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MES FILMS PRÉFÉRES 2015

2015年に見た、映画を見る至福を感じた作品です。

1年の3分の1を日本で過ごしたり、フランスにいる間も忙しくて時間が撮れなかったり、映画祭で見た作品のメモが手元にない(笑)など、本数的にはあまり見れなかったのですが、それでも素晴らしい作品を味わうことができました。
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"PASOLINI" アベル・フェラーラ監督
『岸辺の歌』 黒沢清監督
『光りの墓』アピチャートポン・ウィーラセータクン監督
『黒衣の刺客』侯孝賢監督
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー監督
『アラビアン・ナイト』ミゲル・ゴメス監督
『私の血に流れる血』マルコ・ベロッキオ監督
"THE GRIEF OF OTHERS" パトリック・ウォン監督
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『ミッション・インポッシブル』シリーズと『007』シリーズの新作も公開されるハッピーな年でした(個人的にはシリーズの中ではベストではなかったのですが…)

旧作:

"LE COUSIN JULES" Dominique Benicheti監督
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"IL PIANETA AZZURRO" Franco Piavoli監督
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"VOCI NEL TEMPO" Franco Piavoli監督
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"OUT 1 NOLI ME TANGERE" ジャック・リヴェット監督
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特集:
フィリップ・フォーコン監督@シネマテーク・フランセーズ
ラヴ・ディアズ監督@ジュ・ド・ポーム

そしてもちろん、この作品も。

"L'OMBRE DES FEMMES" フィリップ・ガレル監督
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来年も心が揺さぶられるような作品に出会えますように。
by berceau-du-cinema | 2015-12-31 23:29 | CINEMA/ETC. | Comments(0)

『7月14日の娘』のキャスト&スタッフが南米のジャングルへ

2014年の「第17回カイエ・デュ・シネマ週間」で上映された『7月14日の娘』のアントナン・ペレジャトコ監督が今夏、南米で新作"La Loi de la jungle(ジャングルの掟)"の撮影を敢行しました。

前作同様、ヴァンサン・マケーニュとヴィマラ・ポンスが共演する今作は、何と政治コメディ映画。規範省(?)でインターンをするマルクはアマゾニア初のスキー場の建設の任務で仏領ギアナに送られます。そこでフランス林業公社でインターンをする美しい娘ターザンに出会いますが、二人はジャングルの中で迷子になってしまう、という物語です。
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共演者にはマチュー・アマルリックやジャン・リュック・ビドーの名前も入っています。撮影はパリ近郊とイギリスでも行なわれた模様です。脚本には『カミーユ、恋はふたたび』のモード・アメリーヌも参加しています。

ペレジャトコ監督はフランスの国立映画学校ルイ・リュミエールを1999年に卒業。2005年に発表した短編"French Kiss"は同年のジャン・ヴィゴ賞にもノミネートされました。その他、ジャック・オディアール監督の『預言者』と『君の歩く世界』のメイキング・オフを監督した後に『7月14日…』で長編デビューを飾っています。

ヴァンサン・マケーニュは既に『女っけなし』や『2つの秋、3つの冬』などが日本でも公開されていますが、ヴィマラ・ポンスも今、大注目の若手女優の一人。脇役ですがジャック・リヴェット監督の『小さな山のまわりで(ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー)』やアラン・レネ監督の『あなたはまだ何も見ていない』に出演した後、クリストフ・オノレ、ブリュノ・ポダリデス、フィリップ・ガレルらの作品にも登場。スーパーヒーロー並のある能力を持った男性に恋するトマ・サルヴァドーリ監督の"Vincent n'a pas d'ecailles(ヴァンサンには鱗がない)"や、同情心から売春をしてしまうハンナ・ベルカセム監督の"Je suis à vous tout de suite(すぐにあなたのものに)"でも好評でした。
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by berceau-du-cinema | 2015-12-16 23:12 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

クレール・ドニ監督が宇宙へ

『パリ、18区、夜』『美しき仕事』『ガーゴイル』『ホワイト・マテリアル』など、女性監督として独特の視点で描いた作品をクレール・ドニ監督が、SFに挑戦することが明らかになりました。

”High Life”というタイトルがついている今作は、太陽系外の銀河を航海する宇宙船の搭乗員たちが現在の地球の風景と変らない惑星に辿り着く物語で、原案はドニ監督と長年のコラボレーションで知られるジャン=ポル・フォルゴー。これをジャマイカ系イギリス人の女性作家ゼイディー・スミスと彼女のパートナーで詩人のニック・レアードはが脚本化しています。

クレール・ドニ監督にとって初の英語劇となり、キャストもロバート・パティンソン(『トワイライト』シリーズ、『コズモポリス』)、ミア・ゴス(『ニンフォマニアック』)、そしてパトリシア・アークエットの名前は入っています。

音楽はこれがドニ監督とは7本目の楽曲提供となるティンダースティックスが担当。そしてフランスの宇宙物理学者オーレリアン・バローが協力することが明らかになっています。またドニ監督はルイ・ヴィトン財団美術館で開催された展覧会“Contact” で短編作品を監督した、デンマーク出身の現代美術家オラファー・エリアソンも参加する事が話題になっています。
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今作はフランス、イギリス、ドイツの共同製作。撮影は2016年初頭にドイツのケルンでスタート、完成は2017年になる模様です。


by berceau-du-cinema | 2015-12-15 21:01 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

マチュー・アマルリックとジャンヌ・バリバールがブノワ・ジャコ監督の新作に

ブノワ・ジャコ監督がマチュー・アマルリックとジャンヌ・バリバールを迎えた新作"Son corps"の撮影が今秋スタート、12月18日のクランクアップに向け、ポルトガルで終盤に入っています。
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デヴィッド・クローネンバーグ監督の『コズモポリス』の原作者であるアメリカの作家ドン・デリーロが2001年に発表した小説「ボディ・アーティスト」を自由翻案した今作の主人公は映画監督のレイ。ある美術館で開催された作品の回顧特集でパフォーマンスをした若い娘ローラに恋をし、結婚をします。海辺にある大きな家で生活を始める二人ですが、やがてレイがバイク事故で亡くなり、ローラは一人残されることに。しかしそこに謎の人物が現れ、夫との会話を再現し始める…という物語です。

映画監督役はマチュー・アマルリック、ローラ役は脚本も監督と共同執筆しているジュリア・ロイが演じています。彼女はやはりアマルリックが主演したソフィー・フィリエール監督の"Arrête ou je continue"にも出演。ジャンヌ・バリバールが今作でどのような役を演じるかが楽しみです。

この企画は当初、イタリアの映画監督ルカ・グァダニーノ(『ミラノ、愛に生きる』)がドゥニ・ラヴァン、イザベル・ユペール、シガニー・ウィバーをキャストに選んで進められていました。企画を受け継いだジャコ監督は以前にアメリカ人俳優を考えているとあるインタビューで語っていました。

製作はパオロ・ブランコ、撮影はジャン=リュック・ゴダール監督の『愛の世紀』や『アワーミュージック』、パスカル・フェラン監督の『レディ・チャタレー』『バード・ピープル』、そしてブノワ・ジャコ監督の2014年の作品"3 COEURS"を担当したジュリアン・イルシュです。

以前にカップルであったマチュー・アマルリックとジャンヌ・バリバールは2人の子供をもうけましたが、2003年に別離。以来、久々の共演作になりますが、今年の9月にパリのシネマテーク・フランセーズで行なわれていたマチュー・アマルリックの回顧特集で上映された"Stade de Wimbledon"の討論会に揃って登壇していました。
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by berceau-du-cinema | 2015-12-12 23:02 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

ミア・ハンセン・ラブの新作は50代の女性が主人公に

『EDEN/エデン』のミア・ハンセン・ラブ監督の長編第5作目にあたる新作"L'Avenir"が、現在、ポストプロダクションに入っています。

イザベル・ユペールを迎えた今作は、夫に浮気され、二人の子供たちは成人して家を出て、仕事はリストラされ、母親の死を迎えるなど、不幸の連続に見舞われた50代後半の哲学の女性教師ナタリーが主人公。一人で夏を過ごしながら、この年齢で新たな人生を始める困難さと孤独に立ち向かいながら、幸福とは何かと問いかけ、自由と生きる意味を探す物語です。
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イザベル・ユペールの相手役は『EDEN/エデン』にも出演していたロマン・コリンカ。2003年に亡くなった女優のマリー・トランティニャンの息子さんです。また『あの夏の子供たち』『グッバイ・ファーストラブ』に出演していたアンドレ・マルコン、そしてエディット・スコブがキャストに入っています。

脚本は『EDEN/エデン』の製作の進行が停滞していた2012年の夏から執筆をスタートしたそうですが、前作とは全く違う、シンプルな作品になると監督は語っています。撮影はパリとフランス南東部のドローム県で今年の夏に行なわれました。フランスの公開では2016年3月2日にプログラムされています。カンヌではなくベルリンでお披露目予定?

今までのミア・ハンセン・ラブ監督の作品は若者が主人公でしたが、今作で新しい境地を見せてくれるかが楽しみです。
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by berceau-du-cinema | 2015-12-09 22:07 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

オリヴィエ・アサヤス監督とクリステン・スチュワートが再タッグ!

オリヴィエ・アサヤス監督が新作"Personal Shopper"の撮影を10月末からスタート。『アクトレス〜女たちの舞台〜』に引き続き、クリステン・スチュワートとあらたにタッグを組んでいます。

今作でクリステンが演じるのはアメリカからパリにやって来た娘モーリーン。セレブのカイラのための買い物係となった彼女は、亡くなったばかりの双子の兄ルイスのように霊と交信できる才能があることに気づき、不可解なメッセージを受取り始める…という物語。

キャストは『アクトレス…』に出演していたラース・アイディンガーと『カルロス』のノラ・フォン・ヴァルトシュテッテンがドイツ、『オスロ、8月31日』のAnders Danielsen Lieがノルウェー、『EDEN/エデン』に出演していたSigrid Bouazizがフランスから参加しています。フランス、ドイツ、ベルギー、チェコの共同製作となり、撮影はパリを始め、プラハやロンドン、そしてオマーンでも行なわれました。

アサヤス監督はクリステン・スチュワートの元カレであったロバート・パティンソン主演で実話をベースにしたギャング映画"Idol's Eye"の企画を進めていましたが、残念ながら頓挫。『アクトレス…』でセザール賞助演女優賞に導き、同作で今年のアメリカの賞レースも賑わかせているクリステンを再起用しました。
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撮影中の写真がメディアに出回り始めました。すっかりインディー映画の女優の風格が出て来ており、監督との息もぴったりのよう。最後の写真、背の高い男性は『カルロス』『アクトレス…』などにも参加している撮影監督のヨリック・ル・ソーです。
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by berceau-du-cinema | 2015-12-08 17:02 | CINEMA/PROJET | Comments(0)

リリー・ローズ・デップがナタリー・ポートマンと姉妹役に

続いてリリー・ローズ・デップのニュースを。女性監督レベッカ・ズロトフスキーの長編3本目にあたる"Planetarium"に出演しています。

舞台は1930年代後半のパリ、交霊術者の姉妹ローラとケイトが主人公。ヨーロッパ巡業の最後にパリに辿り着いた彼女たちは、大きなスタジオを買収した映画プロデューサーのアンドレと出会います。彼は姉妹たちのことを最初は懐疑的に思っていたものの、その交霊術を目の辺りにして驚き、年間契約を結び、本物の幽霊の映画を作ろうと考えます。しかし彼には他にも秘密の野心を抱いていた…という物語です。

リリー・ローズが演じるのは妹役のケイト。姉のローラはナタリー・ポートマンが演じます。その他にはエマニュエル・サランジェ、ピエール・サルヴァドーリ、そしてルイ・ガレルが共演しています。

フランスとベルギーの合作となる今作にはダルデンヌ兄弟の製作会社Les Films du Fleuveも参加。撮影はこの秋にパリとその近郊を中心に45日をかけて行なわれました。撮影中のリリー・ローズとナタリー・ポートマンをキャッチした写真がメディアでも紹介されています。
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by berceau-du-cinema | 2015-12-01 20:55 | CINEMA/PROJET | Comments(0)