder les filles"
ピエール・ペリエ "American Translation"
エマン・サイディ "L'assaut"
マフムード・シャラビー "Les Hommes libres"
アレクサンドル・スタイガー "L'ordre et la morale"
ディミトリ・ストロージュ "Les Lyonnais"

これから彼らを使った写真シリーズや短編がお目見えするのですが、昨年度の映像はこちらから。監督はゾエ・カサヴェテスです。
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by berceau-du-cinema | 2011-11-24 09:44 | CINEMA/PRIX | Comments(0)

ジュリー・デルピーがあの人の伝記映画を?

ジュリー・デルピーとイーサン・ホークが脚本にも参加して共演したリチャード・リンクレータ―監督『恋人までの距離』と9年後の2人を描いた『ビフォア・サンセット』。新作のプロモーションでパリ入りしたイーサン・ホークの口から、6ヶ月前から3人で新たな続編について話し合っていることが明らかになりましたが、そのジュリー・デルピーがイギリスのバンド、ザ・クラッシュのリ―ダーでボーカルのジョー・ストラマーの伝記映画 "The Right profile"の監督に抜擢された模様です。

2002年に亡くなったジョー・ストラマーは映画との関わりも深く、アレックス・コックス監督の『シド・アンド・ナンシー』に曲を提供したり、ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』やカウリスマキ監督の『コントラクト・キラー』などに出演。2007年に発表されたジュリアン・テンプル監督によるドキュメンタリーではジョニー・デップやマーティン・スコセッシも出演してオマージュを捧げています。個人的にはジャームッシュ版がよかったので、女性監督、しかもフランス人がメガホンを撮ることにちょっと驚きましたが、誰がジョー・ストラマーを演じるかも楽しみ。新作"Skylab"がフランスで9月に公開されたジュリー・デルピーは、現在、"2 days in New York"のポストプロダクション中です。

タイトルの"Joe public"だったのが"The Right profile"に変更。有名なアルバム「ロンドン・コーリング」に収録されているナンバーと同じタイトルで、邦題は「ニューヨーク42番街」。モンゴメリー・クリフトのことを歌っているので映画のタイトルに選ばれたのでしょうか?でもこれだと日本でのタイトルは絶対に変更になりそうな気が。
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by berceau-du-cinema | 2011-11-22 22:57 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ルイ・ドゥリュック賞 ノミネート作品 発表!

1937年から続いている映画のゴンクール賞、ルイ・ドゥリュック賞のノミネート作品が発表になりました。昨年は故ラウル・ルイス監督の「ミステリーズ・オブ・リスボン」が受賞している権威のある賞です。

「ある娼館の記憶」(東京国際映画祭での上映の際のタイトル)べルトラン・ボネロ監督
"L'Exercice de l'Etat"ピーター・ショレール監督
"La Guerre est déclarée"(日仏文化会館での上映の際のタイトル:「宣戦布告」)ヴァレリー・ドンゼッリ監督*日本配給決定
"Le Havre" アキ・カウリスマキ監督*日本配給決定
「アウトサイド・サタン」(東京国際映画祭での上映の際のタイトル)ブリュノ・デュモン監督
"Les Neiges du Kilimandjaro" ロベール・ゲディギャン監督
"Pater" アラン・カヴァリエ監督
"The Artist" ミシェル・アザナヴィシス監督*日本配給決定
「トムボーイ」(フランス映画祭での上映の際のタイトル)セリーヌ・シアマ監督
ベルリン映画祭に出品された「トムボーイ」以外は、全てカンヌ映画祭出品作品。

新人監督作品部門は…

"17 filles" ミュリエル・クラン&デルフィーヌ・クラン監督
"Donoma" Dkinn Carrenard監督
"Jimmy Rivière"テディ・ルッシ=モデスト監督 de Teddy Lussi-Modeste
「マフローザ」(5部構成:山形国際ドキュメンタリー映画際で1部のみ上映)エマニュエル・ドゥモーリス監督*ドキュメンタリー
"Nous, Princesse de Clèves"レジ・ソデール監督*ドキュメンタリー
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特筆すべきはドキュメンタリー作品が2本選ばれている事。特に「マフローザ」は5部構成で12時間近い大作ですが、そのクオリティから考えるとノミネートは当然でしょう。また注目なのは11月23日に劇場公開される"Donoma"がノミネートに入った事。パリ郊外に住む青年がアーティストたちのグループから150ユーロの資金を受けて完成させた作品で、数ヶ月前に既に話題になり、その時点でリベラシヨン紙にも特集記事が掲載されたほど。カイエ・ドゥ・シネマ誌なども高く評価、ディエップ国際映画祭でも審査委員特別賞と最優秀女優賞を獲得。台風の目になるでしょうか?
受賞作品は12月16日に発表になります。
by berceau-du-cinema | 2011-11-21 22:36 | CINEMA/PRIX | Comments(0)

ジャン=ピエール・ジュネ監督の新作は3D!

ジャン=ピエール・ジュネ監督の新作がライフ・ラーセン原作の『T・S・スピヴェット君 傑作集』(早川書房)を映画化、3Dで英語劇になることが明らかになりました。

モンタナに住む12歳の天才少年が、世界的に有名な賞を受賞したとの知らせを受け取り、家族の元から離れ、ワシントンに向かって一人でアメリカ大陸を旅する物語で、映画化が困難と言われていたそうですが、ジュネ監督にどのように料理されるのでしょうか?「とても感動的な物語だ。(…)作者に連絡を取った時、既に一緒に映画を作りたいと思う5人の監督がいると言われた。それはデヴィッド・フィンチャー、ウェス・アンダーソン、ティム・バートン、ミシェル・ゴンドリー、そして私であった。最初にコンタクトを取ったのが私で、それ以来、休む事なく仕事を続けている。」と語っています。撮影は来年の夏にカナダでスタートします。

イラスト&図解が満載の原作はこんな感じ…ウェス・アンダーソン版、ミシェル・ゴンドリー版の方が見たい…
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by berceau-du-cinema | 2011-11-18 09:48 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ジャン・デュダルジャンの次回出演作は?

"The Artiste"でカンヌ映画祭の男優賞受賞、ザ・ワインスタイン・カンパニーによるアメリカ公開を11月23日に控えているジャン・デュジャルダンですが、エリック・ロシャン監督によるロマンティック・スリラー"Mobius"に出演することが決定しました。

大規模な密輸取引を調査するスパイの物語で、共演は『ヒア・アフター』にも出演したセシル・ド・フランス。国際的なポテンシャルもありそう。国立映画学校時代にアルノー・デプレシャンらと同期だったエリック・ロシャン監督は90年代には日本でも『愛さずにいられない』や『哀しみのスパイ』が公開されていますが、最近はテレビドラマ"Mafiosa"で高い評価を受けています。製作はリュック・ベッソンの映画会社ヨーロッパ・コープ、公開は1年先の2012年末を目標にしています。撮影は年明けの模様ですが、オスカーなどの賞レースのキャンペーンで忙しくないのでしょうか?

フランスでは来年2月29日に男性の浮気をテーマにしたオムニバス"Les Infidèles"が公開されますが、フレッド・カヴァイエ、ヤン・クーネン、ミシェル・アザナヴィシス、エマニュエル・ベルコらと共に、俳優仲間のジル・ルルーシュとデュジャルダン自身が組んで監督した作品も組み込まれています。自分たちも出演しているのはもちろん、それぞれのパートナーの名前も出演者リストに入っています。こちら、プロモーション写真。
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by berceau-du-cinema | 2011-11-17 09:46 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

大統領御用達の料理人の物語

フランスのペリゴール地方はトリュフやフォアグラなどの美食で有名ですが、ここを舞台にした映画"Les Saveurs du Palais"が製作されています。

この地方に住む有名な女性シェフのホルテンスは、ある日、共和国大統領から官邸御用達料理人に任命されます。料理人の仲間から嫉妬の視線も彼女の筋金入りの性格ではね飛ばし、大統領にも気に入られますが、官邸内には多くの障害も待ち受けていた…という物語で、フランソワ・ミッテラン元大統領の料理人であったダニエル・マゼ=デルプーシュさんがモデルになっているそうです。

監督はこれが長編6作目になるクリスチャン・ヴァンサン(『恋愛小説ができるまで』)、9月26日にアイスランドでスタートした撮影は、ペリゴール地方でのロケも終了、最終地のパリで来週終了の予定です。共演者はイッポリット・ジラルド、トマ・シャブロル、大統領役はクロード・リッシュの名前があがっていましたが、作家でアカデミー・フランセーズ会員のジャン ドルメソンが映画初出演するそうです。

ダニエル・マゼ=デルプーシュさんの料理本、「簡単にできる料理辞典」。これらのレシピをミッテラン大統領が食べていたとは思いませんが…
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by berceau-du-cinema | 2011-11-16 09:42 | CINEMA/PROJET | Comments(0)