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2014年のロミー・シュナイダー賞とパトリック・ドベール賞は納得のこの2人

毎年、有望な新人俳優に与えられるロミー・シュナイダー賞とパトリック・ドベール賞。今年は『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルホプロス と近日公開の"Yves Saint Laurent"のピエール・ニエイに決定しました。2人の演技は本当に感動的なものなので、納得の受賞ですね。
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アメリカでも多くの賞を獲得した『アデル、ブルーは熱い色』のキャンペーンで、アデル・エグザルホプロスは現地でも様々な雑誌で取り上げられるほどの人気に。3月、パリでショーン・ペンとランチをしているところを目撃されていましたが、実はショーン・ペンの次回監督作品"The Last Face"で小さな役で出演することが明らかになりました。スーダンやリベリアの難民キャンプを舞台にした人間ドラマで、南アフリカ共和国で今年の夏に撮影されます。

アデル・エグザルホプロスはカンヌ映画祭の前にアメリカのインディー映画の秀作"I Used To Be Darker"にも出演。冒頭の数シーンのみだけでしたが、主人公の親友役を演じていました。(よく分らないけど、この映像を。見れなくなっていたら、ごめんなさい。)

また既にほぼ完成している"Qui vive"も待機している他、女優サラ・フォレスティエの監督デビュー作にも出演の予定です。(記事はこちら

そしてピエール・ニネイにも続々と新作のニュース!今年の夏に撮影がスタートする"L'Homme de paille"では初のスリラーに挑戦。日本では2010年に発表した『CAGED-監禁-』がDVD発売されているヤン・ゴズラン監督の長編第2作目になります。今作でピエール・ニネイが演じるのは売れない作家で、隣人が引越中に原稿を盗んで出版、それがベストセラーとなってしまう物語。共演には『消えたシモン・ヴェルネール』のアナ・ジラルドが決定していますが、他のキャストはまだこれからのようです。

そして『ラルゴ・ウィンチ』シリーズのジェローム・サル監督が2011年から構想を暖めていたジャック=イヴ・クストーの伝記映画"L'Odyssée"に、息子のフィリップ役で出演することが明らかになりました。南極、カナダ、南アフリカなど世界中で撮影が行なわれる大作になりますが、クストー役を誰が演じるかはまだ明らかにされています。ロマン・デュリスも何らかの役で出演をオファーされている模様ですが…。
by berceau-du-cinema | 2014-04-11 16:33 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

グザヴィエ・ボーヴォワ監督がコメディに挑戦!

2010年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得した『神々と男たち』のグザヴィエ・ボーヴォワ監督の4年ぶりの新作となる"La rançon de la gloire"が、まもなく完成する模様です。

『神々と…』では宗教と暴力という深淵なテーマを静謐に描いて感動を起こしたボーヴォワ監督ですが、今回選んだのは何とコメディ。1970年代、スイスのレマン湖に近い小さな街ヴヴェイが舞台で、刑務所から出たばかりのエディは友人オスマンの家にやっかいになることに。その交換条件として、病院で検査中のオスマンの妻に代わって7歳の娘サミラの面倒を見る事に。しかしお金のないエディは、クリスマスにこの街に住むチャーリー・チャップリンが亡くなったことを知り、遺体を盗んで身代金を要求することを思いつく、という物語です。
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出演は演技派としても人気の高まってきたブノワ・ポール・ヴォルド、これがボーヴォワ監督作品は3本めの出演となるロシュディ・ゼム。その他、ピーター・コヨーテ、キアラ・マストロヤンニ、そしてチャップリンの実の孫娘ドロレス・チャップリンの名前も!撮影はキャロリーヌ・シャンプティエ、音楽はミッシェル・ルグランが担当しています。撮影は昨年春に行なわれ、現在ポストプロダクション中です。
by berceau-du-cinema | 2014-04-10 15:23 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

タハール・ラヒムの新作2本はコメディ!

高い評価を得た『預言者』以来、国際的な作品も交えながら『パリ、ただよう花』や『ある過去の行方』など話題作に出演してきたタハール・ラヒム。ファティ・アキン監督の新作"The Cut"が待ち遠しいですが、その他にも2作のコメディ映画が待機しています。

まず『最強のふたり』が世界的に大ヒットしたエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督の新作"Samba”。物語の詳しい内容は明らかになっていませんが、不法滞在をする移民が主人公の社会派コメディで、前作に引き続きオマール・シーが主演。タハール・ラヒムと共にシャルロット・ゲンズブールもキャストに加わっています。撮影は昨秋から年明けの1月までにかけて行なわれ、10月22日の公開を目指しています。

この2月に撮影された"Le Père Noël"は、前作"Eyjafjallajökul"が大ヒットしたアレクサンドル・コッフル監督の長編第3作。「サンタクロース」というタイトルが示す通り、物語の舞台は12月24日のクリスマス・イヴ。6歳のアントワーヌはサンタクロースとそりに乗って空を駆け巡るのが夢。家のベランダにサンタクロースの衣装を来た泥棒が来たにもかかわらず、すっかりサンタクロースと間違えてしまい、一緒にお金持ちのアパルトマンに忍び込む、というストーリーです。クロティルド・エスムの姉にあたるアンヌ=リズ・エスムも出演。公開は今年の12月の予定になっています。

タハール・ラヒムのfacebookに掲載されたサンタクロース姿!
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by berceau-du-cinema | 2014-04-09 06:50 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

10つのテーマが交錯するロマン・グーピル監督の新作

2010年の東京国際映画祭WORLD CINEMA部門で前作『ハンズ・アップ!』が上映されたロマン・グーピル監督が、長編9作めにあたる"Les jours venus"を製作中です。

物語は…少し説明しにくいので、製作会社のサイトにあった文章を「役所から年齢と職業を質問する手紙が届いた日、脚本のアイデアが映画にできないと分った日、息子に過去の事を聞かれ、彼自身の人生に旅だって行く日、彼女と出会った昔の事を思い出す日、両親が年を取り、余命幾ばくもないと知った日…お金、アイデア、世界、息子、停年、彼女、パリ、郊外の街、父親、死の10のテーマが交錯する。」ロマン・グーピル監督は五月革命のあった68年世代を代表する監督なので、今作も政治的かつ社会的な意味合いの強い作品になりそうです。

出演者にはマリナ・ハンズ、ノエミ・ルボフスキー、そして監督自身も出演。『ハンズ・アップ!』に引き続いてヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ジャッキー・ベロイエも名を連ねています。
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パリ近郊とブルターニュ地方で行なわれた撮影は1月9日にスタートし、2月21日に終了。現在はポスト・プロダクション中です。撮影はイリナ・ルプチャンスキーが担当。(この写真の右側にいる方がフィリップ・ガレル監督のパートナーで、監督デビューをしているキャロリーヌ・デルアスに見えるのですが…ガレル監督はグーピル監督と仲がいいはずなので、女優もしくはスタッフとして参加?)
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by berceau-du-cinema | 2014-04-08 06:29 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

『サラの鍵』の原作者の小説が新たに映画化へ

東京国際映画祭で上映され、その後、劇場公開もされた『サラの鍵』。その原作者タチアナ・ド・ロネが2009年に発表しベストセラーとなった小説"Boomerang"が映画化、現在、撮影が行なわれています。
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主人公は40歳を迎えたばかりのアントワーヌ。妻と別れ、娘たちにも理解されず、辛い時期を送っている彼は、妹のメラニーと共に子供時代を過ごした大西洋のノワールムティエ島に向い、30年前に亡くなった母親の秘密を解き明かそうとする物語です。アントワーヌ役を演じるのはフランスで人気の高いロラン・ラフィット(『ムード・インディゴ うたかたの日々』)、妹役はメラニー・ロラン、彼が新たに出会う女性はオドレイ・ダナ(『君を想って海をゆく』)が演じます。監督はこれが3本めの長編となるフランソワ・ファヴラ(『彼女の人生の役割』)製作費は360万ユーロ、3月6日にスタートした撮影は4月末まで続けられます。

こちら、海外セールス用のビジュアルです。
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タチアナ・ド・ロネはこの他にも、"Le voisin"(2000年)、 "Spirales"(2004年)、 "Moka" (2006年)の3本の小説の映画化の企画があがっています。


by berceau-du-cinema | 2014-04-07 18:46 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

フィリップ・ガレル監督の新作に選ばれたのは…

自身や家族の物語を描き続けるフィリップ・ガレル監督。今までにもローラン・テルジェフ、ジャン=ピエール・レオー、ブノワ・レジャンといった俳優を起用し、また本人自身が出演した作品もありましたが、2005年に発表した『白と黒の恋人たち』以降、息子のルイ・ガレルが5作に渡って主役を演じてきました。
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そのフィリップ・ガレル監督が25本めの作品にあたる新作"L’Ombre des Femmes"(直訳:女性たちの影)を準備中ですが、スタニスラス・メラールが主役に抜擢されました。1997年にアンヌ・フォンテーヌ監督の『ドライ・クリーニング』でデビューし美形俳優として注目を浴びたスタニスラス・メラールも43歳。日本での公開作は少ないものの、映画とTVドラマ、そして舞台で活躍を続けています。
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また相手役の2人ですが、スタニスラス・メラールと同年代の女優クロティルド・クローは1990年の作品『ピストルと少年』でデビュー。イタリア王国の旧王家サヴォイア家の末裔であるエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイアと2003年に結婚し、現在は公妃の立場にありますが、2人の娘をもうけながらも芸能活動は続けており、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』にも出演していました。
そして2人よりも年下となる女性を演じるレナ・ポガムは、ガレル監督が教鞭を取るフランス国立高等演劇学校の出身で舞台を中心に活躍。また演劇学の博士課程を取りながら、自ら舞台の演出もしています。
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パリを舞台にした三角関係の物語で、脚本はジャン=クロード・カリエール、キャロリーヌ・デルアス、アリエット・ラングマンと共同執筆されています。撮影は6月にスタートです。


by berceau-du-cinema | 2014-04-03 07:48 | CINEMA/PROJET | Comments(0)