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2011年ベスト…

今年見た新作映画のベストです。7月に上半期ベストαを発表しているのですが、その時、ランクインしていなかった作品がここになぜか入ったりと自分でも不思議な展開に。そして下半期は気に入った作品にあまり出会えなかった…
10本という枠には収めれなかったので、観賞をしながら何らかの衝撃を受けた新しい発見となった作品と監督の安定した力を見せつけられた納得の作品を選びました(順不同)。おまけに男優賞と女優賞も。"SUR LA PLANCHE"は来年2月1日フランス公開。もう1回見ようと思います!

新しい発見:

”DRIVE”(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)
2011年カンヌ映画祭公式コンペ出品 監督賞
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"SUR LA PLANCHE"(レイラ・キラニ監督)
2011年カンヌ映画祭監督週間部門出品
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"MAFROUZA"(エマニュエル・ドゥモリス監督)
2008年マルセイユ国際ドキュメンタリー映画際、2010年ロカルノ映画祭、2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭出品
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"LA BM DU SEIGNEUR"(ジャン=シャルル・ウー監督)
*東京日仏学院で2月に上映
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「トムボーイ」(セリーヌ・シアマ監督)
2011年ベルリン映画祭パノラマ部門出品
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”AUGUST”(東美恵子監督)
2011年マルセイユ国際ドキュメンタリー映画際
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納得の作品:

『果てなき路』(モンテ・ヘルマン監督)
2010年ヴェネチア映画祭公式コンペ出品 特別賞

『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督)
2010年ヴェネチア映画祭公式コンペ出品 審査委員特別賞、男優賞

"JODAEIYE NADER AZ SIMIN(ナデルとシミンの離婚)"(アスガー・ファルハディ監督)
2011年ベルリン映画祭公式コンペ出品 金熊賞

"LE CHEVAL DU TURIN"(タル・ベーラ監督)
2011年ベルリン映画祭公式コンペ 銀熊賞

"BIR ZAMANLAR ANADOLU'DA"(ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督)
2011年カンヌ映画祭公式コンペ出品 審査委員賞

"L'EXERCICE DE L'ETAT"(ピエール・ショレール監督)
2011年カンヌ映画祭ある視点部門出品

"MEEK'S CUTOFF"(ケリー・ライヒャルト監督)
2010年ヴェネチア映画祭公式コンペ出品

"MELANCOLIA"(ラース・フォン・トリアー監督)
2011年カンヌ映画祭公式コンペ出品

『ある娼館の記憶』(ベルトラン・ボネロ監督)
2011年カンヌ映画祭公式コンペ出品

主演男優賞:ミシェル・ピコリ(" HABEMUS PAPAM")
注目若手男優賞/タハール・ラヒム("LOVE AND BRUISES")
注目若手女優賞:ゾエ・エラン(「トムボーイ」)/Mouna Bahmad("SUR LA PLANCHE")/ミア・ワシコウスカ(『永遠の僕たち』)
特別賞:ライアン・ゴスリング(”DRIVE")

皆様、よいお年を!
by berceau-du-cinema | 2011-12-31 21:58 | CINEMA/ETC. | Comments(0)

パリのお薦め展覧会

年末年始のお休みにパリにいらっしゃる方に、お薦めの展覧会を。まだ間に合うことを祈りつつ…

まず映画関係であればシネマテーク・フランセーズのメトロポリス展(~1月29日)。フィリッツ・ラング監督の傑作の撮影風景の写真を見ていると、この作品のスケールの大きさに改めて驚かされます。衣装などの小道具やデッサン、ポスターなどの展示品の中で、個人的に気になったのは、パリで初めて公開された際に作られた関連グッズで、何とパラパラが!ショーケースの中に入っていて、実際に見れないのが残念…また2008年にブエノスアイレスで発見された映像の修復作業の行程も展示されています。
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ヨーロッパ写真美術館で行われているRome + Klein(ローマ+クライン)展(~1月8日)は、ウィリアム・クラインがフェデリコ・フェリーニ監督の助手に志願してローマに滞在した際に撮影した写真を中心に展示。フェリーニ監督に「ローマは1本の映画だ。それをクラインが監督した。」と言わしめた写真群は、被写体となった人々の視線が強い印象を残す街の人からモードの写真までバラエティ豊か。クラインが写真を通しながらローマを発見して行った過程が見えるよう。
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写真繋がりで、ジュ・ド・ポームで開催中のダイアン・アーバス展(~2月5日)もお薦め。彼女が写真家になっていく姿を描いたニコール・キッドマン主演の『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート』をご覧になった方も多いと思いますが、実際に彼女が撮った写真をこの機会に。
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現代アートに興味のある人にお薦めなのが、パリの国立美術学校で開催されている2001-2011: Soudain, déjà(突然に、既に)展(~1月8日)。この10年間に同校を卒業した生徒たちの中から選ばれたアーティストたちの作品を展示しているのですが、様々なスタイルを持った若手たちの刺激的で独創的な作品群が並びます。(オープニングに行ったのですが、ルイ・ガレルが来ていました!友達が出展していたのかな?)
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パリに来てわざわざ‥と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、ポンピドゥーセンターの草間彌生展もお薦め(~1月9日)。1950年から現代まで、彼女の全時代の作品をコンパクトによくまとめており、彼女の軌跡を一挙に展望する事ができます。60年代のNYで行っていたハプニングの映像や、子供も大人も吸い込まれてしまうような2つのインスタレーション空間が人気を集めています。
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そしてフレンチのエスプリが好きな人にお薦めの展覧会も2つ。パリ市役所で開催中のSempé, un peu de Paris et d'ailleurs(サンペ、パリを少し、そして他の場所で)展(~2月11日)は最もパリらしいと言っても過言ではないイラストレーターのおなじみのキャラクターのイラストからら雑誌NEWYORKERの表紙までが一同に。見ている人たちのほころぶ笑顔も幸せな気分にさせてくれます。この展覧会は何と入場料無料!ですが行列は覚悟。お薦めは平日の朝一番に出むく事でしょうか?
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そして国立図書館で開催中のボリス・ヴィアン展(~1月15日)。執筆を中心にマルチな才能を発揮した彼の仕事を総体的にまとめています。
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その他、セザンヌ、マチス、ピカソの作品を蒐集した一族のコレクションを展示するグラン・パレのL'Aventure des Stein(スタン家の冒険)展(~1月16日)、リュクサンブール美術館のCezanne et Paris(セザンヌとパリ)展(~2月26日)、ポンピドゥーセンターのムンク展(~1月23日)、ジャクマール・アンドレ美術館のFra Angelico et les Maître de la lumière(フラ・アンジェリコと非光の巨匠たち)展(~1月16日)などなど…是非、お気に入りの展覧会を見つけて下さい。
by berceau-du-cinema | 2011-12-29 18:24 | ART | Comments(0)

Joyeux Noël !

ブログの更新がストップしてしまってごめんなさい…
来週からはもう少しアップできそうです。楽しみにして下さいね。
楽しいクリスマスを。
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by berceau-du-cinema | 2011-12-24 08:05 | ETC... | Comments(0)

シャルロット・ゲンズブール etc.

未発表の8曲を含めたライブ・アルバム+DVD”Stage Whisper”が12月5日に発売されたばかりのシャルロット・ゲンズブール。様々なメディアでインタビューなどが出ていますが、その中で語られているニュースを幾つか。
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まずアルバムのジャケット写真は本人が選んだもの:「私にとって(この写真は)ツアーを反映しているの。(…)何かとても生き生きしたものが見える。自分がそこにいる、自分がその中にいると感じるの。ポーズを取った写真じゃないからライブの部分に合ってるわ。」

ライブと未発表曲を一緒に収録したことについて:「ライブに関してはツアーがとても素晴らしい冒険だったから、それを締めくくる素敵な方法だったの。DVDがついているのは映像で届ける事が大切だったから。実は自分の記憶ではこの道のりが音楽的である以上に視覚的だったのよ。未発表曲に関してはツアーが既に過去のものだったから、新しいもので少しダイナミックにしたかった。既に未来に足を踏み出していると言うみたいに。それで新たな人たちに出会って楽しんだわ。」

シャルロットはお決まりとも言える家族との関係についての質問も色々と語っています。1月に俳優として舞台デビューするイヴァン・アタルとは「いつか(舞台で)彼と共演したいわ。何かとても力強いものが分かち合えるだろうから。」また弟のルル・ゲンズブールが父親のカバー集でデビューしたことについては「とても喜んでいるし、勇気があるわ。赤ちゃんの頃から知っているから、彼が羽ばたくのを見るのは本当に感動したわ。」そして家族でも共演については「今まではバリケードを張っていたけれど、母親と映画で共演するか、一緒に歌いたいわね」!!!

これからについて:「未発表曲を作ってくれたConnan Mockasinと一緒に幾つかコンサートをしたいと思っているの。来年の夏にはラース・フォン・トリアーの新作の撮影に参加できればと期待しているわ。」それは"Nymphomaniac"の事?
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by berceau-du-cinema | 2011-12-09 08:28 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)