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『クスクス粒の秘密』のアフシア・エルジが師匠の元で監督デビュー!

アブデラティフ・ケシシュ監督の『身をかわして』の主演女優サラ・フォレスティエが監督デビューするニュースをお伝えしましたが、今度は『クスクス粒の秘密』でセザール賞新人女優賞を獲得したアフシア・エルジが、ケシシュ監督自身のプロデュースの元、監督業にチャレンジする事が明らかになりました。

“Bonne Mere(直訳:良いお母さん)”というタイトルの今作は、アフシアの出身地であるマルセイユ北部の街に住む60代の母親が主人公。マグレブ諸国からフランスに仕事、子供たちとの生活に追われる毎日、そして一番上の子供は刑務所に収監されている、という設定の物語です。尊敬する自分の母親、そしてより良い人生のために祖国を離れてフランスに来た女性たちにオマージュを捧げる作品になります。

アフシア・エルジは元々文章を書くのが好きだったそうですが、ケシシュ監督の仕事ぶりを見て、監督業にも関心を持ったそうです。2010年には短編作品を監督。今回の長編もかなり前から物語を構想し、「少しパーソナルだし、賭けでもあるから」と3年の時間をかけて脚本を1人で執筆したそうです。。また主演女優も本当は自分の母親をキャスティングしたいそうですが、残念ながら、それは無理なようで、マルセイユでヘッドハンティングするとのこと。「力強くて、真実味がある顔を持った人」を探しているそうです。

マルセル・パニョルの作品は古き良き時代のイタリア映画のコメデフィのエスプリが大好きだというアフシア・エルジ。またこの作品、ケシシュ監督にとっても自作以外の初プロデュース作品になるそうです。応援したいですね!
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by berceau-du-cinema | 2013-11-18 08:41 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

レア・セドゥが近未来で理想の伴侶探し!

2014年2月に開催のベルリン映画祭でお披露目されるウェス・アンダーソン監督の新作"The Grand Budapest Hotel"以外は、ここ2年ほどはフランス映画への出演が続いたレア・セドゥ。「籠の中の乙女」(2009)のヨルゴス・ランティモス監督の長編第3作目にあたる新作"The Lobster"に出演することが明らかになりました。

SFとなる今作は、あまり輝かしいとは言えない未来の世界で、独身者は街の規則で45日以内に理想の伴侶を見つけなくてはならず、もし「失敗」すれば、好きな動物に変身させられて、森の送り込まれる…という物語。

共演者はジェイソン・クラーク(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、ベン・ウィショー(『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』)、オリヴィア・コールマン(『私が愛した大統領』)と、国際的なキャスト。監督の同郷であるアリアンヌ・ラベッドも出演しています。今作はランティモス監督にとって初の英語劇となり、撮影は来年の3月にスタートする予定です。

ヨルゴス・ランティモス監督の第2作目の"Alps"も、「アルプス」という名の秘密結社が大切な人を亡くしたばかりの遺族を慰めるために、あるサービスを提供する、という、とても奇妙な物語でした。
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by berceau-du-cinema | 2013-11-12 09:20 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

注目の女優セリーヌ・サレットに続々と新作のニュース

『君と歩く世界』『灼熱の肌』、そして『メゾン ある娼館の記憶』など、脇役ながらも強い印象を残したセリーヌ・サレット。東京国際映画祭で上映された『魂を治す男』ではアルコール中毒に悩む女性の役を演じていましたが、2本の新作のニュースが入ってきました。

今年の6月5日から30日間に渡ってフランスの大西洋側にあるランド地方などで撮影が行なわれた"Orient Extrême"はスリラー。仲が上手く行っていないアリーヌとジョルジュ。2人でボートで海に出た時に喧嘩となり、転んだアリーヌは負傷。しかしとっさに手にした錨がジョルジュの頭を直撃してしまいます。病院に担ぎ込まれたアリーヌはジョルジュを殺してしまったと勘違いしますが、その頃、ジョルジュは男の暴力に悩まされる日本人女性と知り合い、彼女と息子を家に匿うことにする…という物語です。

ジョルジュ役は『クリスマス・ストーリー』『愛、アムール』そして『黒いスーツを着た男』に出演しているローラン・カペリュートが演じています。監督は『ソフィー・マルソーの過去から来た男』の共同脚本家のジャック・デシャン。アニエス・ヴァルダ監督のアシスタントを務めた経験のあるデシャン監督は、長編デビュー作"Méfie-toi de l'eau qui dort "が最優秀新人監督作品賞を受賞。これが長編4作目になります。現在はポストプロダクション中ですが、怪我をするシーンを撮影中のセリーヌ・サレットの写真が出てきました。
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また彼女には人気舞台の映画化となる”La Lesbienne invisible”でレズビアン役に挑戦する、というニュースも。

”La Lesbienne invisible”は作家、歌手、喜劇女優とマルチな活動をしているオセアーヌ・ローズ・マリーの一人舞台で、自分が同性愛者であることを周りの人達に信じてもらえないレズビアンの女性を主人公に、現代社会が同性愛者をどのように見ているか、をユーモアたっぷりに描いて話題になった作品。今年の秋にはBD(漫画)になっています。
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映画化に際して、オセアーヌ・ローズ・マリー自身が共同脚本家、共同監督、そして主役を担当。
舞台の「続編」的な内容で、主人公とセリーヌ・サレットが演じる女性の愛の物語が綴られるそうです。現在、脚本をシプリアン・ヴィアルと共同執筆中で、オセアーヌ・ローズ・マリーと共にメガホンを握ることになる監督はまだ決定していません。
by berceau-du-cinema | 2013-11-05 08:30 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

思春期を迎えようとする女の子が主人公の人気BDが映画化!

世界19カ国で発売され、200万部近い売り上げを出している人気BD(漫画)"Lou ! Journal infime(ルー!つまらなに日記)"が実写版で映画化されることになりました。
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12才のルーは創造力豊かで夢見がちな女の子で母親のエマと2人暮らし。母親は自分よりも娘を優先させる日々を送ってきましたが、ちょっとメランコリックな状態。そしてルーは隣人のトリスタンのことが気になってしょうがありません。やがて母親に新しい恋が訪れ、ルーも初めてのキスを体験することに…という物語。

原作者のジュリアン・ニールが監督デビュー、脚本は『ありふれた愛のおはなし』『かの居たちの時間』のマルク・シリガスと共同執筆されています。撮影は10月28日からスタートし、来年1月まで続けられます。既に主役のルーを演じるローラ・ラスロンの写真が公開になっています。母親のエマ役はリュディヴィーヌ・サニエが演じる他、ナタリー・バイもキャストに入っています。フランス公開は1年後の2014年10月15日の予定になっています。
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原作の『ルー!』シリーズは現在までに6巻が出ていますが、今回の映画化は1巻の部分のみ。現在はアニメ版がTVで放送中ですが、映画がヒットすれば続編もありうる?
by berceau-du-cinema | 2013-11-01 08:26 | CINEMA/PROJET | Comments(0)