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レティシア・カスタが新境地開拓!

女優のエレーヌ・フィリエールが2005年にスイスで起きた事件を映画化した"Une histoire d'amour"が来年1月9日にフランスで公開されます。
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この作品については以前にもレポートしたのですが、主役はやはりレティシア・カスタに。エレーヌ・フィリエールは監督に専念しています。またリシャール・ボーランジェ、『預言者』や間もなく公開される『愛について、ある土曜日の面会室』に出演しているレダ・カテブもキャストに入っています。
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タイトルは当初、エチエンヌ・ダオーの歌のタイトルである"Les adorés"で進められていましたが、最終的に"Une histoire d'amour"になりました。

予告編はこちらから。かなりハードです。

エレーヌ・フィリエールの姉は映画監督のソフィー・フィリエール、義兄がパスカル・ボニツェール。長身の彼女はモデル業の後に女優デビュー。姉やジャック・ドワイヨン、セドリック・クラピッシュ、クレール・ドゥニ、ラリュー兄弟らの作品に出演。その後、癌の闘病生活を余儀なくされましたが、克服し、人気テレビドラマシリーズ"Mafiosa, le clan"で主人公のマフィアの女ボスを演じて国民的な知名度を得ています。
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by berceau-du-cinema | 2012-11-30 23:37 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

『アンジェリク』シリーズがリメイクに!

アンヌ&セルジュ・ゴロンの小説の映画化で5本の作品が作られた『アンジェリク』シリーズ。その第1話『アンジェリク/はだしの女公爵』がリメイクされることになりました。
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17世紀、ブルボン王朝時代のフランスを舞台に、自由奔放に育てられた貧しい貴族の娘アンジェリクの波乱溢れる運命を描いた作品ですが、今回の映画化は前作よりも小説に忠実で、「より暴力的で政治的、現代的」になると関係者は語っています。
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ミシェール・メルシェに代わって主役のアンジェリークを演じるのは『幸せはシャンソニア劇場から』(2008年)に出ていた現在23歳のノラ・アルネゼール。ゲランの香水イディールのイメージモデルを努めていました。彼女は前作を見ないで撮影に挑んだそうです。その他、ロベール・オッセンが演じたアンジェリックの最初の夫ジョフレ・ド・ペラック侯爵はジェラール・ランヴァンが抜擢された他、トメル・シスレー、マチュー・カソヴィッツ、シモン・アブカリアンらが出演する模様です。

監督はアリエル・ゼトクゥン(『ヤマカシ』)、製作はリュック・ベッソン。撮影スタジオのシテ・ドゥ・シネマをこの秋にオープンしたベッソンですが、この作品は海外で撮影され、1年後の公開を目指しています。1500万ユーロの製作費がかけられていますが、前作同様にシリーズ化される予定で、既に脚本は執筆されている模様です。
by berceau-du-cinema | 2012-11-26 08:06 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

クオリティの高さと魅力的なキャストで話題のTVドラマ"Les Revenants"

2004年に劇場公開された"Les Revenants(英語タイトル"They Come Back")"(ロバン・カンピロ監督)。
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日本語で「幽霊」「久しぶりに帰って来た人」という意味のこの作品は、愛する人たちの死を悲しむ人達の元に死んだ人たちが蘇る心理ドラマで、ヴェネチア映画祭オリゾッティ部門など多くの映画祭でも上映された作品ですが、そのリメイク版となるTVドラマが11月26日から放送、大きな話題となっています。

物語はスイスの国境に近い山間部の小さな街。学校のバスの交通事故にあった娘、結婚式の当日に志望した花婿、数十年以上前に死んだ妻、恐ろしい殺人事件の犯人たちが蘇り、それぞれの家族の元に戻ってきます。それと同時に湖の水位が下がり、下水道に異常が生じる…という物語。
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出演者はクロティルド・エスム、セリーヌ・サレット、アンヌ・コシニー、アナ・ジラルド、サミール・ゲスミ、コメディ・フランセーズ団員のグレゴリー・ガドボワ、映画版にも出演していたフレデリック・ピエロなど、とても魅力的な俳優達が集まっています。
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今回のリメイクはファブリス・ゴベール監督(『消えたシモーヌ・ヴェルネール』)の発案。映画版も製作したHaut et court(カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『パリ20区、僕たちのクラス』など)のTVドラマ部門と有料TVチャンネルのカナル+が製作、放映をします。8話の構成になっており、前半4回はゴベール監督、後半4回はフレデリック・メルムー監督(『共犯者』)が担当、脚本には作家で映画監督としてもデビューしているエマニュエル・キャレールが参加、音楽はスコトッランド出身のモグワイが書き下ろしています。
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第1話と第2話をスクリーン上映で見る機会があったのですが、アメリカ映画やTVドラマの映像の美しさとフランスらしい登場人物の心理状態の繊細な掘り下げ方、1話ごとに一人の「幽霊」に焦点をあげながらも、他の「幽霊」たちの謎を同時に掘り下げて行く構成の面白さなど、作品の完成度の高さにフランスでは放映前から大きな注目を集めており、リベラシオン、ル・モンド、カイエ・ドゥ・シネマ、プルミエール、レザンロッキュプティブル、テレラマ、テレシネオブ、エル、グラムールなど、様々なタイプの多くのメディアで取り上げられています。
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是非、日本でも放映(劇場公開も!)して欲しい作品です。公式サイトはこちらから。
by berceau-du-cinema | 2012-11-24 09:28 | TV | Comments(0)

急ピッチで製作!クレール・ドゥニ監督の新作

クレール・ドゥニ監督の新作"Les Salauds"の詳細が明らかになりました。

コンテナ船の船長を勤めるマルコは、妹のサンドラから助けを求められて急いでパリに戻ると、彼女の夫は自殺し、家族経営の会社は破産、一人娘は無気力状態になっていることを知ります。その原因はエドゥアルド・ラポルトという実業家にあるというサンドラの話を聞いたマルコは、偶然同じ建物に住んでいるラポルトの愛人のラファエルとその息子に近づくことに。しかしサンドラにはマルコの知らない秘密があり、またラファエルがマルコに関心を示し始めたことから、思いがけない展開に…という物語です。

ドゥニ監督の長いコラボレーションで知られるジャン=ポル・ファルジョーが脚本を共同執筆、アニエス・ゴダールが撮影を担当しています。出演はヴァンサン・ランドン、キアラ・マストロヤンニ、そして歌手のモワセック、ドクゥニ監督作品の常連であるアレックス・デスカス、ローラ・クルトン、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『ファウスト』に出ていたイゾルダ・ディシャウクの名前も入っています。

ドゥニ監督は数年前から別の大きな企画を進めていましたが、一向に進まず業を煮やしていた所、今年の初頭にヴァンサン・ランドンから電話で「僕が出れる作品を作ってくれ」と言われ、すぐに脚本に着手。資金も集まり、8月20日にパリとその近郊で撮影をスタートし10月末に撮影終了、と急ピッチで製作が進み、現在はポストプロダクションに入っているはず。

撮影現場の写真で出てきたのは…パリの南部にあるフランス軍の基地内で撮られた交通事故の写真のみ(笑)。
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by berceau-du-cinema | 2012-11-22 09:23 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ベルトラン・タヴェルニエ監督が外務省の内幕を暴く

ベルトラン・タヴェルニエ監督が人気BDの映画化作品"Quai d'orsay"を撮影中です。

アベル・ランザックがストーリー、クリストフ・ブランがイラストを担当した"Quai d'orsay"は外務省が舞台。ドミニク・ド・ヴィルパンをモデルにした外務大臣アレクサンドル・タイラール・ド・ヴォルムと、大臣の演説を起草する側近アルチュール・ヴラミンクを軸に、野望の渦巻く省内でうごめく人々を描いています。

原作者のアベル・ランザック(偽名)はこの側近の立場にいたことがあり、その経験がこのBDに。今回の映画化にあたり、ニューヨークでタヴェルニエ監督と缶詰状態になって脚本を仕上げたそうです。

外務大臣役にはティエリー・レルミット、側近役には注目の若手俳優ラファエル・ペルソナスが演じます。その他、ニエル・アレストリュプ、ジュリー・ガイエ、アナイス・ドゥムースティエ、ティエリー・フレモン、そして元ミス・フランスのソニア・ロランも出演します。

10月29日にスタートした撮影は45日間をかけて、パリを中心にニューヨーク、ベルリン、ダカールで行なわれまう。フランス公開は2013年中頃になる予定。

ネットで撮影模様の写真があがっていました。下は原作から。
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by berceau-du-cinema | 2012-11-21 08:58 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

シャルロット・ゲンズブールとイヴァン・アタルが再共演!

シャルロット・ゲンズブールとパートナーのイヴァン・アタルが再共演することになりました。

その作品”Son epouse”の舞台はインド東部のポンディシェリに近い小さな村。結婚して以来、行動障害に悩むタミール人のグラシーは、1年前に友人のカトリーヌが原因不明で亡くなって以来、それがトラウマに。ある日、罪の意識に苛まれているカトリーヌの夫ジョゼフが、グラシーに会いにインドを訪れることを決意する、という物語です。グラシー役はインド人女優が演じるので、シャルロットはカトリーヌ役。フラッシュ・バックで出てくるのでしょうか?

メガホンを握るのはミシェル・スピノザ監督。イヴァン・アタルの監督作品で共演するのは1996年の『ラブ etc.』(マリオン・ヴェルヌー監督)以来になります。これが4本目の長編になるミシェル・スピノザ監督は、2007年にイザベル・カレを主演にストーカーの娘の物語"Anna M."を発表しています。12月にスタートする撮影は、40日間インドで行なわれた後、フランスでも数日撮影されるそうです。

写真は1992年に共演したジャック・ドワイヨン監督の『愛されすぎて』から。
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by berceau-du-cinema | 2012-11-20 08:47 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

フレッド・カヴァイエ監督の新作はコメディ?スリラー?

フレッド・カヴァイエ監督が『すべて彼女のために』のヴァンサン・ランドンと『この愛のために撃て』のジル・ルルーシュを迎えて、新作を撮影中です。

物語の詳しい内容は明らかにされていませんが、2人が演じるのは刑事のフランク(ランドン)とシモン(ルルーシュ)。シモンが交通事故を起こしてしまったことから、2人の運命が大きく変わってしまう、というストーリーです。カヴァイエ監督が2人を起用した新作ニュースは9月にも挙がっていましたが、その際のタイトルはラテン語で「過ちを告白する」という意味を持つ"Mea Culpa"で、コメディになる、と報道されていました。しかし最新のニュースではタイトルは"Safe"でスリラー、となっています…いっそのこと、アクション・コメディ?キャストにはレベノンの女優で初の監督作『キャラメル』(2007)が成功を収めたナディーン・ラバキーが入っています。製作費は1500万ユーロ、撮影は10月中旬にスタートし、4週間をプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域、8週間をイル・ド・フランス地方で行われます。フランスでの公開は2013年末の予定になっています。
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スリラーを得意とし、既にアメリカでも『すべて彼女のために』ポール・ハギス監督、ラッセル・クロウ主演によってリメイクされたフレッド・カヴァイエ監督ですが、『ダイ・ハード5』を監督するオファーを断ったそうです。また韓国のキム・キドク監督の助監督であったチョン・ジェホンが現在製作を準備している"Point Blank"の脚本を担当しています。
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by berceau-du-cinema | 2012-11-19 06:49 | CINEMA/PROJET | Comments(0)