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『アーティスト』の次に来る作品はこれ?

フランス映画として初のアカデミー賞最優秀作品に選ばれた『アーティスト』。アメリカでの公開を担当したワインスタイン・カンパニーが、新たにフランス映画の配給権を獲得したと話題になっています。
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その作品は"Populaire"。物語の舞台は1950年代後半のパリ。田舎から出て来たばかりの無垢な娘ローズが保険代理店の秘書として雇われます。彼女はタイプを打つのが非常に早いことに気づいたボスは彼女のコーチとなって、タイプの早打ち大会に挑戦する、というストーリー。主役を演じるのはデボラ・フランソワ(『ある子供』『マンク〜破戒僧〜』)とロマン・デュリス、共演者にはベレニス・ベジョ(!)、ミウ=ミウ、エデフィ・ミッチェル、メラニー・ベルニエ。そして撮影は『アーティスト』と同じくギョーム・シフマン!メガホンを握るのは、これが初の長編フィクションとなるレジス・ロワンサールです。

ワインスタイン・カンパニーのデヴィッド・グラッサーは「"Populaire"の雰囲気は昔のクラシックなコメディーを本当に彷彿させる。」と語っています。撮影は昨年の秋にスタートし、ノルマンディ、パリ近郊、ベルギーのリエージュで行なわれ、年内に終了。フランスでは10月24日に公開予定です。
by berceau-du-cinema | 2012-03-29 07:25 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

アニエス・ベーの監督デビュー作が撮影スタート!

デザイナーのアニエス・ベーが"Je m'appelle Hmmm…. "で映画監督としてデビューを飾ります。

監督名は本名のアニエス・トゥルブレ、脚本はレオス・カラックス監督の『ポーラ X』や『ショコラ』『ガーゴイル』などクレール・ドニ監督と長年のコラボレーションをしているジャン=ポル・ファゴーと共同執筆されています。物語は11才の少女セリーヌと60才の男性ピーターが偶然出会い、赤いトラックに乗って旅をするロード・ムービーです。セリーヌは失望した近親相姦者の父から、ピーターは故郷のイギリスと妻と娘との悲しい想い出から逃れて数日間を共にしますが、セリーヌは初めて子供らしい時間を味わい、ピーターは人生の最後の日々を生きることに…
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主演の二人を演じるのはルー・レリア=ドゥメリアックと、 アーティストで『ジダン 神が愛した男』の監督としても知られるダグラス・ゴードン。とても新鮮なコンビになりそう。その他、シルヴィー・テスチュ、ジャック・ボナフェが脇を固めます。

撮影は3月19日にアキテーヌ地方でスタート、その後、ポワトゥー・シャラントゥ地方、パリ近郊で続けられ。6週間後の4月27日にクランクアップの予定です。
by berceau-du-cinema | 2012-03-22 09:48 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

俳優のミシェル・デュショソワ 逝去

俳優のミシェル・デュショソワが心停止で亡くなりました。73才でした。

1938年にヴァランシエンヌで生まれたミシェル・デュショソワさんは文学の勉強をした後に、パリのコンセウルヴァとワールに入学。1964年にコメディ・フランセーズに入団し、1984年まで在籍しました。その後も舞台に立ち続け、その数は50以上にも昇ります。1993年と2003年にはモリエール賞の助演男優賞、1996年には主演男優賞を獲得しています。
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映画デビューはルイ・マル監督の『私生活』(1961年)。同監督とは1989年にも『五月のミル』に出演。そしてクロード・シャブロル監督の作品には『野獣死すべし( "Que la bête meure")』『石の微笑』など5作でコラボレーションしました。その他にもコスタ・ガブラス("Amen")、アラン・コルノー(『フォート・サガン』)、パトリス・シェロー、ベルトラン・タベルニエ、パトリス・ルコント(『サン・ピエールの命』『親密すぎるうちあけ話』)らの作品の他、近年では『ジャック・メスリーヌ』2部作、『プチ・ニコラ』『サラの鍵』など75本もの映画に出演しました。

クロード・シャブロル監督の『野獣死すべし( "Que la bête meure")』
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ベルナール・メネスと。
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ジャン・ヤンと。
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テレビドラマでも活躍したミシェル・デュショソワは、コメディからシリアスなドラマまで、どのような役でもこなす俳優でした。アステリックス・シリーズの次回作"Astérix et Obélix: God Save Britannia"の他、ミッテラン大統領を演じたTVドラマ"L'Affaire Gordji"などの遺作が待機しています。ご冥福をお祈り申し上げます。
by berceau-du-cinema | 2012-03-13 23:47 | CINEMA/CELEBRITE | Comments(0)

アブデラティフ・ケシシュ監督の新作のテーマは…!

『クスクス粒の秘密』のアブデラティフ・ケシシュ監督の新作が、バンド・デシネ(漫画)"Le bleu est une couleur chaude(青は熱い色)"の映画化になることが明らかになりました。
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2010年3月に発売されたこのバンド・デシネは、ヨーロッパ最大の漫画イベントであるアングレーム国際漫画祭にも出展された他、フランスで高い評価を得た作品。今回の映画化にあたり、登場人物の名前などが少し変わっています。主人公は15才の少女ジョスリン(原作ではクレモンティーヌ)。ある日、彼女は街で見かけた青い髪の少女エマに一目惚れをし、自分の人生に大きな変化が訪れたことに気づきます。自分のセクシャリティ、他者との関係に自問をかけながらもジョスリンとエマは結ばれますが、ジョスリンは家族、不条理なモラルに溢れた世界、そして自分自身とも折り合いをつけられなくなって行く…という物語です。

ジョスリン役を演じるのはジェーン・バーキンが監督した"Boxes"や『黄色い星の子供たち』などに出演しているアデル・エグザルコプロース。1994年生まれの彼女は11歳で女優デビュー。その後もコンスタントに映画出演を重ねて来ています。そして相手役のエマにはレア・セイドゥ!この役のために髪を青く染めて切ってしまうのでしょうか?
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撮影は3月頭からスタート、パリとフランス北部のノール・パ・ド・カレ地方で行われています。
by berceau-du-cinema | 2012-03-07 09:11 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

震災チャリティーイベント ”Mini Don Grand Don # 4”

東北地方太平洋沖地震からまもなく1年を迎えようとしています。
今週末、友人たちが震災チャリティーイベントを開催します。
皆さん、お時間があれば、是非ご参加下さい。

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Mini Don Grand Don # 4

Un an après le drame japonais, Mini Don Grand Don présente sa quatrième édition sur le thème du Matsuri.
Ce collectif franco-japonais invite des artistes de tous horizons pour leur laisser carte blanche, créer et présenter ce qui leur « passe par la tête ». Le but de chacun est d’offrir ce qui lui tient à cœur et d’en faire profiter aussi bien le public français que la cause japonaise.

Aussi Mini Don Grand Don soutiendra donc Schop Dan et l’opération Une maison pour tous Minna no Ie.

Adresse
Galerie Marais Ouest
12, rue de Montmorency
75003 Paris

~ Programme des 9, 10 & 11 mars 2012 ~

EXPO-VENTE COLLECTIVE DU 9 AU 11 MARS 2012
Vernissage jeudi 9 mars à 18h - Accès gratuit

Chaque illustrateur, dans des styles tout à fait différents, fait don de ses œuvres pour la vente au public.
Les fruits de la vente iront ainsi dans la cagnotte de Schop Dan.

Ai Akiyama
Antoine Bertrand
Kanako
Izumi Idoia
Thomas Bouveret
Yoko Kanayama


VENDREDI 9 MARS

de 18h à 22h

VENISSAGE - accès gratuit

CONCERTS - 5 €

19h - XTRoNiK
www.xtronik.fr

20h - DJ Frank Bimbo Tower
bimbo.tower.free.fr/

21h - GNG
www.monsterk7.com/artistes/gng

SAMEDI 10 MARS - JOURNÉE MATSURI

De 10h30 à 23h - Entrée 5 €

10h30 - Accueil du public pour un petit déjeuner à la japonaise

11h30 - Kamishibai & saxophone - Act 1

Conté par Leïla Furno accompagnée par Maki Nakano au saxophone

14h - Kamishibai & saxophone -Act 2
Conté par Leïla Furno accompagnée par Maki Nakano au saxophone

16h - Spectacle de Rakugo
Avec Stéphane Ferrandez - Cie Balabolka avec shamisen

SOIRÉE ELECTRONIQUE
Entrée : 5 €

20h - Cloudberry
www.asakomusic.com

21h - HYPO & EDH
www.hypomusic.net

22h - Kumisolo DJ karaoké
www.kumisolo.com

DIMANCHE 11 MARS - JOURNÉE ANNIVERSAIRE

Entrée : 5 €

14h - Concert par Kumi Iwase au Saxophone

16h - Lecture en français et japonais par Eriko Nakamura
jeune public - sur réservation
Eriko Nakamura nous fait l’immense honneur de nous conter des histoires pour enfants.

16h à 18h - bar et goûter

18h - Départ pour la Candle Night
L’équipe du Mini Don Grand Don vous invitera à la suivre pour sa candle night au cœur de Paris.
Chacun apportera une bougie afin de l’y allumer.

ET TOUS LES JOURS : STANDS ET BROCANTE
Au profit du Japon

Samedi de 10h30 à 20h & dimanche de 15h à 18h

Stands livres et mangas
restauration japonaise (minidon , takoyaki, choco banana, yakisoba etc)
jeux japonais pour tous
Friandises Japonaises (dagashi)
Brocante

Merci à ses partenaires : Schop Dan, Marais Ouest, Foodex, Kirin, Iki, Chocolat mag, Actes Sud, Pika, Belfond, IMHO, éditions de la Martinière, Arts to hearts, Senri no Michi, Japonaide, Zoom Japon
by berceau-du-cinema | 2012-03-06 19:20 | ETC... | Comments(0)

ガイ・マディン監督がフランスの俳優たちと公開撮影!

カナダの鬼才、ガイ・マディン監督がパリのポンピドーセンターで3月22日から12日まで公開撮影"Spiritismes"を行っています。
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グリフィス、コクトー、ルビッチ、ヒッチコック、ムルナウ、アイゼンシュタイン、ヴィゴ、ストロハイムら、映画史に残る偉大な映画作家たちの失われた作品、未完成の作品、そして製作まで至ることのなかった作品を蘇らせるというもの。1日1本、17日間で17本の作品が撮影されます。この企画に賛同して参加する俳優たちは、マディン監督作品の常連であるウド・キアーやマリア・デ・メディロスを筆頭に、マチュー・アマルリック、ジャック・ボナフェ、アミラ・カザール、ジェラルディーヌ・チャップリン、エリナ・レーヴェンソン、マチュー・ドゥミ、ジャック・ノロ、ジャン=フランソワ・ステヴナンらが参加しています。イザベル・ユペールにも声をかけたそうですが、スケジュールの都合で不参加…残念です。

場所は同センター地下1階のForum 1で、同センターのオープン時間から撮影でスタート。ポンピドーセンターを訪れた人であれば、誰でも見学できるのですが、web上でも3台のカメラを使ったライブ中継を行っています。撮影がない時間は翌日の作品と出演者、撮影スタート時間を確認することができます。本日3月2日は溝口健二監督の処女作『愛に蘇る日』!先日、セザール賞を受賞したコメディ・フランセーズの団員でもあるGrégory Gadebois、アデル・ヘネル、ロバンソン・ステヴナンが出演しています!

この企画はこの後、ロンドン、ニューヨーク、サン・パウロ、そして監督の故郷でもあるウィニペグでも開催されます。フランスではガイ・マディン監督の新作"Keyhole"が公開中です。
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by berceau-du-cinema | 2012-03-02 20:25 | CINEMA/ETC. | Comments(0)

第37回セザール賞 発表!

遅くなりましたが、2月24日金曜日、セザール賞が発表になりました。今回は残念ながらノミネート作品もご紹介できなかったので、まとめてこちらに。★印が受賞です。

作品賞
★『アーティスト』 (ミシェル・アザナヴィシウス監督)
 『わたしたちの宣戦布告』(ヴァレリー・ドンゼッリ監督)
 『ル・アーヴルの靴みがき』(アキ・カウリスマキ監督)
 “Polisse”(マイウェン監督)
 “L'Exercice de l'État”(ピエール・ショレール監督)
 『パテール』(アラン・カヴァリエ 監督)
 『最強のふたり』(エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督)

監督賞
★ミシェル・アザナヴィシウス監督『アーティスト』
 アラン・カヴァリエ監督『パテール』
 ピエール・ショレール監督 “L'Exercice de l'État”
 ヴァレリー・ドンゼッリ監督『わたしたちの宣戦布告』
 エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシェ監督『最強のふたり』
 アキ・カウリスマキ監督『ル・アーヴルの靴みがき』
 マイウェン監督 “Polisse”

主演男優賞
★オマール・シー『最強のふたり』
 サミ・ブアジラ “Omar m'a tuer”
 フランソワ・クルゼ『最強のふたり』
 ジャン・デュジャルダン『アーティスト』
 オリヴィエ・グルメ “L'Exercice de l'État”
 ドゥニ・ポダリデス “La Conquête”
 フィリップ・トレトン “Présumé Coupable”

主演女優賞
★ベレニス・ベジョ『アーティスト』
 レイラ・ベクティ(Leïla Bekhti) “La Source des femmes”
 ヴァレリー・ドンゼッリ『わたしたちの宣戦布告』
 Marina Foïs “Polisse”
 マリー・ジラン “Toutes nos envies”
 カリン・ヴィヤール “Polisse”
 アリアンヌ・アスカリッド 『キリマンジャロの雪』

助演男優賞
★ミシェル・ブラン “L'Exercice de l'État”
 ニコラ・デュヴォシェル “Polisse”
 ジョイ・スター “Polisse”
 ベルナール・ル・コック “La Conquête”
 フレデリック・ピエロ “Polisse”

助演女優賞
★カルメン・マウラ 『屋根裏部屋のマリアたち』
 ザブー・ブライトマン “L'Exercice de l'État”
 アン・ル・ニ『最強のふたり』
 ノエミ・ルヴォフスキー 『メゾン ある娼館の記憶』
 カルル・ロシェー “Polisse”

有望男優賞
★Grégory Gadebois “Angèle et Tony”
 ニコラス・ブリデ “Tu seras mon fils”
 ギヨーム・グイ “Jimmy Rivière”
 ピエール・ニネ “J'aime regarder les filles”
 Dimitri Storoge “Les Lyonnais”

有望女優賞
★Naidra Ayadi “Polisse”
★クロティルド・エスム “Angèle et Tony”
 セリーヌ・サレット(Céline Sallette)『メゾン ある娼館の記憶』
 アデル・エネル(Adèle Haenel)『メゾン ある娼館の記憶』
 Christa Théret “La Brindille”

オリジナル脚本賞
★“L'Exercice de l'État” ピエール・ショレール
 『わたしたちの宣戦布告』ヴァレリー・ドンゼッリ、ジェレミー・エルカイム
 『アーティスト』 ミシェル・アザナヴィシウス
  “Polisse” マイウェン、エマニュエル・ベルコ
 『最強のふたり』エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシェ

脚色賞
★『おとなのけんか』ロマン・ポランスキー、ヤスミン・レザ
 “La Délicatesse” David Foenkinos
 “Présumé Coupable” ヴァンサン・ガレンク
 “Omar m'a tuer” オリヴィエ・ゴルス、ロシュディー・ゼム、ラシッド・ブシャール、オリヴィエ・ロレル
 “L'Ordre et la Morale” マチュー・カソヴィッツ、ブノワ・ジョベール、ピエール・ジェレール

撮影賞
★『アーティスト』ギヨーム・シフマン
 “Polisse” ピエール・エイム
 『メゾン ある娼館の記憶』ジョゼ・デエー
 “L'Exercice de l'État” ジュリアン・イルシュ
 『最強のふたり』 マチュー・ヴァドピエ

編集賞(Meilleur montage)
★“Polisse” ロール・ガルデット、ヤン・デデ
 『アーティスト』 アン=ソフィー・ビオン、ミシェル・アザナヴィシウス
 “L'Exercice de l'État” ロランス・ブリオー
 『わたしたちの宣戦布告』ポーリーヌ・ガイヤール
 『最強のふたり』 ドリアン・リガル=アンスー

美術賞
★『アーティスト』 ローレンス・ベネット
 『メゾン ある娼館の記憶』アラン・グフロワ(Alain Guffroy)
 “Les Femmes du 6e étage” ピエール=フランソワ・ランボッシュ
 “L'Exercice de l'État” Jean-Marc Tran Tan Ba
 『ル・アーヴルの靴みがき』Wouter Zoon

衣裳賞
★『メゾン ある娼館の記憶』アナイス・ロマン
 “My Little Princess” カトリーヌ・ババ
 『アーティスト』マーク・ブリッジス
 “Les Femmes du 6e étage” クリスチャン・ガスク
 “La Source des femmes” ヴィオリカ・ペトロヴィッチ
 
録音賞
★“L'Exercice de l'État” オリヴィエ・エスペル、ジュリー・ブレンタ、ジャン=ピエール・ラフォルス
 『最強のふたり』パスカル・アルマン、ジャン・グディエ、ジャン=ポール・ウリエ
 『メゾン ある娼館の記憶』ジャン=ピエール・デュレ、ニコラ・モロー、ジャン=ポール・ラフォルス
 “Polisse” ニコラ・プロヴォスト、Rym Debbarh-Mounir、エマニュエル・クロゼ
 『わたしたちの宣戦布告』アンドレ・リゴー、セバスチャン・サヴィーヌ、ロラン・ガビオ

作曲賞
★『アーティスト』ルドヴィック・ブールス
 “Les Bien-Aimés” アレックス・ボーパン 
 『メゾン ある娼館の記憶』ベルトラン・ボネロ
 “Un monstre à Paris” マチュー・シェディッド、パトリス・ランソン
 “L'Exercice de l'État” ピエール・ショレール

初監督作品賞
★『ガザを飛ぶブタ』シルヴァン・エスティバル監督
 “Angèle et Tony” Alix Delaporte 監督
 “17 filles” ミュリエル&デルフィーヌ・クラン監督
 “La Délicatesse” David Foenkinos監督
 “My Little Princess” エヴァ・イヨネスコ監督

アニメーション賞
★“Le Chat du rabbin” Antoine Delesvaux&ジョアン・スファール監督
 “Le Cirque”(仏・カナダ/2010) ニコラ・ブロー監督 *短編
 “La Queue de la souris” Benjamin Renner監督 *短編
 “Un monstre à Paris” ビボ・ベルジェロン監督 *短編
 “Le Tableau” ジャン=フランソワ・ラギオニ監督 *短編

ドキュメンタリー賞
★『ラルザックの奇蹟』クリスチャン・ルオー監督
 “Le Bal des menteurs” ダニエル・ルコント監督
 『クレイジー・ホース』フレデリック・ワイズマン監督
 “Ici on noie les Algériens” Yasmina Adi監督
 “Michel Petrucciani” マイケル・ラドフォード監督

短編作品賞
★『ピアノ調律師』“L'Accordeur” オリヴィエ・トレイネール監督
 “La France qui se lêve tôt” ユーゴ・チェスナール監督
 “J'aurais pu être une pute” Baya Kasmi 監督
 “Je pourrais être votre grand-mère” ベルナール・タンギ監督
 “Un Monde sans femmes” ギョーム・ブラック監督

外国語作品賞
★『別離』アスガー・ファルハディ監督
 『ブラック・スワン』 ダーレン・アロノフスキー監督
 『英国王のスピーチ』トム・フーパー監督
 『ドライヴ』ニコラス・ウィンディング・レフン監督
 『少年と自転車』ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督
 『灼熱の魂』ドゥニ・ヴィルヌーヴ 監督
 『メランコリア』ラース・フォン・トリアー監督

栄誉賞
ケイト・ウィンスレット

*****

コメントを含めて個人的にも選んでみました。ただし残念ながら見ていない映画もあるので、一部割愛しています。

作品賞/この3本ならどれがとっても。
 『わたしたちの宣戦布告』(ヴァレリー・ドンゼッリ監督)
 『ル・アーヴルの靴みがき』(アキ・カウリスマキ監督)
 “L'Exercice de l'État”(ピエール・ショレール監督)
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監督賞
 ピエール・ショレール監督 “L'Exercice de l'État”

主演女優賞
 マリー・ジラン “Toutes nos envies”

*男優/女優ともに “Polisse”のキャスト全員にアンサンブル・キャスト賞を。 “L'Exercice de l'État” も主演男優、助演男優、助演女優ともに良かったです。

有望男優賞のGrégory Gadeboisはコメディ・フランセーズの団員なのでダントツに素晴らしいのは当たり前かな、と。

撮影賞
 『メゾン ある娼館の記憶』ジョゼ・デエー

美術賞
 『メゾン ある娼館の記憶』アラン・グフロワ(Alain Guffroy)
 『ル・アーヴルの靴みがき』Wouter Zoon

初監督作品賞
 “17 filles” ミュリエル&デルフィーヌ・クラン監督

短編作品賞、他の作品を見ていないのですが…この作品は最高!だったので。
 “Un Monde sans femmes” ギョーム・ブラック監督
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外国語作品賞の『別離』は、ベルリン、セザール、オスカーと、自分としては今年の賞関係で最も納得のいく作品でした。

栄誉賞のケイト・ウィンスレット、プレゼンテーターは『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督!

世界中の賞を獲得した『アーティスト』は商業作品としてはお薦めですが、芸術作品としてはオリジナリティを感じられず、個人的には退屈してしまった作品でした。また『最強のふたり』は1900万人動員というメガヒットになってしまったので、逆に行く気がなくなってしまい、恥ずかしながら未見です。

新作“L'Ordre et la Morale” が興行的に失敗に終わったマチュー・カソヴィッツ監督は、多くのノミネートからも外されてしまったことを受けて、ツイッターでセザール賞に”悪態”をつきました。その後に出した声明内容は、セザール賞を実は意識しているという複雑な心境のもの…そして、何と撮影賞のプレゼンテーターとして笑顔で授賞式に登場!視聴者からはこれが一番面白い瞬間だったという意見も(笑)。しかし、それ以上に騒ぎになったのは、助演男優賞のプレゼンテーターとして登場したマチルド・セニエ。受賞者のミシェル・ブランのスピーチが終わった後、ノミネートを受けていたジョイ・スターに舞台に上がるように声をかけたのです。これは行き過ぎた行為だったとネット上で批判を浴び、後日、弁護士を通して謝罪を発表する騒ぎになりました。

2011年はフランス映画にとって大変注目すべき年になりました。2012年はどうなるでしょうか?
by berceau-du-cinema | 2012-03-01 10:58 | CINEMA/PRIX | Comments(0)